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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784163729206
みんなの感想まとめ
自衛隊の予備自衛官になるまでの体験を軽妙に描いたエッセイは、予備自衛官補という新たな挑戦を通じての驚きと成長を描いています。著者は、酔った勢いで応募したというユニークな動機から始まり、過酷な訓練や予想...
感想・レビュー・書評
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陸上自衛隊の予備自衛官になるまでの訓練の様子を綴ったエッセイでした。
女性が予備自衛官になりたい!と思う動機ってどんなだろう?と思ったら、なんと酔った勢いかいな!(笑)
非常にざっくばらんな感じで書かれていて読みやすかったです。
そんなに深くない率直な感想って感じかな。
私の夫は現役の航空自衛隊の自衛官です。
夫と出あったのは夫がまだ某A大学に通っていた頃ですが、それでも自衛隊のことってぜーーんぜん知らないに等しいので「へ~~、訓練ってそういうことするんだ~~」って目からウロコでした。
ワクワクしながら訓練に参加して、その過酷さにヒィィ!となりそうになるけれど、こなしていくうちにだんだん楽しくなってきちゃった…という展開が良かったです。
でも一番心に残ったのは筆者の言葉ではなく訓練開始式で大隊長が言った言葉でした。
「人の命は地球より重いと言われるが、我々自衛官には命より重いものがある。それは国民を守るという使命感だ」
あらためて夫の仕事を応援したくなりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
京都在住のごくフツーの女性が酔った勢いで応募した「予備自衛官補」の試験に合格!全身アザだらけの戦闘訓練、土砂降りドロドロの匍匐前進、激痛の催涙ガス体験、筋肉バリバリの自衛隊体操、灼熱不眠の隊舎生活、1回もできないアゴ付け腕立て伏せ…驚きと笑いの体当たり体験記(「BOOK」データベースより)
お、お、お、おもろー!!
「ヨビジホ」ってなんじゃらほい?と、何の知識もなかった著者が、酔いと勢いでチャレンジすることになった予備自衛官補体験記。
はじめて~の銃~
君と銃~
I will give you all my gun~
とかいう章のサブタイトルも笑えるっす。
日清さんのカップヌードルが食べたくなったり、朝霞駐屯地オリジナルの迷彩キューピーが欲しくなったり、CH―47型ヘリのヤッターガエルぶりを直に確認したくなったり。
結構影響出ますww。
語り口調もさばさばしててノリもよい。
ちょっと有川浩さんを思い起こさせますね~。
あははと笑わせてくれる部分と、へ~なるほどと思わせてくれる部分とのバランスもよかった。
もちょっと若くて体力に自信があったら、私も参加してみたかったな~(ハワイで射撃の腕が良いとほめられたことあるのさ)。
しかし年食ってへなちょこ30代になってしまったので、近くにある航空基地にヘリをのぞきに行くくらいにとどめておくとしましょう。 -
自衛隊には興味も何の感情も抱いていなかった著者が、酔った勢いで
「予備自衛官になる!」と決めて志願した記録。
予備自衛官なるものの実態が、著者の今風(?)の言葉でわかりやすく語られています。
私たちには初めて知ることばかりですが、知ることができて良かったと思えました。
国旗掲揚の作法は「気をつけ→黙礼」なんですって。
改めて言われると、そうだったっけ?って思うけど、小さい頃から運動会や式典の時にやっていましたね。
多くのスポーツの国際試合での選手の対応は、「欧米か!」しているんだそうです。
著者が一番美しい作法を見たのが、第一回WBCの王監督だったそうです。 -
最初から最後まで面白かったです。自衛隊の大変さが(ちょっとそれは…ってところもありますが・笑)伝わってきました。最後の方はちょっと現代日本人としてのマナーというか、もう少し敬意はらっても良いのかしら?と考えさせられました。
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酔った勢いで、予備自衛官補に応募してしまった女子の体験談をまとめた本です。
文章はかなり砕けていますが、自衛隊や国防、そして規律正しい生き方について考えさせられる本でした。 -
予備自衛官になった体験をまとめた本。自衛隊のことを中から書いた本というのは初めて読んだので、とても参考になった。
表紙はチャラいが、中味はきちんとした本なので、「この表紙はちょっと・・・」と思った方、考え直して買ってみてください。あと、文章も軽いんだけど、書いてあることは大事なことだ。国旗のこととか・・・。
あと、非常に胸が痛んだのが、自衛隊では各種用語に「軍」という言葉が入らないようにしている、ということ。「行軍」と言えないので「行進」と言い換えている、とか。国を守ってくれる自衛隊に対して、なんでそんな変な縛りをかけているんだ、日本は! -
ユニークな話、作者は中々な人。
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大変勉強になりました
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さらっと読めるエッセイ。「予備自衛官補」という制度について、筆者が実際に入隊して体験したことを綴っている。
「自衛隊という組織が気になるけど、何から手をつければ良いか分からない」という人に丁度良さそう。 -
友人が会社を辞めたのをきっかけに、募集されている職業を探して自衛隊に行き着く。そういう動機ではあったが、予備自衛官補の訓練を受け、自衛隊の実態を知り、予備自衛官として任官されるに至るところ、全て税金で賄われていることの強い自覚があるところは、偉大だと思う。
著者が志望したのは陸上で、普通科の訓練を受けたのだと思うが、海空で予備自衛官補を志望するとどのような訓練を受けることになるのか、興味がある。 -
自衛隊について体験談を元にわかりやすく書かれていますが、好き嫌いがわかれる一冊だと思いました。作者さんのノリが好きな方は楽しく読めると思いますが、私は少し苦手でした。
予備自衛官なんてものがあるんだなと初めて知りました。 -
表紙が『もしドラ』並みのかわいいイラスト。
自衛隊も、萌えキャラができたと聞くし、こういう路線になっているのかしら・・・
ギャップ萌え路線?と驚きましたが、普通ならまず読まないだろう自衛隊の本も、この表紙なら対象設定読者のハードルが下がっている気がしたので、読んでみました。
厳密には、自衛隊というよりも予備自衛官補の話でした。
普段は自宅待機で、有事の際に自衛官として従事する人がいるというのは、知っていましたが、その資格があるのは結婚・出産などで退職した自衛官なのかと思っていました。
一般公募しているんですね。
この著者は、失職をきっかけに、この世界に飛び込みます。
もともとライターさんなので、文章もわかりやすいもの。
身体を張った体験レポートになっています。
テンションの高い文章が有川浩風。
そういえば、『図書館戦争』にどこか似ているシチュエーションです。
通常自宅待機とはいっても、自衛官であるために、きちんと訓練を受けます。
そのハードな日々が語られます。
自衛隊の訓練は過酷なんですね。考えてみれば、もともと屈強な大男がなると決まっているわけではなく、著者も女性なので、それだけ負担がかかります。
迷彩服に武器装備のヘルメット姿で腕立てをしたりするそう。
射撃の寝撃ちで起き上がるときに腹筋が必要のため、訓練を重ねていくとどんどん身体に筋肉がついていくそうです。
著者が初めて銃を握った時の描写が、とてもリアリティがありました。
油がベトベトなんだそうです。
これは、いくら本や映画で馴染んでいても、実際に触ってみないとわからないものですね。
そして、観賞用ではなく実用武器だからこそ、油が塗られているというわけです。
戦うための訓練なのだ、と読んでいる側も重く受け止めます。
その描写に著者は「はじめて~の銃~」なんてタイトルをつけています。
ライトに書かれているため、実際には辛さを極める訓練の様子も、読み進めていけるのです。
ちなみに著者、金属アレルギーで、銃を触るのは大変だったとのこと。
そういえば銃って金属なんですね。ここは思い至りませんね。
金属アレルギーでも銃は必携だったようですが、希薄催涙ガスを吸う訓練の時には、喘息とレーシック経験者は参加できないのだそうです。
レーシックの目にはとてつもなく危険なのでしょうか。
自衛隊にいる間は、とにかくすべてが団体行動下にあり、個人が勝手なことをすることは許されていないのだそうです。
まさに軍隊ですね。
その訓練に慣れたあとで、社会に戻り、電車の中でお化粧をしている女性を見ると、非常に気になるとのこと。
ある意味、逸脱行為にもとれるのでしょう。
訓練前と後での著者の視点の違いが書き分けられている点が興味深いところです。
挙手の敬礼は陸海軍で異なるそうです。
みんな共通するものかと思ったら、海自はほかよりコンパクトなんだそう。
なぜかというと、艦内が狭いから。納得です。
自衛官は「武士は食わねど高楊枝」でいなくてはいけないことや、あさま山荘事件での機動隊員のカップヌードルのエピソード、特殊作戦軍の存在など、ほかにも面白い話がいろいろとありました。
以前ならば、戦争と結びつけてとらえていた自衛隊ですが、有事の時に出動するのも彼らの大きな仕事。
東日本大震災の時にも、予備自衛官は招集されたことでしょう。
冷たい海に腰までつかって、海をすくって被災者をを探していた映像が忘れられません。
自分とは違う、体力に自信のある人が選ぶ道かと思っていましたが、そういうわけではなく、著者のように普通の体格の人も大勢志願していると知って、もっと身近なものなんだと気がつきましたし、自衛官として、さまざまなハードな特訓を重ねていることを知って、頭が上がらないと思いました。
明るい筆致で予備自衛官補の訓練全般について紹介されているので、最後までテンポよく読めました。 -
分かりやすく面白くて読みやすい。
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自衛隊といっても、予備自衛官と呼ばれる、普段は民間の会社員だったり学生だったりする人が、訓練をうけ、それを50日するとそれになれる、その体験記みたいなもの。その後は年に5日の訓練があるそうだ。それでも大変そうだ。女子は脂肪率が高いから、アザになりやすいんだって。あと、初日は、「怪我するな!」といわれ、最終日は「こうしてみんなが訓練に参加できるのも、会社や学校の協力があってこそだ。感謝を忘れてはいけない」と言われたそうだ。そうだな、感謝、忘れちゃいけないよな。私は今職場で人間関係がうまくいっておらず、つらいけど、それでも支えられている面だってあるんだから、感謝しないといけないな、と思った。最後、「人の命は地球より重いと思うか?」という問いが訓話であり、「しかし、自衛隊では、自分の命より大事なものがある。国民を守るということだ」という話で、確かにぐっとくる。
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P.237
「武力放棄を謳っている政党本部にも警備員はいる」 -
我々の生活を守ってくれる職業は多くあるが、
警察、消防士、医者、弁護士などなど
それらはいつも悪者だったり、スターだったりする。
どこかステレオタイプな描かれ方が多いが、
どんな職業なのかの一面を知ることはできる。
ただ、自衛隊に関してはあまり描かれることがなく、
たまに何かのタイミングで見かけることしかない。
そんな一般人が自衛隊の活動の一部を目の当たりにすることになった。
本書の中でも描かれているが、東日本大震災での活動についてである。
予備自衛官についても同様にこの時に知った。
著者の軽い気持ちで予備自衛官に応募して、
厳しい訓練を裏技を使ったりして乗り越え、
なんか凛々しくなってしまって眩しい存在になっていく。
そんなつもりで書いてはいないと思うけど、
伝わってくるものがあります。
厳しい訓練や敬礼の話から見えてくるのは、
自衛官の生身の人間としての姿である。
国や人を守るという強い誇りを感じる本でした。
自衛隊の見方がちょっと変わりました。 -
体育会系でも思想家でも軍ヲタでもなんでもない普通の女子が、練度が違うだけで普通の自衛隊員と何ら代わりがない予備自衛官に、「酒に酔った勢い」で応募したら——
腕立て伏せも1回もできなかった筆者が、訓練を重ねるに連れてみるみるうちに逞しくなっていきます。
お国を守るってことの責任感を身を以て体感していく様子がなんとも逞しい。
自分も感化されて予備自衛官募集要項を見れば、技能職なら55歳でも応募可能とのこと。
そりゃ、すげー、自分、獣医師ですけど、視覚的には——
——ダメみたいでした。医師とか薬剤師とかはあるみたいですけど。
自衛隊さん、昔(旧陸軍)みたいに動物飼いましょうよ〜。
馬とか〜。
探知犬とか〜〜。
伝書鳩とか〜〜。 -
「予備自衛官」という存在をこの本で初めて知った。普段はフツーの生活をしている人が、いざというときは自衛官として社会貢献するそうな。自衛隊の訓練の凄まじさを感じ取れる一冊。
こーいうことができる人、尊敬するわぁ。
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