世界を変えた10冊の本

著者 :
  • 文藝春秋
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レビュー : 188
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163743905

作品紹介・あらすじ

『資本論』『コーラン』『アンネの日記』からケインズ、フリードマン、M.ウェーバーまで。池上解説で今度こそわかる、現代を読み解く"新古典"10冊。

感想・レビュー・書評

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  • 初の池上さんの本。よくテレビ番組で解説を聞いていたけど、本の方が断然わかりやすかったです。


    『アンネの日記』、『聖書』、『コーラン』、『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』、『資本論』、『イスラーム原理主義の「道しるべ」』、『沈黙の春』、『種の起源』、『雇用、利子および貨幣の一般論』、『資本主義と自由』の10冊。


    世界って…やっぱり「宗教」と「経済」で成り立ち、動いているんだな…と改めて感じた。あと根底に流れているものは、死に対する「不安」と「恐怖」なんだと知った。


    日本の今に近い状態な、経済論の解説は私にとっては難しかったです。宗教の解説は分かりやすく面白かった。とても恥ずかしいことなのですが、昨日この本を読んでいて初めてイエスがユダヤ人だと知りました。(←そこからかいっ!・汗)この本の中で一番の衝撃でした。で、宗教の混乱ぶりはなるほどなぁ…と納得。興味深く読み終えることが出来ました。


    複雑な世界や経済事情をここまでわかりやすく説明できるって、本当に精通していないと他者に説明できないんだよね。迷ったけど借りてよかった一冊。文庫ほしいな。

  • 図書館で見つけて、パラパラと。
    先日の選挙特番で池上さんを見て、ふと思いだしました。

    『アンネの日記』から始まり、ケインズ、フリードマン、ウェーバーなど、
    『コーラン』や『聖書』もはさみつつ、、『資本論』なども。

    現代を読み解くための新しい“古典”との位置付けでしょうか。

    一見するととっつきにくい書籍ばかりですが、
    池上さんらしい“わかりやすい”語り口で紹介してくれています。

    何冊かは読んだ覚えがありますが、あらためて開こうかな、とも。
    まだまだ“知りたいこと”は山積みですね、なんて。

  • 池上さんが推薦する10冊の

    >アンネの日記
    >聖書
    >コーラン
    >プロティスタンリズムの倫理と資本主義の精神
    >資本論
    >イスラーム原理主義の『道しるべ』
    >沈黙の春
    >種の起源
    >雇用、利子及び貨幣の一般理論
    >資本主義と自由

    (宗教、経済、新説、環境問題)

    これらの本は、確かに出版される前と後では、世界の在り方や、人々の意識も大きく変わった。
    きっとそれは、
    誰もが心の底に
    (これからの世をもっと良くして行かなくてはいけない。
    我々の子孫が安心して生きていける様な世の中に…、
    平和に暮らしていける世界にしなくちゃいけないんだ)

    と言う強い願いがあっての事だと思う。

    そして、その願いに応えてくれた本は人々の支持を受け、長い年月を経ても読み継がれ、今を生きる人々の間で常に本が示す意思を実行しようとされてはいるのだが、

    思ったのは、読み手の読解力も相当必要とされるな、と言う事。
    魂が込められた本に、魂が動かされるのは当然だが、
    その判断は本当に自分の意思か?
    本の成すがままにはなっていないか?

    ショウペンハウアーの著書『読書について』の一節をいつも思い出す…
    >読書とは人にものを考えてもらう行為である。

    導きの書の内容がどんな結果をもたらすかは、あくまで読者次第、
    読む人がいて、はじめて本には相当の価値が生まれるのだから。

  • 私の頭の中の「世界のしくみ」に、つながりを与えてくれた本。世界史を習ってきた中で、どうしてそうなったのか?がはっきりと方向性とつながりが見えてきました。世界は、宗教と経済で動いていますね。そのどちらにも、人の心が見え隠れしている。面白いです。

  • さすが、池上さんといったところである。
    大変読みやすくスラスラ、あっという間に読めた。

    大切なのは宗教の関係性である。
    全ては、宗教からきているといった感じだった。

    付箋の数は少ないが、読みやすかったためつけわすれているといった感じである。

  • 一章ずつ個別に紹介という形かと思っていたら、『アンネの日記』に始まり、『聖書』『コーラン』と続く形で、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教など、関連付けられて紹介されていてわかりやすく、とても読みやすい本でした。

    本のタイトルも、その著者も、一度は聞いたことがあるけれど、
    古いし難しそう、興味がわかない、だから手に取るまでは至らない。
    なんだけど、でも、理解できるかはわからないけど、ちょっと背伸びしてでも読んでみようかな、そう思わせてくれる一冊でした。
    改めて、本が世界を変えるってすごいことだと思う。

  • 今回も勉強になった!
    アンネフランクと中東問題のつながりなど目からウロコでした。

  • いまやすっかり常識となっているものだから、今更全部読むのもなぁと思える本たち。沈黙の春や、種の起源、資本主義のらへんなんかは特に。だから、どういう背景でこのような本が生まれて、どういう風に世界を変えていったのかを知る方が意義があると思う。この本はそれを知れる本!これを読んでから各本を読むのがいいかも。

    以下メモ

    ○アンネの日記
    ○聖書
    ○コーラン
    ○プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神
    ○マルクスの資本論
    使用価値と交換価値
    商品は抽象的な人間労働を受肉しているから価値がある
    商品が貨幣へ、貨幣が資本になる
    ○道標
    ○沈黙の春
    ○種の起源
    ○雇用、利子および貨幣の一般理論
    ○資本主義と自由

  • 池上さんの話し方がそのまま本になった感じ。「こういう順番に疑問がわくだろうな」と見越したように解説が入るので、とても分かりやすい。10冊のチョイスもバラバラではなくて、ああ、だからこの10冊でこの順番なんだなって分かる。経済学部なのに、マルクスもケインズもフリードマンもロクに読んでなくてマジすまんかった。。

  • 何かモヤモヤしていた謎が少しわかってきた感じがした。
    わかりやすく解説出来る池上さんはすごい。

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著者プロフィール

池上 彰(いけがみ あきら)
1950年、長野県生まれのジャーナリスト。東京工業大学特命教授、京都造形芸術大学客員教授、名城大学教授、信州大学・愛知学院大学特任教授、特定非営利活動法人日本ニュース時事能力検定協会理事を兼任する。
慶應義塾大学経済学部卒業後、1973年から2005年までNHKで記者として勤める。以降、フリーランスのジャーナリストとして活動。ニュース番組で人気になった。2012年から2016年までは東京工業大学リベラルアーツセンター専任教授を勤め、定年退職後も学生教育に関わっている。

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