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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784163754109
作品紹介・あらすじ
警察小説の名手として知られる乃南さんのもう一つの顔は、名うての旅行マニア。本書で紹介されるのは、中国雲南省奥地の伝説の理想郷「シャングリラ」、貴重な動植物の残るオーストリア・タスマニア島、アフリカ・ケニアのサバンナなど、パッケージ・ツアーではなかなか行けない場所ばかり。国内でも、飛行船での東京上空散歩や北海道オホーツク海沿岸の農園、九州新幹線と玉手箱列車で行く南九州など、観光ガイドには載らない見どころが満載。杭州でサソリの唐揚げを食したり、沖縄の神秘の塩「島マース」を使った琉球料理を味わうなど、グルメガイドとしても楽しめます。また、著者自身が撮影した美しいカラー写真も、多数収録しています。
作家ならではの観察眼が光る極上のエッセイ集でもあり、『地球の歩き方』を卒業した旅行上級者のための異色の旅ガイドでもあります。
みんなの感想まとめ
異国の文化や風景を通じて新たな発見を楽しむことができる本書は、旅行マニアにとっての貴重なガイドです。著者は、中国のシャングリラやオーストラリアのタスマニア、ケニアのサバンナなど、観光ガイドには載らない...
感想・レビュー・書評
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写真も多くて旅行記にも見えた事で読む気になった。
そんな出会いだった本。
日焼けといえば南国のビーチしか思い浮かばない私に、チベットの大地に足をつけ働く日焼けがえると教えてくれた。
「三泡台」と呼ばれる茶も初めて知り、とても興味をそそる。
瑪瑙を買い足す行為(考え方)が人生でもあると。
思いがけない出会いから手にした本から、一気に異国の空気を身体いっぱいに吸い込んだ気分。
著者のことは知っていたけど、読むのは初めてだったが、沢木耕太郎のようなそんな後味がした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すでに、どこを見ても誰かの足跡がついてるんじゃない?
…と、思われるほど、地球も歩きつくされた感はある。
そんな中であえてタイトルに用いた『穴場』
地球の穴場…
(秀逸なタイトルだなぁ~)と、思った。
仙人が目撃された地・・・。
地上に最も近いが空中・・・。
何千、何万年もの間、人が踏み入る事が出来なかった土地・・・。
探せば、まだまだあるもんですね~
写真も素敵♪ -
感想が、まとまらない(笑)
中国の京劇と、沖縄の塩と、九州の電車と、東京の飛行船と、ケニアのサファリ。
飛行船は、ヒンデンブルグ号の件は知らないが魔女の宅急便でポッキリ折れてる画像が脳裏に焼き付いているので、私は怖いのだけど、実際に乗ってみると違うらしい。作者は、「天使の視点」と表現していた。
九州の電車は、ホントに面白い。
机上の論理と計算と経済効率ばかり尊重した挙げ句に出くわした、想定外、の地震。なんのために、いままで、…じゃあ、もっと心暖まることに時間やお金をかけても良いのではないか、と。
なるほどなぁ…生真面目なのは日本人の一般的美徳だけど、冷たいほうにばかり真面目に進まなくても良いわけだよね。 -
旅行記。なかなか良かった。
飛行船乗ってみたい。静からしい。
九州新幹線(+鉄道の旅)の話でちょっと泣いた。沖縄と北海道も良かった。 -
乃南アサさんの小説は好きだから、期待して読んだ。
軽い旅行記というよりは、ルポタージュといった感じ。知らなかった情報が沢山盛り込まれていて、読み応えがあった。鋭い観察眼はさすが。
「…かもしれない」「…だろうか」みたいに想像までで終わるところがあったのが気になった。本当のところはどうなの?現地の人に確認しなかったのか?でも、気になったからこそ、実際に自分で足を運んでみたいとも思った。 -
中国・チベットの箇所が興味深かったです。この時からまた変化しているのでしょうね...。
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現在報道される中国は、何故か大都市の中で、スマホ片手に、写真を撮ったり、キャシュレスの買い物をしてる人達が、映されて、近代化の中国をイメージさせていた。
この本を手にして読んでみたら、4000年の歴史ありの中国の良さ、そして、人間味のある優しさも紹介されている。
青海湖のチベット族のもてなし。
今日の新聞に書かれているウイグル族を、中国が、監視カメラで、顔認証して監視との事、、、、
ここも、国際自転車レースなどで、自然が少なくなるのかも、、、、
オーストラリアのタスマニア
南米、アフリカ、オーストラリア、南極が、一つの巨大な大陸だったと、照明されている植物が、あるそうだ。
アフリカ ケニア
マサイの勇敢さのイメージしかないのだが、、、
現在では、民族間の紛争、テロ爆発、感染症、貧困、難民のイメージが、強い。
作者が、中国の辺びな場所へ、そして、アフリカの内地へ旅行するのに、勇気と興味心と探究心、そして、気力、若さが、無いといけない場所である。
頭では、報道、本などで、こんな所があって、今では、行けるようになったんだと、思うのだけど、身体がついて行けなくなって来た。
先ずはお勧めの北海道・沖縄にして、今夏は、どこか、少し遠くへ行きたいものだと、思いながら、、、作者が、自分へのお土産と、題した箇所を読み、、、そうそう、人へのお土産ばかり買っていたことに気付いた。
自分が、遠くへ旅行できたというご褒美のお土産を、今度の旅行の時に購入しようと、、、、思った本である。 -
筆者の筆致は淡々として、冷めているようで、しかしどこか暖かい。大げさに感動したり、はしゃいだりしている風はなく、いつも落ち着いて、旅を重ねているように読める。
もともと紀行文は、他人の楽しんだことを追体験するだけのことと、読まず嫌いになっている。たまに、司馬遼太郎の「街道がゆく」のような、目に見えた風景というよりは、その先にある長い歴史の積み重ねについて語られるようなものはいいな、と思ったり、また逆に、西原理恵子の鳥頭紀行のような、ギャグ満載のも好きだったりする。
もともと興味が深く、大好きな中国の都市への旅行が冒頭続くので、中国の旅の本かと思ったが、途中、沖縄や、東京、タスマニア、アフリカのケニアなども出てくる。それぞれに、筆者の柔らかな目線で、土地、人、そして特に食べ物についての見聞が筆致豊かに語られている。あとは、空気。筆者は出かけた先の空気、あるいはその匂いのような部分を感覚鋭く捉えていて、その表現がいいと思った。
また中国を訪れてみたい。最後に行ってからもう数年経つが、その間に驚くほどきっと街は変化をしているだろうな。それから、緯度が、他の国と重ならないせいで、空気が特段にきれいで印象深いというタスマニア、これもいつか行ってみたい、と思った。 -
ノスタルジー半端ない。
素敵な本だったー
沖縄も九州も北海道もケニアもぜんぶ素敵だったけどやっぱり今一番中国に行きたいなー!!!
いわゆる大都市も魅力的だけどながーい歴史に思いを馳せる古都滞在がしたいo(^o^)o -
紀行文だから、小説のような楽しさは無いだろうと思って読んだら、予想外にとても楽しかった。なぜだろう……
写真もいい。 -
乃南アサが訪ね歩いた穴場。雑誌「旅」に掲載していたものが中心。アジアと日本を中心に、なかなか訪れないような穴場の探訪記。
東京上空の飛行船体験記も面白かった。 -
高地で少しずつ水を飲むのは、体内で分解して酸素を得るためとか。生きている体の不思議。
25年ほど前は広告媒体としての飛行船をよく見たものだ。もっと大きな飛行船で遊覧飛行ができるとは知らなかった。機械があれば乗ってみたいものだ。音が静かというのは人に気づかれにくいという側面もあるのかもしれない。と思って検索したら2010年に破産、飛行船は解体されてしまったようです。今日本には外資系保険会社の宣伝用に一機あるだけなんですね。
著者がどこに行っても酒食を楽しんでいるのがうらやましい。そこに住む人が日常食べているものや、美味しいと言っているものを食べられないのはとても無作法なことだと思うのだが、私自身は食に保守的だからだ。 -
2012 8/25
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中国、タスマニア、アフリカ、九州、沖縄、北海道そして東京。
見たことの無い景色ばかり。
いつか目にできる場所はあるのだろうか。
水かけ祭と飛行船に特に惹かれた。
勿論サファリもそして九州の電車たちも。
【図書館・初読・7/27読了】
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