本人伝説

著者 :
  • 文藝春秋
3.76
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本棚登録 : 153
感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163754000

作品紹介・あらすじ

顔全体で本人になりきる。それが重要。管直人から浅田真央、松田聖子から橋下徹まで近年の有名人になりきる「本人術」。なりきれば真実が見えてくる?!爆笑必須の一冊

感想・レビュー・書評

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  • アハハハハ~、おもしろ。

    引っ越しの日が刻々と迫っていて
    ニヤニヤ読書なんてしていてはいけないのですがねえ。

    昔から、物まねとか、パロディとか、大好きなんです、私。

    時折、誰かのまねをしているって言うだけで
    なんでこんなに面白いのかな?と言う不思議な気分を確かに感じます。

    この本は本人術者(なんだそれは?)の南伸坊さんの顔真似写真集。
    本人なりきりお言葉付き。
    撮影が奥さんというのでそこからもう笑っちゃう。

    はっきり言って似ていないのもあるよ、でも、さ、良いじゃない。
    意気込みが大事よね。

    私が好きじゃない人もたくさん出ているが、
    この本の中では嫌い!とならなかった。

    一回本屋さんでみて、その時はやめて、
    やっぱり欲しくなって今日、買ってしまった!

    清水ミチコさんや、和田誠さん、松尾スズキさんとかもそうだけど、
    本人になりきってその人みたいな文章をかけるって言うのが、
    私の中では素敵最高ランク、とてつもなく尊敬しているのだ。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「この本の中では嫌い!とならなかった。」
      それは何故なんでしょうね?
      南伸坊の表情は、何とも言えず憎めないですけどね。。。
      「この本の中では嫌い!とならなかった。」
      それは何故なんでしょうね?
      南伸坊の表情は、何とも言えず憎めないですけどね。。。
      2014/05/02
    • 日曜日さん
      一回伸坊さんフィルターで濾過されるのでしょうかね??
      一回伸坊さんフィルターで濾過されるのでしょうかね??
      2014/05/03
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「伸坊さんフィルター」
      確かに、、、描かれる作品も飄々とした軽さが素敵ですが、そのままな感じですものね。
      「伸坊さんフィルター」
      確かに、、、描かれる作品も飄々とした軽さが素敵ですが、そのままな感じですものね。
      2014/05/12
  • 南伸坊が本人に扮装して、短文を書くの続き

  • 写真

  • おもしろし。似てるのも似てないのも笑える。

  • 2017.5.31読了
    似てないものも多々あるがチャレンジ精神は溢れている。

  • 「我々が武田信玄だと思っていたあの顔は実は“別人”のものだった」ことは、今や歴史学的な常識であるという。
    それを知った伸坊さんは「なんてこった!」と思うのだ。
    亡くなった勝新太郎はなんと思うだろう?黒澤明監督の『影武者』に武田信玄(とその影武者)役で出ることになっていた勝新。
    ヒゲを伸ばし、もみあげを伸ばして、ほとんど「本人」になり、撮られ方を工夫研究していたのに、そこを監督にとがめられ…。
    「本人」とはなんであるか?松田聖子に始まる本人術は最後までノンストップ。面白かった!

  • てげわろた。

  • ブログに掲載しました。
    http://boketen.seesaa.net/article/400901462.html
    思わず吹きだす顔面似顔絵。出版界の夫婦漫才。南伸坊はさまざまな雑誌で、本人になり切る「顔真似」を披露しており、それをまとめた一冊。
    あのおむすびあたま、超エラ張り顔の南伸坊が松田聖子や浅田真央の顔真似をするのだから無理がありすぎる。
    しかし笑える。4人目の「ヨーコ・オノ」で思わずぷっと吹きだしてしまった

  • 以前の「本人の人々」を読んで、写真をみて大笑いしました。今回もそれを期待して、購入しました。正直に言いますと「本人の人々」ほどは、インパクトは感じませんでしたが、相変わらず笑いました。南伸坊さんの視点、奥さんの文子さんの写真に脱帽です。次作品にも期待です。

  • 坂東市の図書館【蔵書紹介】顔にいろいろな有名人の絵を描いた南伸坊の写真と、その人になりきった痛快コメント満載。笑えます。

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著者プロフィール

南 伸坊(みなみ・しんぼう):1947年東京生まれ。東京都立工芸高等学校デザイン科卒業、美学校・木村恒久教場、赤瀬川原平教場に学ぶ。イラストレーター・装丁デザイナー・エッセイスト。雑誌「ガロ」の編集長を経て、フリー。主な著書に『オレって老人?』(ちくま文庫)、『装丁/南伸坊』(フレーベル館)、『ねこはい』(青林工藝舎)、『本人伝説』(文春文庫)、『おじいさんになったね』(海竜社)『くろちゃんとツマと私』(東京書籍)『あっという間』(春陽堂書店)、共著として『いい絵だな』(集英社インターナショナル)などがある。

「2023年 『私のイラストレーション史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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