幕末会津の女たち、男たち 山本八重よ銃をとれ

  • 文藝春秋 (2012年11月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784163757803

作品紹介・あらすじ

会津そして幕末を題材とした数多くの著作を持つ著者が、幕末から明治にかけて、来年の大河ドラマの主役となる烈女、山本八重をはじめとした会津の女性、そして、幕末から明治期にかけて近代化に貢献した男性を中心に、まだ知られざる歴史を紐解く、意外な発見と、スケールに満ちた歴史エッセイ集。スペンサー銃を片手に鶴ヶ城に入城。女だてらに鉄砲隊を率い、寄せ手の薩摩軍の大山巌に傷を負わせた女丈夫としての前半生。そして、伴侶新島襄と出会い、文豪の名作執筆のきっかけとなったとあるスキャンダルにかかわった秘話など、真実の山本八重の姿を、さまざまなエピソードとともに語る「山本八重よ、銃を取れ」。飯盛山で自刃した白虎隊の隊長でありながら途中離脱し、敵前逃亡の裏切者と後世に伝えられた日向内記。のちに喜多方へ逼塞したのちに斗南へと米や金を送ったという新発見を見つけた「白虎隊、百四十年目の真実」。鶴ヶ城落城時に一家で自刃、「なよ竹の」の辞世で知られる会津藩家老西郷頼母の妻と、その娘たちの悲劇の背景にあった藩を二分した恭順と抗戦、そして頼母にまつわる哀しき事情。そして頼母の意外な明治維新以降の足跡を明らかにした「西郷一族二十一人、自刃の真実」。女性ながら従軍し、中野竹子らとともに娘子隊として活躍した神保雪子。行方知らずになった、自刃した、凌辱されたと諸説ある彼女の最期の足跡を解き明かす「消えた女」。上総飯野藩、高遠藩とゆかりのある保科氏の娘として生まれ、会津藩に、高須藩の容保とともに養子に入り、中津藩奥平家に嫁ぐがやがて会津藩に戻り、会津藩の女性たちを率いて籠城戦を指揮、負傷者たちを救護した姫の実像を描いた「松平容保を慕った美貌の姫」など、秘められた会津の哀しき歴史を、著者ならではの一級の資料と、官製史観ではけっして見えてこない著者独自の観点から綴る、真の歴史好きにこそお読みいただきたい一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 表紙の若松城の美しさが目を惹いた。
    新島八重だけでなく、西郷頼母、照姫、神保雪子など幕末の会津に生きた男女の興味深いエピソードが、確かな資料をもとに紹介されている。

    著者は保科正之についての著書も多く、他の本も読んでみたくなった。
    (ゆ)

  •  大河ドラマの影響で読んだ幕末の会津藩についての本。山本八重さんのことも。会津藩については、白虎隊のことをなんとなく知っている程度のことしか知らなかった。その後の会津藩の人々はどうなったのかというところも書かれていた。斗南藩での苦しい生活。柴五郎という人物のことをこの本で初めて知った。

  • 大河ドラマ「八重の桜」に決定後、発行された本。その為、山本八重に関しては、三分の一ページをさいてます。ただ八重関連本が多くなってきた為、それらを読みまくってた私にとっては新たな記述は無かったかなぁと。

    他の章は新説もあり読み応えありました。白虎隊隊長・日向内記が食料調達の為、白虎隊員の少年達から離れた説。これ私もそう思い込んでました!しかし戊辰戦争後、斗南藩の話を読む限り中村さんの説の方が納得が行きます!!
    西郷頼母さんは。戊辰戦争後の話は聞きたく無かったかも、逆に悪いイメージがついてしまいました。^^;

  • ちょっと舐めてました。。スイマセン!おもしろかった!

    知らなかった事実、最近の研究結果は今までの固定概念を覆された!
    日向隊長!すいません!!自分貴方のことを誤解してたみたいっす!
    会津の人は本当にすげーや!!


    徳冨のせいで捨松ちゃんが苦しんだのか…
    あのやろう。。。許さん。

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著者プロフィール

1949年、栃木県生まれ。東北大学文学部卒。91年に作家として独立。史実至上主義を貫く歴史小説の第一人者。87年『明治新選組』で第10回エンタテインメント小説大賞、93年に『五左衛門坂の敵討』で第1回中山義秀文学賞、94年に『二つの山河』で第111回直木賞、2005年に『落花は枝に還らずとも』で第24回新田次郎文学賞を受賞。主著に『名君の碑 保科正之の生涯』はじめ著作多数。

「2025年 『幕末<暗号>解読記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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