悩むが花

  • 文藝春秋 (2012年5月29日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784163751405

作品紹介・あらすじ

「週刊文春」の好評連載がいよいよ一冊に!



壮快な啖呵はもちろん、著者の経験が滲む回答で人気の人生相談が一冊に。抱腹絶倒なのに、本物の大人の生き方が見えてきます

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

人生の悩みを真摯に受け止めながらも、時には厳しい言葉で突き放す著者のスタイルが光る一冊です。連載をまとめた本書では、さまざまな相談に対するユーモア溢れる回答が展開され、読者は思わず笑ってしまう場面も多...

感想・レビュー・書評

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  • 週間文春で連載された悩み相談をまとめた本。

    同棲していた彼女に突然出て行かれ、喪失感をどう埋めたらいいのでしょう?
    という男性の質問への回答。(抜粋)

    「知らんよ。そんなこと自分でやれよ。理由もなく相手が出てイカンだろう。
     君に失望したか、君よりいい相手が見つかったんだよ。それって残酷ですって?
     人生は残酷という瓦礫の上を歩くもんだ。」

    相談者を突き放して放り投げたような言葉ですが、
    そんな過酷な場所を何度となく歩いて来られた伊集院さんだからこそ、
    ストンと胸に落ちます。

     「大事な事は人に聞くな。もがき苦しんでも自分で見つけろ。」
    と心の声が聞こえて来ます。

  • P170の冒頭の一言になぜか「やっぱり明日も頑張ろう!」と思いつつ笑いました。

  • 小さな悩みから大きな悩み。
    クダラナイものからマジメなもの。
    ユーモアと誠実さをもって答えていく。

    「奔放な女性と、清純な女性を見わける方法を教えて下さい。僕がこれまで『天使みたい』と思って付き合った女性は、一皮むけばみんな小悪魔で…最後はこっぴどくフラれて終わるのです。」
    「一皮むいちゃイケマセンよ。そんな相手の皮をむいてどうすんの。そりゃ怖いもんが隠れてるのは常識でしょう。一皮むくなんてのは無謀だよ。一肌だって脱いだら大変なことになるんだから。世の中、他人のために皮をむいたり、肌を脱いだりしちゃダメなの」。(119ページ)

  • 二冊続けての人生相談本。 色んな悩みがあり、答えも様々ですね。伊集院さんの答えが面白い

  • 失敗したら?一からやり直せばいい、若いというのはそれが許される。
    自分の弱みをさらけ出せる相手?そんなの友とは呼ばんよ。出逢ったことに感謝できるかどうかだよ。
    何の仕事なら懸命にやれるか真剣に考えなくちゃ。
    伊集院静さんへの人生相談がまとめられている本。
    老練な回答に、何回も膝を叩いた。
    生きていく上でのヒントが散りばめられている良書。

  • 色々な悩み相談に対しての著者の答えがおもしろい。なるほどと思うところや思わず笑ってしまう答えもあります。

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 2017.9.4読了。図書館で借りた。

    1時間くらいで読めたかも。
    おもしろかった!

  • 人生相談の形を取っているが,質問者と氏の掛け合いを楽しむ本。相談者のくだらない質問(氏談)を一刀両断する作者さんの回答が肝。

  • 初めての作家さんです。
    人生相談です。
    的確に答えてらっしゃって、大人の男性って感じです。

  • 【内容紹介】
    一目惚れで夜も眠れません。年寄りのわがままに困ってます。最愛の人を亡くしました…。伊集院静の経験が滲む人生相談。抱腹絶倒。なのに、本物の大人の生き方が見えてくる。『週刊文春』連載を単行本化。


    2015.1.20読了。
    痛快!!
    回答になってないと感じる人もいるのかもしれないけど、私は偉そうな口調の中にも伊集院さんなりの愛情を感じて微笑ましく読めました。
    ある相談への回答の中に「相談への的確な回答は出せんもんだぜ」という一文があり、でもそれでも相談事に付き合うのは本当に悩んでる人に寄り添ってあげたいということなのかなぁ、と。
    確かにひどい回答もあるけど、それは質問もひどいとき。伊集院さんの相談に対しての密かなどっしりした構えに対して、それは失礼でしょ!という質問もあり、答える気力を失っちゃうのは仕方ない。
    最後の回答が心に沁みました。

  • まぁちょっと極端だけど間違ってはいないのかな。偉そうなのは仕方ないね。

  • その悩みを持つこと自体が幸せな証拠というように見える人もいる。。。

  • 面白かった!!伊集院静さんは初めて読みましたが小説も気になってます。おすすめです。

  • 少し、3.11震災に触れている。
    そうか、伊集院静、仙台在住。
    あまり、読みたい内容とは思っていなかったが、伊集院静なりの考えがやっぱり、前を見据えていて、惹かれる。

  • 作家、伊集院静先生による人生相談の連載を書籍化したものです。男女のことに始まって、社会問題、東日本大震災の際に仙台の自宅で被災したときのことや、原発事故に関することまで、縦横無尽に語りつくします。

    「一目惚れで夜も眠れません」
    「年寄りのわがままに困ってます。一発ギャフンと…」
    「最愛の人を亡くしました」
    「息子が主人に似てバカなんです」―

    こういった読者からの質問に答えるのは直木賞作家、伊集院静先生による人生相談の連載が単行本化されたものです。伊集院先生の人生相談で、かなり、相談内容が壊れたものもありますが、かなり適当に答えたり、また、真摯に相談に乗りながらも、時々『おっ』という言葉をおっしゃるのが伊集院先生の伊集院先生たるゆえんであります。

    その中でもぐっと来たのは
    「人は残酷と言う瓦礫の上を歩くんだ」
    と言う言葉だったり、
    「銀行家、株屋、投資家なんて大半はまともな顔をしとらん」
    というのも、かつて自分がしてきたことを思い浮かべると、自分も含めて確かにそうだったなぁと思わずに入られませんでした。

    やっぱり、ムチャクチャな生き方をしているようで、どこかに品がある。だからこそ人の心を鷲摑みにすることがいえるのだろうし、弟さんや奥様をなくされた壮絶な経験から話される言葉にも、突き動かされるものがございました。

  • 読者の質問に対して、読んでいて心地よい切り口で答えてる。切り口の角度も素晴らしいが、それよりも切った爽快感がココロを満たす。

  • サインをいただいた嬉しい一冊!!かっこよかったなあ、、、

  • 伊集院静らしい人生相談が繰り広げられています。女々しくなく、男としてどうあるべきか、人間としてどうあるべきか、伊集院静の視点で回答が述べられているのがよいです。自信のない人や不安を抱えている人に読んでもらいたい一冊です。

  • 小気味よい回答で読んでてすっきりした。他の質問と連動した回答の部分が読んでて吹き出した。

  • 少し反発ももちろんあるけれど、面白い。

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著者プロフィール

1950年山口県生まれ。’81年短編小説「皐月」でデビュー。’91年『乳房』で吉川英治文学新人賞、’92年『受け月』で直木賞、’94年『機関車先生』で柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で吉川英治文学賞、’14年『ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石』で司馬遼太郎賞をそれぞれ受賞する。’16年紫綬褒章を受章。著書に『三年坂』『白秋』『海峡』『春雷』『岬へ』『駅までの道をおしえて』『ぼくのボールが君に届けば』『いねむり先生』、『琥珀の夢 小説 鳥井信治郎』『いとまの雪 新説忠臣蔵・ひとりの家老の生涯』、エッセイ集『大人のカタチを語ろう』「大人の流儀」シリーズなどがある。

「2023年 『ミチクサ先生(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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