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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784163747101
感想・レビュー・書評
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『五体不満足』の著者として有名な乙武洋匡さんのツイッターでのやり取りをそのまま本にしたような一冊。
個人的な乙武さんのイメージは、本の中、メディアの中でしか知らなかったので、目指している世界、考え方、世間からの捉えられ方、不道徳さ(いい意味で)が新鮮に感じられた。
乙武さんの言うように、障害をもった人や社会全体が、その障害のことをひとつの特徴として捉えるようになれば、究極のバリアフリーとなる。ここで、個性と言わずに特徴という言葉を使ったのは、『個性』という言葉は、日本ではいい意味で捉えられることが多いから。障害はその人の特徴のひとつではあるけど、誰かに憧れられるような個性ではないから。
また、『障害』のことを『障がい』と書いたり、別の言葉にしたりする人もいる。『障害』と書かれることで傷つく人がいるのだから、『障がい』と書いたほうがいいと考えることは、その通りだと思う。しかし、その書いている人の心のどこかに、差別や偏見があるとしたら、文字を変えたからって社会が変わるわけではない。
乙武さんは、言葉や文字よりも社会が『障害』をもった人がいることが当たり前、なんならその障害をネタにして笑いをとるくらいの社会を目指している。
自分もそれをネタに笑いとまではいかないけど、障害者だからどうとかではなく、ひとつの特徴として捉えている。
なにも障害者だから手をかそうとか、かわいそうとか、目を背けようとか考えていないということ。
将来の夢のひとつに、障害者雇用も入れているけど、それはそんな社会を目指すため、幼稚園に取り入れたいのは、子どもにも自然とそんな社会に触れてほしいから!
夢の志がまた一段と堅くなった(*^^*)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
乙武さんのtwitter上(https://twitter.com/h_ototake)のつぶやきを本にしたもの。震災、教育、障害など乙武さんの素直なつぶやきとそれに対するリツイートが楽しめる。
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ツイッターのやりとりを本にするっておもしろい発想。
乙武さんの自虐ネタと言われるネタ?が普通にすっと
心に入ってくるので,すごいと思います。 -
Twitterで乙武さんをフォローしているところから知ったこの本。
フォロワーの何人かが読んで素晴らしいと言っている所から
私も買ってみました。
twitterでの彼のつぶやきをまとめた本なのですが、
色々と考えさせられる内容もあり、アホな話もあり、
とても面白く、そして人についての視野が広がる一冊といえます。
twitterで彼をフォローしている人は彼の人柄をよく知っている
かと思いますが、そうでない方は、意外と彼が不真面目でいい加減な
男だと知ることでしょう(笑) しかし、「障害者」という言葉に対し、
どう向き合っていくのか。 個人もそうですし、社会としてどう向き合って
いくのか、を考え直す良いきっかけとなることでしょう。
思わずハッとされられながらも、クスっと笑ってしまう一冊です。 -
2013/11/29 ぬまはら
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乙武さんの考え方好きだ〜。
14/05/22 -
914.6
ツイッターのやりとり -
自分なりの答えでいいといってくれる人は少ない気がする。
障害や病気をどう捉えるか。
経験上、エネルギーになる時もあれば重しにしかならない時もあって定まらない。不意打ちを食らえば揺らいでしまう。
だけど乙武さんならきっとそれでいいといってくれそう。
自分の持つ条件と、まるっきり同じ組み合わせを持つ人間はそうそういない。
だから本人にしか分からない。
答えは自分で見つけるものってやつだ。 -
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(推薦者コメント)
重い身体障害で知られる乙武さんだからこそ言える言葉。「障害」というものを腫れ物のように扱うことしかできない現代社会に物申す。障害と向き合う新しい倫理だと思う。 -
みんながこういうバリアフリーな考え方ができたらいいのにね。
先入観の壁を取り払うのって難しい。
自分が何なのかもわからないのに、他人のことや何が真実かなんてどうやって信じればいいんだろう。
先入観はよくないとか、自分の目で見たものしか信じないとか、よく叫ばれてることだしそうしようと思うことだけど、実際行動に移したり無意識にバリアフリーになることって難しいよね。
努力してもどうにもならないこともあるけど、分かりたいと強く思って歩み寄る一歩を踏み出せたらいい。
そして、やりたいことがいっぱいあるって、いいなー。
パワフルかつ前向きな印象しか受けない。会ったらきっとすごいパワーりえるんだろうなー -
痛快!!
字数制限があるTwitterだからこそ、より一層、なのかもしれない。 -
ツイッターのやりとりを本にしたのも、
すごいアイデア。
デジタル→アナログの最先端?
どういう時であれ、自分を見失わない姿勢が、
勉強になる。 -
手足が無いのを、面白がってる感じ。楽しんでる。私も発達障害を楽しんで、面白がってる!本当に、著者と、その周辺の全てを尊敬していました。
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twitterの乙武さんの言葉を集めた本。
140字という少ない文字からの本ですから
あっという間に読み終えます。
でも、内容は全然薄くない。
あの、3月11日の話もいっぱい載ってる。
この本で、一番参考になったのは
自分の子が「死にたい」と言い出した時に
母親の私ができることを教えてくれたこと。
そうならないように育てるつもりですが
子供は私じゃないから。守ってあげたくても。 -
ツイッターのフォロワーたちとのやりとりから生まれた本。
自分もフォロワーの一人でもあるが、読み返して吹出してしまう場面もあり楽しませて頂きました。
このような本が出るのも時代だなーと微笑ましく感じました。
それにしても、乙武さんのあちこち出向かれる行動力には、頭が下がります。 -
安直な小銭稼ぎ~①ぼくのこと②おとたけ人生相談③震災のこと④教育⑤家族のこと⑥障害,差別,自虐?・・・⑦おわりに~twitterのやりとりを大きな活字で単行本にするなんて安直じゃないかと思ったが,いや,失礼失礼。マス・メディアでは伝えられない主張や表現方法や自虐ネタをtwitterでやりとりしているんだね。よく分かった。でもブログをまとめて本にするのが芸能人に流行ったが,次はtwitterかも知れない。facebookは難しいかも
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乙武さんのツイートから生まれた本。
自分が今どうしたいか、どう伝えたいのかを常に意識しながら、でも柔軟に生きている人なんだなあ、と思った。
暗い子が悪いってことはない!と言ってくれるとちょっと元気が出る。
学校では明るい子が扱いやすいし、これから先の人生のためにも明るいほうがうまくいく、と指導しがちだけど、その性格は悪いことじゃない。明るいけど意地悪な子のほうが悪質よねえ?
あとは、マスメディアの震災報道について、「何を伝えるか」が先じゃなくて、「何のために伝えるか」を先に考えて欲しい、というのは記者であった経験から出ているものなのかもしれない。
同じ言葉でも、傷つけるための言葉と伝えるための言葉ってあるものね。
また、身体障害者が「不幸」かどうかについて。
これは自分が完璧でないことにイラつきを感じる人もおんなじ様なことだろうと思う。
親の愛には、「こんなからだにしちゃって申し訳ない」と、「障害があってもいいじゃない」と大きく二つの与えかたがある。
どっちも間違いじゃないし愛ゆえにだけど、障害者本人が生きやすいかどうか、だと後者のほうがラク、と乙武さんは言う。
もちろん心配ごとも出ると思う、なにかが起きると思うけど、おもっても変わらないし、そもそも幸せかどうかは出来事をどう捉えるかによってまったく変わる。それに本人じゃないとわからないし。
どうせなら幸せを多く感じる生き方のほうが、健やかでいられるのかな、と思った。
最後に、「今生きている世界だってそんなにキレイじゃない。
大事なのはどういう世界にしていきたいか」とある。
乙武さんは満たされつつ、幸せについて本気出して考えてきた人なんだろうね。
成功することと幸せでいることを混同する人は多くて、前者を本気出して考えれば後者もくっついてくる、という風に思いがちだけど、ぜんぜん違うんだろうなあ。
幸せでいるために生きたい。 -
人が本音で語っている物はおもしろい。
賛成したい箇所でも、反対したい箇所でも。
1) 反対したい箇所 = P130 個性を大切にした教育
一体乙武さん何いってるの?と思った。「やってはいけないこと」と「やらなければいけないこと」を教えるのが苦しい、と。これを教えることが一番大事なんじゃないでしょうか。学校だろうと会社だろうと、こういう基本的なルールが無かったら、何もできないでしょ。
まずは、ルールを覚えさせるのが先かと。そういうことができてから、個性云々いうのならわかるけど、個性個性主張するのはおかしいと感じた。子供にルールを教えることは個性よりも大事です。個性は、そういう基礎の上に初めて成り立つ物です。そうでなければ、ただのわがままなガキを増やすだけです。
そもそも、個性なんて学校がとやかや言わなくても勝手に出てくる物です。
2) 賛成したい箇所 = P152 平等ということ
最近は運動会の日にも給食を支給する学校があるそうな。なんでも、親がお弁当を持って来れない子が可哀想だから。これについて、乙武さんは、それこそ無責任。学校で他人との違いを知っておいた方が子供にとってはためになる、と。これには大いに頷いた。
最近の論調って、こうやって人との違いを覆い隠そうとする一方で、個性が大事だと言う。何だか矛盾している。皆が平等なんてありえない。そういう現実を隠したり、ネガティブに捉えたりするのではなく、「あ~、そっか、みんな違ってみんないいのだから、しゃーないな」と楽観的に思える子が増えて欲しいと思った。
震災のことや教育の事が、本音で書かれていると、こっちもついつい色々言いたくなりますね。
自虐ネタもおもしろかった。
Numberの記者をしていた時以来、彼の情報に触れていなかったので、もう息子が二人もいると知って驚いた。
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