- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163756707
作品紹介・あらすじ
福岡ハカセが生命と記憶をめぐる長い旅の末、たどり着いた、清冽なナチュラリスト宣言。
感想・レビュー・書評
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教養って言葉を使わずに教養を伝える一冊と思いました。
動的平衡を読んでからファンの福岡伸一さん。ともすれば難解さの上塗りで一般人を置いてきぼりにしがちな話題を分かりやすく書かれる方とは思っていたが、この一冊はそれが詰まりに詰まった本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2021/08/23
大阪城の下水、言葉における文脈の大切さ、日本語での一人称、生物の死は利他的行為、外部に作り出した文明と内部に育ててきた文化…短いエッセイの中に頷いたり、なるほどと思ったりすることが沢山。
様々な話題を読み進めた後で本のタイトルを見てまた納得。 -
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遅ればせながら、読みました(三省堂本店でサイン入りを買ってたんです)。エッセイをまとめたものですが、短い文章にもきめ細かさと奥行きがありますね。いいですね。
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著者のファンなので、こういう短編というか日記やメモっぽい本もまた違った味があってよかった。
この本から読んだ人はつまらないとおもっちゃいそうだけど。 -
週刊文春に掲載されていた生物学者・福岡先生のコラムをまとめた書籍の第2弾。
『ルリボシカミキリの青』が第1弾。
たんぱく質やアミノ酸や大腸菌や遺伝子や蜂のことを、先生の面白おかしいエピソードと合わせて教えてくれる。
先生が好きな画家・フェルメールや先生が感銘を受けた本のことを、先生の思い出と合わせて話してくれる。
まったく堅苦しくなく専門的な話に触れられるので、福岡先生の本は大好きなのです。
特にこのコラム集2冊はオススメです。 -
繰り返し、書き飛ばしが目立つようになってきた。売れて忙しくなる人の通る道で、自覚があれば軌道修正してくれるだろう。
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読みながら「なるほどなぁ」と、何度も呟く。
著者の、心根の優しさがジンワリ伝わる
とても読み心地の良いエッセイ集です。
平凡な毎日も、壮大な世界の上に成り立っていることに
改めて気づかせてくれます。 -
サイエンスがとにかくわかりやすい!