Dear KAZU 僕を育てた55通の手紙

著者 : 三浦知良
  • 文藝春秋 (2011年12月8日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163747309

作品紹介・あらすじ

世界中から届いた手紙が語る、カズの人生。

Dear KAZU 僕を育てた55通の手紙の感想・レビュー・書評

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  • ブクブク交換で手に入れた一冊。

    サッカー選手「カズ」にあてられた、55通の手紙のやりとり。
    カズの今までの軌跡を追える内容となっています。

    ペレからはじまり、ドゥンガ、ビスマルク、
    ジーコ、バッジョ、ストイコビッチ、

    加茂さん、オフト、トルシエ、
    北澤さん、エムボマ、香川選手、

    川淵さん、アレックス、南野さん、、
    なんとも多種多彩な人たちとの交流が見えてきます。

    基本にあるのは“サッカーが好き”ということ、
    そして、まだまだ成長できるとの想い。

    そのブレない姿勢は相変わらずに素敵でした。
    日本のサッカーの“魂”だと、そう思います。

    個人的には、同じように“まだまだ上手くなれる”と仰っている、
    イチロー選手や武豊騎手との三者対談とか、観てみたいですね~

  • カズには世界中に多くの仲間がいる。
    それはどんな状況下でも真っ直ぐに、努力し続けたことで、周りに影響を与える存在になったからこそ、人はカズと友であり続けたいと思うのだともう。
    自分も、意識はしなくても、気が付けば人に何かしらの影響を与えて、お互いが前進できるような一生涯続く仲間を沢山作っていきたいともう。

  • カズと親交のある方々からカズへの手紙を集めて、それに対してカズが返事をするという形式の本になっています。

    55人からの手紙を読んで分かるのは、分け隔て無く人と付き合うカズの人間性。KING KAZUという名前だけ聞くとスーパースターの象徴のように感じてしまうが、実際のカズはそうではないのが分かる。どんな人にも温かく接し、そして常に真剣で全力。若い頃には、年上の人にも失礼な言葉をサラッと言っていたようだが、言われた方はあまり失礼とは思っていないように感じた。誰よりも練習をし、誰よりも体のケアに時間を使う。そんな自分のスタイルを貫く、プロ意識の高さに誰もが尊敬していたのだと思う。

    ワールドワイドな交友関係からも分かるが、カズこそが日本サッカー界の象徴であり、先駆者なのだ。いやサッカー界だけでなく、日本=KING KAZU。
    決して諦めないサムライ魂、高圧的な態度を取らない人間性、同じチームの新人を気遣う優しさ。日本人を象徴するような人間。だから日本=KING KAZU。

    日本という枠を越えて愛される人間。これこそ今の日本人に必要なことではないだろうか。まだまだKING KAZUは僕らの象徴として、現役プロサッカー選手であり続ける必要があるようだ。

  • 読み終わった時の率直な感想は
    KAZUは多くの人から愛され、神から愛され、今なお子どもの時の純粋さそのままにサッカーを愛し、大人として人生を愛し、今なおカッコ良く輝き続け、KINGであり続け、そして何よりKAZUだった。

  • カズのキングたる所以がわかった気がする。何よりも全ての人から愛されているんだな~と感慨深い。男として最高にカッコいい。

  • カズの友人やサッカー仲間、かつての監督からカズへ宛てられた55通の手紙とカズのそれへの返信で構成されていて、すっごくおもしろい。

    それなりに今までサッカーを観てきた人でないと意味が分からない事も多いかもしれない。サッカー好きが読めば絶対おもしろい。

    カズが手紙をくれた人へ、「あたたかい手紙をありがとう」って何度も書いているんだけど、本当にその通り。手紙だからこそ感じられる暖かさが本からも伝わってきて、それが人間関係の深さを感じさせてくれる。

    一番印象に残っているのは、ブラジル時代のカズが、その苦しい状況を母親に送った直筆の手紙。
    これはもう、本当にくるね。凄くいい。

    ブラジルワールドカップには、何らかの形で代表に入って欲しい。

  • 非常に心温まる手紙のKAZUKAZU。
    KAZUってだけで自分にとってはスーパースターです。ドンピシャの世代ですから、そのJ黎明期から代表を強くし、海外移籍、そして超ベテランの現在とずっと報道を通して観てきて、応援してきました。
    そのカズがとても豊かな人生をおくっているのが良く伝わります。サッカーを通して世界中にカズの友人や師、後輩がおり、それぞれの時代で多くの人と真剣に戦ってきたからなんだろうなぁ。自分がこれまで関わったきた人たちに手紙をもらったり、書いたりしとしたら、もちろんこんな濃密な思い出を語る事はできないとうらやましくなりました。
    最後のカズ自身のブラジルからの手紙もとてもいい。気持ちが伝わるものがあり、ぐっときた。

  • 非常にセンチメンタルな本だよね。時代の移ろいを手紙から感じる。

  • 谷さんという知り合いの映画監督さんにいただいた本。いただいたっていうと大袈裟だけど、カンヌに行ってきまーすって挨拶がてらランチを食べにいったら、なんとなくその辺にあったこの本を選別としてくれたのです。
    だから、正直あまり期待せずに飛行機の中でガーッと読みました。そこに書いてあったのは1人のプロサッカー選手の「自身」と「不安」。レベルは当然違うけど同じ戦いに行く人間としてこのタイミングで読めたことはとても幸運でした。(感動でもなく、悲しさでもなく、不思議な涙が溢れてきました。)


    最後に、一番胸に残ったカズの言葉。

    国のために戦うって言ったらどんな気分だろうね。やっぱり最高き気持ちいいだろうね。SEXとどっちが気持ちいいかなぁ……?(19歳のカズが母に宛てた手紙より)

  • チェック項目6箇所。僕の一番のモチベーションは、世界一レベルの高いリーグで思いきりサッカーがしたいという純粋な情熱だった、年棒のことを考えれば、日本にいたほうがよかったのかもしれない、でも、あの経験は僕のキャリアのなかでとても重要な位置を占めている。ラモスさんなんかもそうだったけれど、ボールを奪い返すためにはファウルも辞さない、という覚悟を持っていた、大切な試合を勝ち抜いていくために必要なのは、じつは華麗なテクニックではなくて、そういう姿勢なんだ、ピクシーはそのことを熟知していたと思う。FWに必要な脂質は、一瞬のキレと判断力、冷静さといいかげんさ、このうち、自分の失敗を棚に上げられるいいかげんさというのが、日本人FWに一番足りない部分じゃないかと思っている。ストライカーというポジションは、自分ではどんなにいいプレーをしたと思っても、点をとれなければ、周囲からは評価されない、逆に点をとれれば、自分では5.0の出来だと思っても、6.5の評価を受けたりする。若い頃はとくに「プレーがよければいい。グラウンドの結果がすべてだ」と考えがちだけど、トルシエの考え方は違った、「人間性こそがすべてだ」という哲学だね、小さなグループのなかでコミュニケーションを取れない人間が、どうして5万人に囲まれて、プレッシャーのなかで自分を出せるのか、すべては日常の延長であると。カズさんは、ネガティブなことはひとつも言わず、ただ一言「俺たちがやってきたことは間違いない。大事なのはこの後だ」とだけ言ってましたよね、多くの言葉をかわしたわけではないけれど、その言葉が本当にすべてでした。しょう来、ぼくのサッカー選手になるというゆめがかなったら、お父さんと同じチームでプレイして、ワールドカップまで行けたら、どんなにいいだろうと思っています、その日がかならず来ますように。

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