サンドウィッチは銀座で

  • 文藝春秋 (2011年1月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784163735306

みんなの感想まとめ

食文化を深く掘り下げたこのエッセイは、サンドウィッチをテーマにしながらも、全国各地の美味しい料理を紹介しています。著者は銀座の高級店から、大衆レストラン、さらには大阪や滋賀の特別な一皿まで、多様な食体...

感想・レビュー・書評

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  • 表紙はロックフィッシュという銀座にあるバーで、バーテンダーが作るサンドウィッチ。
    文章は食文化の研究者でもある平松洋子という人のグルメ・エッセイ。
    ここで紹介されるお店も食べ物も多種多様だ。このタイトルの章こそ銀座とサンドウィッチに絞って書かれているが、都内を中心にビールの専門店や天ぷら、鰻屋を回ったかと思えば、オムライスのために大阪に行き、熊肉を食べるために滋賀の山奥にも行く。
    高級店も訪れれば、上野の聚楽台という子ども連れの家族も行ける大衆レストランにも行くし、揚げたてのコロッケサンドを、熱いうちにと、近くの公園のベンチで食べたりもする。
    その値段、その場面にに合った美味しさと食べ方を語る内容は、自分が一番好きな「グルメ」だ。
    そしてなによりも、このエッセイに料理の挿絵であったり、時にはコマ割りもある漫画であったりもする絵を添えているのは谷口ジロー。そう久住昌彦原作の「孤独のグルメ」の作画担当の谷口ジローなのだ。
    「孤独のグルメ」は90年代半ばの作品であるのに対して、こちらは2011年なので15年ほど経っているが、料理を描いた時の絵の上品さ、温かい料理なら絵から湯気が上がってきそうな感じは変わらない。
    まさにもう一つの「孤独のグルメ」がここにある。

    実は漫画家の江口寿史氏が24年の10月にInstagramにこの本の事を取り上げていて、自分も興味を持って、大きなサイズで挿絵が見られる単行本を古本で購入したのだが、平松さんの表現力と谷口ジロー氏の絵のダブルの飯テロでした。

  • この本を読んで、一番食べに行きたくなったのは、銀座木村家総本店さんのエビカツサンド。
    小海老をゴロゴロ入れた、海老たちの乱舞×オーロラソースとレタスなんて最高でしかない。

  • 銀座は最近よく通るけど
    木村屋ではほぼアンパンしか買ったことないし
    池袋北口に行くことはあっても中国街はまんまと素通りしてるし
    日本橋で働いてたときもたいめいけんだけは縁遠くて
    未だ行ったことない(泣)し
    上野もレストラン聚楽でオムライス食べたけど
    聚楽台の方は行かずじまい。
    心斎橋で食べたオムライスは『北極星』だし。
    ここのも美味しかったからいいんだけど。
    何はともあれ
    この本を読んでどんだけ勿体無いことをしてたんだと
    後悔することしきりであった。

    『ステーキを下町で』ほど酒に寄ってないけど
    やっぱり大人のグルメガイドだなぁと思った。

    ちなみに母の妹が以前新潮社に勤めていたので
    この本に載っていた
    『文春の編集さんが新潮社の社食で悔しがってた話』を母にしたら
    ものすごく受けていた。
    当の叔母にはまだ話してない。
    話したらどんな反応するんだろうな(爆)。

  • 平松洋子さんの文章は大好きなはずなのですが・・・ウリであるところの「谷口ジローさんの漫画との美味なるコラボレーション」には、ちぐはぐさしか感じなかったです。残念。

  • 食べまくりのエッセイ。エッセイってなかなか読む機会なかったけど、かなり面白かったので、はまりそう。あー、ビール飲みたいって気分になった。ベルギービールの飲めるお店にも行ってみたいなぁ。

  • 孤独のグルメの谷口さんつながりで
    読んでみました。
    どれも本当においしそう。
    味だけでなくて店の雰囲気、空気も
    含めて良い匂いがしてきそう。
    丁寧で精密な絵も孤独のグルメを
    思い出しつつ楽しめる。

    どれが一番おいしそうだったかな…
    オムライス、鰻の蒲焼き…
    丁寧に作られたサンドウィッチ食べたい…
    ああ、お腹がすいた…

  • 平松さんのぴしりとした文体と谷口さんの精密な絵の意外な親和性。

  • サンドウィッチだけでなく、四季折々のおいしいものを綴った食のエッセイ集。タイトルの「サンドウィッチは銀座で」はそのなかの一編。

    読み終わってまず思ったこと。
    平松さんの「おいしいもの」は、誰もが持つ、自分にとってのおいしいもの、好きなものとなんら変わらないと。おいしいものは全国各地どこにだってある。
    サンドウィッチも、銀座以外にだっておいしいところがもちろんある。

    そこで、タイトルをいじってみたくなった。

    「銀座でサンドウィッチを」

    こうすれば、銀座じゃなきゃダメだ感が消える。でも、食のエッセイなので料理名は前の方がいいか。

    「サンドウィッチを銀座で」

    結局「は」を「を」に変えただけ。
    でも、サンドウィッチを銀座で食べましょう、ぜひ食べてみて、という感じが出てちょっといいんじゃないか。

    平松さんご紹介の銀座各店のサンドウィッチは、めちゃくちゃおいしそう。読めば誰だって食べたくなる。

  • ふむ

  • 。・゚+. *.。゚+。・゚企画展示。・゚+. *.。゚+。・゚
          冬読(ふゆどく)
    。・゚+. *.。゚+。・゚+. *.。゚+。・゚+. *.。゚+。・゚

    季節の移ろいとその時々のおいしいものについて綴った一冊。
    タイトルにもなっている銀座のサンドウィッチ、「木村屋総本店」の小海老のカツレツサンドの風味と歯ざわりの描写は読んでいるだけでおいしそう。
    『孤独のグルメ』の谷口ジローの緻密なイラストも楽しい。

    。・゚+. *.。゚+。・゚+. *.。゚+。・゚+. *.。゚+。・゚

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    https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000024367

    ★展示資料限定 長期貸出実施します★
    展示資料の返却期限日は4/10(木)です!
    (卒業予定者の返却期限日は3/3(月)です。)

    。・゚+. *.。゚+。・゚+. *.。゚+。・゚+. *.。゚+。・゚

  • 何時も軽く読み易いエッセイだ。
    予定の無い日中にオヤツを頂きながら読むと楽しい。

  • どのエッセーを読んでも美味しそう。いったいどのくらいの頻度でこんな美味しいものを飲み食いしているのだろう平松さん。いいなあ…
    今回断然惹かれたのはサンドウィッチ。もともとサンドウィッチが苦手で、特にタマゴサンドとカツサンドが苦手(お腹が緩くなるという体質的なもの)。パン屋でもコンビニでも手が伸びた試しがないのだが、平松さんの文章にかかると無性に食べたくなる。木村屋の二階、行ってみよう!

  • 文学

  • 最初の「ふき味噌」のくだりで、ぐっと心を捕まれてしまう。食系エッセイ。

    よくある食系エッセイだが、何故だろうか、ぐっとくる箇所や発見が多い。例えば、この本を読んで、もっとお金持ちになり毎年「春は山菜の天ぷら、夏はウナギ」を食べにいける様になりたいと思ったり、
    荻窪の鰻串焼き「川勢」に直ぐ行きたくなったり。
    ふむふむ、オムライスはそんなに奥の深い食べ物だったのか。卵4個も使っているのか。とか。

    いや食系エッセイってこれが普通だよな。今まで読んできた食系エッセイは何だったんだろうか?有名著者が食べている、物を読んで「ふーんいいですね」で終わっていたが、本作はより庶民の感覚に近く、親近感が沸くのかな?味覚がおっさんになってきただけかな。

    【学】
    アイヌの血が混じっている犬は熊に向かっていく

  • 20160910 食べ物のエッセイではピカイチ。さりげない表現に店の味が見えてくる。

  • 20160220読了
    2011年発行。グルメエッセイ。たのしいたのしい。東京中心、たまに大阪。社食めぐりもおもしろそう。●P.38おいしいビールの注ぎ方。●東京 竹むら・どぜう飯田屋 大阪 与太呂・自由軒・たこ梅・夫婦善哉

  • 「孤独のグルメ」の谷口ジローさんの漫画に惹かれて。
    四季折々の美味しいがぎゅっと詰まって、食べることの喜びや幸せが文面から伝わってきました。さらに谷口ジローさんの挿絵や漫画に食欲を刺激され…お鍋の季節にはまだ早いけど、お鍋が食べたくなりました。あとオムライスも!社員食堂比較も面白かった。平松洋子さんは他にも美味しそうな本をたくさん出されているようなので、他の本も読んでみたくなりました。

  • 2015 10/7

  • 造り手のこだわり。人情。気風。愛情。
    旬の移り変わりを食で楽しむ情緒が素晴らしい。

  • どこかで見かけた表現の厚化粧のオンパレード。おいしかったらおいしいで良いじゃない。ショージ君でおなじみのY田青年にも何だか幻滅。★は谷口ジローの挿絵に対して

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著者プロフィール

平松洋子=1958年、倉敷生まれ。東京女子大学卒業。エッセイスト。食文化、暮らし、本のことをテーマに執筆をしている。『買えない味』でBunkamura ドゥマゴ文学賞受賞。著書に『夜中にジャムを煮る』『平松洋子の台所』『食べる私』『忘れない味』『下着の捨どき』など。

「2021年 『東海林さだおアンソロジー 人間は哀れである』 で使われていた紹介文から引用しています。」

平松洋子の作品

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