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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784163747705
みんなの感想まとめ
原発事故後の混沌とした現場での実体験を通じて、ヤクザの暗躍を描いたルポルタージュです。著者は、福島第一原発で作業員として潜入し、そこでの生々しい実情を余すところなく伝えています。ヤクザがどのように原発...
感想・レビュー・書評
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「ヤクザ」について取材を続けるジャーナリスト鈴木智彦さんが東日本大震災で発生した福島第一原発事故後に作業員として勤務した潜入記です
以前に読んだ今野敏さんの『潜入捜査』シリーズで原発での危険な作業に人を派遣し上前をはねるヤクザが描かれていて暴対法後にそんなことは出来なくなって来たんだけど、原発事故というどさくさの中でどうやらヤクザが暗躍していたらしいという情報もあることを知り、調べてみたところ本作の存在を知り手に取りました
まずね、ちょっとというかだいぶ読み辛かったです
なんか時系列がやや入り組んでいるうえ、説明なしで専門用語が飛び交うので、かなり読みにくかったです
まぁその分、当時の現場の混乱した状況が、伝わってくるような臨場感はあったけどね
で、原発村の闇みたいなんはよく分かったんだけど、肝心のヤクザよ
ヤクザたちが具体的にどう福島第一原発と関わっていたのか?っていうところではなんかふわっとしてました
「ヤクザと原発」というタイトルから期待した内容とは少し違ったけれど、原発事故直後の現場を知るルポとしては十分に読む価値がありましたよ -
原発という、どこか後ろめたいところがあるものに、やはり表立って活動できないヤクザが食い込んでいる様子を、福島第一原発の作業員として潜入しての取材。
生臭いというべきか、必要悪というべきか、それでもあんまり関知しない電力会社やプラントメーカーが悪いというべきか。なんとも言えない舞台裏を見せられた感がある。 -
暴力団専門ライター鈴木智彦氏が体を張って、福島原発事故後に潜入。お金も身も削って実際に現場に働いて得た情報が
この価格で読めるなんて…。一般の私たちには決して届かない話がてんこ盛りだった。-
今、行き帰りに「いちえふ ~福島第一原子力発電所労働記~」と言うマンガを、細部まで描かれた絵に唸りつつ読んでいて、他に裏付けになるような本が...今、行き帰りに「いちえふ ~福島第一原子力発電所労働記~」と言うマンガを、細部まで描かれた絵に唸りつつ読んでいて、他に裏付けになるような本が無いかと思っているのですが。どうやら此の本が打って付けのようですね。。。2014/05/12 -
2014/05/13
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「鳥肌ものです。」
恐怖で人を従わせる寄生虫と、どのように渡り合っているのか。気になります。。。「鳥肌ものです。」
恐怖で人を従わせる寄生虫と、どのように渡り合っているのか。気になります。。。2014/05/19
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暴力団専門ジャーナリストの著者が、原発作業員として事故後の福島第一復旧作業に潜入したルポ。
あくまでも作業員目線でのルポだけに、それは違うだろうとツッコみたくなる箇所もチラホラ。現場にいるからこそわかることもあれば、現場にいるからこそわからないこともあるのだろう。
なんにしてもフクイチ内部の状況を伝えた数少ないルポとして貴重。 -
著者の鈴木智彦はヤクザをシノギとする、というかヤクザ専門ライターとして「潜入ルポ ヤクザの修羅場」や「ヤクザ1000人に会いました」などの著書で興味深いその筋の世界を描いている。その鈴木が今回選んだテーマは原発で、ヤクザやその関連企業がどのように原発村に食い込んでいるのかの実態を探るべく福島原発が事故を起こした直後から原発作業員としての仕事を探し、そして福島第一(通称「1F」)に作業員として入り込むことから始まる。
昨今の法律で暴力団関連企業との取引を厳しく締め出そうとしているが、取締りの実態は「西高東低」で特に福島を始めとする東北では殆ど手付かずと言う。暴力団関係者が役員に名を連ねる「無防備」な企業でさえもが地元の血縁・地縁をベースに地域の一部となっているので排除はされていないし、非常事態にある福島では作業への影響を考慮すると排除することも叶わない。取材・現場仕事を通じて背中に彫り物のあったり、自ら代紋をちらつかせる人間を多数居ることを指摘しているが、決定的な証拠などは本書のなかでは明かされては居ないのでやや食い足りなさがある。
但し、ヤクザの関わりそのものよりも本書の一番の読み応え部分は原発作業員と作業環境の実態部分のレポートだ。
「福島50」と持てはやされている作業員の一人への取材では、「日本を救う」「尊敬する社長のため」死をも厭わず現場作業へ志願した人間の不思議なまでの「高揚感」に戸惑いを覚える一方で、取材のためと言いながら渦中の1Fに飛び込む直前には自らの心に同じような「高揚感」が湧いてきたと告白している。
酷暑のなかで現場作業は熱射病の初期症状が出たり辛かった一方で、心配した被曝のほうは約一カ月間で放射線管理手帳上では2ミリシーベルト、自身が持ちこんでいた線量計では0.76ミリシーベルトだったと。しかしながら後日取材を続けると問題は空間線量ではなく「汚染」だというのだ。一旦地面に落ちた放射性物質は風が吹いたり車が通るたびに舞上がりそれを吸うことで大量の内部被曝をしてしまうと言うのだ。事故前の1Fでは汚染リミットは最大で180カウント(180cpm=3bq)だったが、実際の作業環境では平時の100倍強である数万カウントまで上がっているという。従って放射線のプロは怖がって誰も行かないので、現場の放射線管理者は素人をにわか教育で送り出しているのだと。
そして福島第二の建屋内の汚染が異常なまでに高い、原子炉を設置する台座部に水が溜まっているとの情報もあるようだ。取材に対して東電は口をつぐんでいるようだが、ひょっとすると第二までもが地震により配管や原子炉に損傷があるのかも知れない。
図らずもヤクザの取材に行って原発の言うに言われ得ぬ深い闇を覗いてしまったようだ。 -
サカナとヤクザがオモシロかったので読んでみた。2011年の東日本大地震により起こった原発事故からここにヤクザ利権があるはず!と潜入調査するルポでオモシロかった。原発事故からもう10年が経ち、あの当時本当にどうなるか分からなかった放射能の恐怖を思い出させるだけの情報が詰まっていてもっと早くに読んでいれば良かったなと思う。一方であのとき当事者たちがどんな思いでどんな作業をしていたのか記録に残っていて、それを知ることができる本、読書の尊さも感じた。
タイトルにもあるとおり原発とヤクザの関係を探っていくのだけども産業構造からしてヤクザが入り込んでいるのは自明に近いという話が衝撃。今に比べて暴力団やヤクザへのアレルギー反応が牧歌的だとはいえ、あれだけ注目されていた原発事故の収束に暴力団がコミットしている。そもそも原発建設する際に田舎の村社会に入り込んでいく必要があり、揉め事の仲介人である暴力団が必ずそこにいたという話や社会の矛盾に寄生していくのが暴力団という論旨は納得できた。
”万が一の事故の際、被害を最小限にとどめるだけではない。地縁・血縁でがっちりと結ばれた村社会なら、情報を隠蔽するのが容易である。建設場所は、村八分が効力を発揮する田舎でなければならないのだ。”
ヤクザとは関係なく原発作業の潜入ルポとして抜群にオモシロい。全く知らない世界に対して筆者が必死にくらいついていく。マスコミである身分を偽っているので常にスリリングな展開も最高。当然放射能は怖いものだけど、防護服による熱中症が一番危ないという現場取材してないと分からない話もあり興味深かった。暴力団ダメ絶対!と抑止していくのはいいけど、結局それが表面上だけのアンダーコントロールなのであれば、それこそ原発とうりふたつ。原発、ヤクザとどう向き合っていくのかは誰かではなく自分の話でもあるなと感じた。 -
東日本震災後から数年経て東京から原発30km圏内の地元に戻りまず驚いたのは、反原発の声が東日本よりも小さいこと。この本を読んで納得しました。
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普通の経済・法律の枠組みに収まらない反社会勢力は一体どういったロジックで上手く回っているのかといったことがずっと気になっている。単なる怖いもの見たさもあるが、自分がそういったことをしないにせよ、悪意を持ちルールを破る覚悟をしている場合にどういった手段が存在するのかということを知っておくことは、自衛のためにもなるのではないかと考えている。「サカナとヤクザ」という本を知り、読みたいと思ったが電子書籍が出ていなかったので、同じ著者のこの本をまずは読んでみた。
最初は反社会勢力と原発の関係は一体どんなものなのかと想像もつかなかったが、本書で取り上げられている接点は、そこまで特別なものではないように思った。まず、原発に限らず巨額の公共工事は反社会勢力が儲ける絶好のチャンスである。地元の意見をまとめ、街を代表し電力会社やゼネコンと交渉する。また、工事のための人員を出す。福島の事故の後は、事故現場に入るような人間を派遣するようなことろでも反社会勢力が出てきているようだ。原発にはタブーが多く、そのような性質は反社会勢力と相性が良い。
正直、タイトルから想像した内容からすると、個人的には期待はずれだった。原発作業員として事故後の福島第一復旧作業に潜入したレポートは貴重であり、ずさんな被爆量管理など、なかなか面白かった。一方で、反社会勢力との関係の話はそこまで多くない。本人も終盤で、もっと良い潜入取材が出来たのではないかとやや反省している部分がある。 -
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【要約】
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【ノート】
・日経アソシエ7月 -
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暴力団専門ライターの著者が、昨年の原発事故後の福島第一原発に一労働者として潜入し、ヤクザと原発とのつながりを体を張って確かめたノンフィクション。
……なのだが、タイトルにでかでかと「ヤクザ」の3字が冠されているわりには、中身にはあまりヤクザが出てこない。原発潜入前のことを書いた序章と、潜入後を書いた終章に出てくる程度。間に挟まれた潜入記(本書のメイン部分)は、ごく普通に原発労働の実態が描かれていくのみである。
そのことをもって、「羊頭狗肉だ」と難ずることもできよう。じっさい、「ヤクザの告白『原発はどでかいシノギ』」と序章のタイトルにあるわりには、潜入記部分ではヤクザ業界とのつながりはほとんど語られず、肩すかしの印象が否めない。
とはいえ、放射能を浴びることを覚悟のうえで事故後の福島第一原発に潜入しただけでも、著者のジャーナリスト魂は賞賛に値する。これは、堀江邦夫の原発労働体験記『原発ジプシー』(1979)の“アフター・フクシマ版”ともいうべき貴重な記録なのだ。
ただ、この著者は文章力も構成力もあまり高くないため、本書のように専門外のことを書くと、そのヘタさ加減がもろに露呈してしまう。素材はよいのに、ノンフィクションとしての質は高くないのだ。
専門分野であるヤクザものの場合、知識と経験の豊富さと並外れた取材度胸によって、そうした欠点が補えているのだが……。 -
暴力団専門ライターによる福島原発潜入ルポ。平時より暴力団が如何に原発に関わっているのかを明らかにする。そして原発内部の復旧作業。報道されない暗部に光を当てる本書は旬なうちに読むのが正解。
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大小問わず、利権のあるところヤクザあり。なので、事故後の
福島第一原発の現場の作業員集めに、その筋の方々が絡ん
でいるとの報道があった時、別段驚きはしなかった。
まぁ、あるだろうねぇ。くらいの感覚だった。勿論、事故以前にも
用地買収等に関係しているんだろうなぁ…と。
本書は「福島第一原発の事故収束現場にヤクザがいるぞ」と
聞き及んだ著者が、作業員として潜入を試みたルポルタージュ。
なんだけどさ。潜入するまでが長いよ。しかも、潜入記の部分は
100ページあるかないか。おまけに途中で正体を怪しまれてる。
大失敗の潜入記である。
そもそも、原発マネーとヤクザの関係を追うのにわざわざ潜入
するという手段を取らなくてもよかったんじゃないの?
何をルポしたかったんだろうなぁ。事故収束現場の現状?
旧知のヤクザとのやり取り?焦点はなんなのよ~~~~。
あの原発事故関係の作品は数多出版され、そのうちの何作
かは読んでいる。そのなかでも本書は駄作の部類かも。
『原発ジプシー』も『原発列島を行く』も読まずに現場へ行った
のかな。
潜入記部分も物足りなかったけど、そこへ辿り着くまでの長い
長い部分が読んでいてイライラした。多分、この人、文章が
下手なんじゃないか。暴力団専門ライターらしいけどさ。
このタイトルをつけるのであれば、もっと違ったアプローチが
あったはずだけどな。あ~あ、勿体ない。読んだ時間が。 -
○ルポライターの鈴木智彦氏の著作。
○暴力団関係のルポを得意とする著者による、福島第一原子力発電所事故処理に関わる暴力団組織の役割について、自ら潜入調査をすることでルポにまとめたもの。
○徹底した取材で、原発に関わる人々の裏も表詳細に描いている。
○時系列で記載されているため、潜入前の下りなど、やや冗長な部分も多いが、原発を取り巻く状況について知るには大変面白い。 -
原発の作業現場にヤクザが介入しているという噂は知っていたがルポ形式で読むと改めて衝撃。こういう社会の裏側は政府もマスコミも見ないふりをしているだろうなあ。納得の星3つ
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全体像が掴めないもどかしさはあるが、ライターなので文章は読みやすい。
ヤクザ、村社会、土建業者、メーカーのどんよりとした繋がり、
漠然と思っていたこと、そのまんま「ああ、そうなんだな」と知る。
事実は違う、わけでもなく、もっと大きな真実があるわけでもなく、ただ、思った通りであるという虚脱感。 -
自宅ソファーで読了(71/100)
構成、文章力がひどい、、、。
ただ、今まで遠ざけていたこの手の本を積極的に読むべきだと痛切に感じた。まだ終わっていない時代に生きているのだから。 -
潜入ルポというのが個人的にはまったく乗れなかった。
線量、汚染度の数値にあえてフタをしながら福島第一で
働く人たちの中に、潜入しているというのがどうしても
なんかひどいことに感じた。偽名を使わなかったことを
正義として主張しているのが、そんなのはどうでもいい。
結論として、最終章で語られる、原発とヤクザの利権の
食い合いは、潜入無しでも十分語れるもの。
もちろん、まさに内側をドキュメントしていて、外からは
分からなかったこともたくさんある。それを開示すべき人が
隠蔽しているのだから、著者のような存在は貴重だとは
思うのだけれど…。
この本が好きな人におすすめの本
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感想 :

絶対分かってないな
絶対分かってないな
酔っ払ってテキトーに合わせとるな
酔っ払ってテキトーに合わせとるな