刑務所なう。

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 998
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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163749808

感想・レビュー・書評

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  • ホリエモンの刑務所生活を知りたくて読書。

    軽いノリで読み始めも、予想以上に面白く一氣に読破。多くの人が経験したことがない刑務所生活がよく分かる。なにより日々朝昼晩つぶさに記録されている食事についてが笑える。献立を見て残しているのか、毎食時に書き込んでいるのか分からないが、著者の食事についての執念と(良くも悪くも)日々を肯定的に生きる態度を感じることができる。”この経験をネタに!”という生きる力のようなものに感心してしまう。

    限られた環境の中で情報を集め、彼なりに分析、評論して、アウトプットしていく。やはりホリエモンは選ばれた能力ある人間だ。一方で、逮捕前から変わらぬ好き嫌いをはっきりと出してしまう点は健在で、相変わらず敵を作り続けそうだが、それも含めて著者のいい点かと。

    今後は、偽善でなく、人から感謝されるような、世のため人のためになることを力を発揮して欲しい。単なる辛口コメントのタレントのような存在ではなく、社会がよくなることへぜひ力を昇華して欲しいと願う。

    著者の知り合いや仲間たちとの面会や差し入れなどの厚いサポートが著者の刑務所生活を下支えしてることがよく分かる。逆に、それらのサポートがない受刑者だとどれだけ過酷な生活となるのか考えると恐ろしくなる。

    時事ネタオピニオンと巻末の堀の中の書評ベスト150だけでも一見の価値あり。

    読書時間:約2時間30分

    本書は知人からいただいています。有り難うございます。

  • ホリエモンこと堀江貴文の刑務所からのメルマガ。別にホリエモンじゃなくて、単なる刑務所ドキュメンタリになっている気も。なかなか軽快に読ませたけど、続きが気になるかと言われると微妙。でも自分も刑務所にいる気分にさせるところがすごい。あと、異常に前向きなのは見習おうと思った。

  • 表紙にひかれて。

    刑務所の生活が
    日記として、たんたんと書かれてて
    若干退屈だけど、
    ホリエモンの考えとか時事に対するコメントとかは
    面白かった。

  • 面白かったです。

  • ホリエモンの現在進行形の刑務所体験記。とりあえず、西アズナブルさんの漫画がイイね!と、あとは刑務所の暮らしが詳しく書かれててイイね!といった感じです。
    食事の紹介、情報に対しての貪欲さが刑務所の中でも顕在なとこにも注目!
    衝撃の一冊でした!

  • 刑務所での生活がこと細かくリアルに綴られていて、文体が堅苦しくないこともあってサクサク読めました。
    ごはんは大事、っていうのが文章からもひしひし伝わったし、いくつか食べてみたいメニューも。
    巻末のブックレビューが興味深く、読んでみたくなった本(ほとんど漫画だけど)もいっぱい。ホリエモン幅広く読んでるなぁ…
    ★義男の空
    ★累犯障害者
    ★劇画漂流
    ★サマヨイザクラ
    ★ロッカク
    ★縁側ごはん
    ★鉄道未完成路線を往く

  • 堀江氏が実刑判決を受け、収監される様子から、刑務所内での生活ぶりまで、日記形式で綴られた本。
    言うまでもなく“リアル”な本で、とても面白かった。刑務所暮らしの心情なんかは、やはり体験した人しかわからないので、「なるほど。そういうものなのか」と思いながら読んだ。
    他にも、担当編集者が面会での様子を書いていたり、日記と並行してストーリーが漫画化されてたり、堀江氏が刑務所内で読んだ本や映画の書評、時事ネタに対するコメントなど、盛り沢山です。

  • 非日常だから面白い。軽い文体で苦痛でない。

  • どこでもポジティブに、アクティブに生きていける彼はさすがです。
    優しさや人間味も溢れていました。
    毎回の食事も参考になりました。

  • 逆境の中でもこのポジティブさ。ある意味尊敬する。しかも、それを笑いも交えてしまうポジティブ。さすがだ。

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著者プロフィール

1972年、福岡県生まれ。実業家。ロケットエンジンの開発や、スマホアプリのプロデュース、また予防医療普及協会理事として予防医療を啓蒙するなど、幅広い分野で活動中。会員制サロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」では、1,500名近い会員とともに多彩なプロジェクトを展開。『ゼロ』(ダイヤモンド社)、『多動力』(幻冬舎)、『時間革命』(朝日新聞出版)、『最大化の超習慣』(徳間書店)など著書多数。

「2023年 『(仮)2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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