- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163757605
作品紹介・あらすじ
人はなぜ目標が達成できないのか?それは、生物が長期的な利益よりも短期的な誘惑に極端に弱いからだ。それを防ぐために行動経済学が教える方法、それが「コミットメント契約」。成功への努力を的確に行うために最適な「アメとムチ」を組み立てるこの方法を実践すれば、豊かな成果が手に入る。
感想・レビュー・書評
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思いつく、と言う意味では小学生の頃からやってる「出来なかったら100万払うか?」「じゃ、出来れば100万くれるか?」のような誰でも浮かぶ思いつきだが、個々のケースに踏み込み、実際にやってみて、フレームワークにまで落とし込む実行力。
実験国家アメリカ、と誰かが言っていたが、まさに。 -
まとめだけだだっと読了。
普段からやれている気がした。
大きな目標のためにどういう風にコミットメント契約を結べばいいか、これが難題でずっと悩んでるうちにおじいちゃんになりそう。
やりたいやらねばと思ってることに短期的な欲望が勝らないようにするためにうまく自分の心理ついて行動したい。 -
良いものを買うときはまとめ買い。猜疑心や悪いと思うものを買うときには小分けして買う。
心理学ですね。 -
行動経済学、コミットメント契約
成功への努力を的確に行うために最適なアメとムチを組み立てる方法
コミットメント契約:破った場合の罰、達成した場合のご褒美という裏付けを持つ約束
こちらが他人の行動を変えることができるという点で価値がある
上手くいったりいかなかったりするのは何故なのかの説明
章の後ろに話のまとめ
せっかち(今すぐ欲しがるから)
罰があることで先送りと尚早化の両方の問題を解決出来る。誘惑から遠ざけることを選べる
拒否できないような提案をすることで抑止性がでるので成功しやすく
厳しい鞭で成果を出させると行動変化は長続きせず反動が起きる。フレーミングで同じ条件でも厳しくなさそうにみえる(鞭にみえるか鞭の不在という飴にみえる)
社会的文脈が大事だ:宣言、自分と似た人が成功していると知ればうまくいく、名誉に関わることならうまくいく、ほかにだれがそのインセンティブから影響をうけるか
約束を守るための困難を過小評価して大変な挑戦してしまう:自制心は限られたリソースであり使いすぎると枯渇する
一部の選択肢を心に浮かべることもさせなくするコミットメントはそれを我慢する自我蕩尽をへらしてくれるかも
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読み物としても面白かった
同僚の、男としては相手と同時に云々尚早化を招く可能性がある、には少し下品ではあったけどうまく言いやがって…と感じた
前半の部分に対しては学びもあった
いかにして行動に移すか、を書いてくれていた
損失の話は再勉強にもなって良かったと考えている
後半の部分に関しては、著者のサイトに関する話が多くなってきて少し辟易とした -
コミットメント契約、stikK.comについてなど、非常に
面白そうな話題なのだが、読み辛くて時間がかかった。