あの戦争と日本人

著者 :
  • 文藝春秋
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レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163735108

作品紹介・あらすじ

『昭和史』『幕末史』に続き半藤一利が語りおろした「戦争史」決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 学校の授業では中学、高校とも江戸時代で時間切れ。この本に書いてあるように単なる時間切れというより「いいかげん」なのかも。今の学校はよく知りませんが縄文時代からやったってしょうがないんですよねー、ほんと。もっと真剣に幕末以降の歴史を勉強するべきです。あと夏目漱石の作品引用がありました。時代背景がわかってないと何のこと?ってなります。もう1回読んでみようかな。もう一つ面白かったのは日本人は「四文字七音」に乗せられやすいのではってとこ。「尊王攘夷」「公武合体」「大政奉還」「王政復古」最近では「郵政改革」「政権交代」などなど。そう言われてみればですね!

  • 歴史

  • 日本人として、過去の惨禍を学び、これからに生かすためにも読むべき一冊。

    また日本人は同じ過ちを繰り返すのか。

    戦争で解決するものなんてない。戦争するなら国のトップが勝手に武器を持ってやってくれ。

    秘密裏に動いているんだろうから、国民に迷惑をかけないでくれ。

  • 日本人必読の書。戦前の軍人や政治家が如何に愚かだったことが良く理解できる。戦場や空襲で死んだ人々が浮かばれない。戦争指導者が戦後生き残り、のうのうと政治家として地位を築き、あの戦争を正しい戦争だったなどとほざく、政治家や日本人を許せない。

  • あの戦争とは、太平洋戦争のこと。太平洋戦争は、軍部の力が強かったけれど、それよりも、その時代の日本の空気感の方が強烈。

    お国のために死ぬ。

    というのが美学になっていたとも言うし、今考えてみると、一種の洗脳状態にも近いかもしれない。

    政府を批判しようとする新聞は、経営的な打撃を受けて存続できなくなったというし、だから政府肯定派の新聞しか存続できず、そのような中で手に入れる情報によってしか判断できず、日本の空気感ができた。
    情報が偏ると客観的な判断ができなくなってくるというのは、歴史から学ぶことの一つであると思う。


    最後に
    石原莞爾の言葉が載っていたが、

    平和の国の先頭を行く

    というような言葉。

    石原莞爾が言うと、深い。

  • 口語体で読みやすく、解説も分かりやすい。
    歴史で言われてることが事実とは違っていた話は
    へ~ってとても興味深い。

  • 1945年8月15日をいかにして日本人は迎えたのか、というルポルタージュ。

    しかしそれはともかくとして、わたしは、この「語りかけ口調」の文章にどうしてもなじめない。
    頭からするすると情報が抜け落ちていくのだ。
    小難しい、日本語になってない日本語に付き合う専門書を読みかじったせいなのか?
    難しいとどうしてこういう文章なのか何度も読み直すんですよね、わたしの場合。
    それがこうやすやすと語りかけられると、自分で立ち止まって考えることがないから、右から左に抜け落ちていく。
    学校の授業でもこんなことあったなー。わかりやすいと人気の先生よりはわかりにくくても難しいことを難しいままはなしてくれるほうが、なんじゃそりゃと怒り心頭自分で考えてしまう・・・。

    著者のほかの本もいくつか読んだんですがそういう理由で、なんじゃそりゃ状態です。エッセイとかなら許せるのかも。

  • 文体が語り口調で読みやすい。

    戦争に至った経緯、「歴史とは」…、考えさせられるところが多く、アンダーラインも多く引いた。

  • そういえば、近代史って、学校の授業では軽視されていました。だから何が起きたかの事実は知っているのに、なぜ起きたかがまるでわかりませんでした。これを読んで、時代背景含め、よくわかりました。それにしてもこんな史料どこで探したの?という史料が非常に多く驚きました。

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著者プロフィール

半藤 一利(はんどう かずとし)
1930年、東京府東京市向島区(現在の東京都墨田区)生まれ。東京大学文学部国文科卒業後、文藝春秋新社に入社。編集者として活動しながら匿名記事も記す。1965年に大宅壮一の名義を借りて『日本のいちばん長い日』を執筆、発行。『漫画読本』『増刊文藝春秋』『週刊文春』『文藝春秋』編集長を歴任。1995年に文藝春秋を退社してから作家・評論活動専任となる。
1993年『漱石先生ぞな、もし』で新田次郎文学賞、1998年『ノモンハンの夏』で山本七平賞、2006年『昭和史』で毎日出版文化賞特別賞をそれぞれ受賞。2009年の語りおろし『昭和史 1926-1945』『昭和史 戦後篇 1945-1989』はベストセラーとなった。
妻の半藤末利子は、松岡譲と、夏目漱石の長女・筆子の四女で、夏目漱石が義祖父にあたる。

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