新・AV時代

著者 : 本橋信宏
  • 文藝春秋 (2010年6月24日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163726205

新・AV時代の感想・レビュー・書評

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  • リラックスして、語りたい相手は、いつも理知的な人物とは限らない。話題も哲学や人生訓ばかりでは飽きてしまう。たまには、少し品の無い話を、学生時代に仲良くなったサブカル色の強い相手に、酒を飲みながら…。そんな希望を叶えてくれる一冊。経済や時事、科学だけが読書じゃない。読書とは著者と会話をするような行為。それなら、たまには肩の力を抜き、酒を片手に読書をする日があってもいいかなと。

    まさに普段、いや最近会わなくなった種類の人物。そんな人によるトーク。改めて気付く事も多い。

    北朝鮮に逃亡している赤軍派よど号メンバーの若林は、同志社大学の頃、裸のラリーズのメンバーだった!幻の音源とか言っているが、きょうび、インターネットで手に入る時代だろう。

    高橋がなりが金萬福の店の店長だったとは!

    などなど。面白いので、この作家の別の本を買ってみようと思う。

  • ゴールデンウイークに読んだ本でいちばん面白かった。アダルトビデオ黎明期からの話だが、高校の頃、北大神田書店は地元にもあったし、中学の頃、ビニ本の自販機というのもあったよなあ。ビニ本は当時、中学生の僕には入手困難だったので、『映画の友』が最上のオカズで『週刊プレイボーイ』でも十分なご馳走だった。奥手の同級生たちに使い古したオカズ本を1泊いくらかでレンタルして小遣い稼ぎをしたこともあった。しがないサラリーマンに成り下がった今の僕だが中学生でプチ企業していたのを今さら思い出した。

  • 新・AV時代 本橋信宏著(文藝春秋)を一気読み。多くの人が激賞するのも納得の面白さ。型破りな監督たちの人間像を中心軸に、業界が最も熱気を帯びていたであろう時代の空気を見事に活写している。自分の立ち位置を明示し、近すぎない距離感で書いているので、読む側も安心できる。

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