サンドウィッチは銀座で

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163735306

作品紹介・あらすじ

きゅるるるーっとお腹の虫が暴れ出す。飽くなき好奇心と胃袋で"いまの味"を探し求めた絶品エッセイと漫画のおいしい競演。

感想・レビュー・書評

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  • 銀座は最近よく通るけど
    木村屋ではほぼアンパンしか買ったことないし
    池袋北口に行くことはあっても中国街はまんまと素通りしてるし
    日本橋で働いてたときもたいめいけんだけは縁遠くて
    未だ行ったことない(泣)し
    上野もレストラン聚楽でオムライス食べたけど
    聚楽台の方は行かずじまい。
    心斎橋で食べたオムライスは『北極星』だし。
    ここのも美味しかったからいいんだけど。
    何はともあれ
    この本を読んでどんだけ勿体無いことをしてたんだと
    後悔することしきりであった。

    『ステーキを下町で』ほど酒に寄ってないけど
    やっぱり大人のグルメガイドだなぁと思った。

    ちなみに母の妹が以前新潮社に勤めていたので
    この本に載っていた
    『文春の編集さんが新潮社の社食で悔しがってた話』を母にしたら
    ものすごく受けていた。
    当の叔母にはまだ話してない。
    話したらどんな反応するんだろうな(爆)。

  • 平松洋子さんの文章は大好きなはずなのですが・・・ウリであるところの「谷口ジローさんの漫画との美味なるコラボレーション」には、ちぐはぐさしか感じなかったです。残念。

  • 食べまくりのエッセイ。エッセイってなかなか読む機会なかったけど、かなり面白かったので、はまりそう。あー、ビール飲みたいって気分になった。ベルギービールの飲めるお店にも行ってみたいなぁ。

  • 孤独のグルメの谷口さんつながりで
    読んでみました。
    どれも本当においしそう。
    味だけでなくて店の雰囲気、空気も
    含めて良い匂いがしてきそう。
    丁寧で精密な絵も孤独のグルメを
    思い出しつつ楽しめる。

    どれが一番おいしそうだったかな…
    オムライス、鰻の蒲焼き…
    丁寧に作られたサンドウィッチ食べたい…
    ああ、お腹がすいた…

  • 平松さんのぴしりとした文体と谷口さんの精密な絵の意外な親和性。

  • サンドウィッチだけでなく、四季折々のおいしいものを綴った食のエッセイ集。タイトルの「サンドウィッチは銀座で」はそのなかの一編。

    読み終わってまず思ったこと。
    平松さんの「おいしいもの」は、誰もが持つ、自分にとってのおいしいもの、好きなものとなんら変わらないと。おいしいものは全国各地どこにだってある。
    サンドウィッチも、銀座以外にだっておいしいところがもちろんある。

    そこで、タイトルをいじってみたくなった。

    「銀座でサンドウィッチを」

    こうすれば、銀座じゃなきゃダメだ感が消える。でも、食のエッセイなので料理名は前の方がいいか。

    「サンドウィッチを銀座で」

    結局「は」を「を」に変えただけ。
    でも、サンドウィッチを銀座で食べましょう、ぜひ食べてみて、という感じが出てちょっといいんじゃないか。

    平松さんご紹介の銀座各店のサンドウィッチは、めちゃくちゃおいしそう。読めば誰だって食べたくなる。

  • 何時も軽く読み易いエッセイだ。
    予定の無い日中にオヤツを頂きながら読むと楽しい。

  • 昭和の根性で継がれてきたお店は確実に美味しい。それが伝わってくる職人さんのお話と、裏切らない美味しさをいっぺんに知ることができる満腹のエッセイ。東京のお店が多いが、大阪もちらほら出てくる。

    なんでも出てくる大衆食堂、具材によってパンの種類が変わる老舗のサンドイッチ、コスパと速度のバランスを追い求め続ける社員食堂など…行ってみたいお店がたくさん。こちらのシリーズは初読みだったので、他のシリーズも読んでみたい。

  • どのエッセーを読んでも美味しそう。いったいどのくらいの頻度でこんな美味しいものを飲み食いしているのだろう平松さん。いいなあ…
    今回断然惹かれたのはサンドウィッチ。もともとサンドウィッチが苦手で、特にタマゴサンドとカツサンドが苦手(お腹が緩くなるという体質的なもの)。パン屋でもコンビニでも手が伸びた試しがないのだが、平松さんの文章にかかると無性に食べたくなる。木村屋の二階、行ってみよう!

  • 文学

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著者プロフィール

平松洋子=1958年、倉敷生まれ。東京女子大学卒業。エッセイスト。食文化、暮らし、本のことをテーマに執筆をしている。『買えない味』でBunkamura ドゥマゴ文学賞受賞。著書に『夜中にジャムを煮る』『平松洋子の台所』『食べる私』『忘れない味』『下着の捨どき』など。

「2021年 『東海林さだおアンソロジー 人間は哀れである』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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