- 文藝春秋 (2012年11月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784163758008
作品紹介・あらすじ
国際情勢の読み解き方から、よい会社とは何か、お金と幸福の関係まで。
池上彰教授の「わかりやすい教養講義」を実況中継!
2012年から東京工業大学の教授に就任した池上彰さん。
「頭はいいけど『世間』に弱い」「『経済にうとくて』と言い放つ某首相を輩出した」 と東工大生を笑わせつつ、ものづくり日本の最先端を担っていく彼らに「教養という名の世界地図」をわたして、世間の歩き方を教えます。
「悪い会社・優れた経営者の見分け方」から「領土問題や反日運動にどう対処すべき?」「年金には入ったほうがいいのか?」まで。「なぜ優秀な理系学生がオウム真理教に?」という宗教問題、「君ならサムスンに移籍するか?」という学生との白熱討論も収録しました。
「日経新聞」連載でも人気、ビジネスパーソン、学生から大反響です!
目次
1 実は原爆を開発していた日本
2 世界地図から見える領土の本音
3 日本国憲法は改正すべきか?
4 紙切れを「お金」に変える力とは
5 悪い会社、優れた経営者の見分け方
6 経済学は人を幸せにできるか
7 リーマン・ショックとは何だったのか?
8 君は年金に入るべきか
9 視聴者が変える21世紀のテレビ
10 オウム真理教に理系大学生がはまったわけ
11 「アラブの春」は本当に来たのか?
12 大統領選でわかる合衆国の成り立ち
13 なぜ「反日」運動が起きるのか
14 “金王朝”独裁三代目はどこへ行く
15 君が日本の技術者ならサムスンに遺跡しますか?
みんなの感想まとめ
国際情勢や社会の仕組みをわかりやすく解説する内容で、特に社会系の知識が少ない人にとっても理解しやすい構成が魅力的です。池上彰の講義を通じて、難解なテーマが整理され、興味を持つきっかけになります。読者は...
感想・レビュー・書評
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高校生以来ほとんど手を付けなかった国際情勢の話題を一気に整理してくれた本。社会系の知識がほぼない俺にとってはちょうどいいくらいの内容だったし、社会系の勉強に興味をもった。面白いし学べば学ぶほど味が出る。でもやっぱアラブあたりの話は分からんなぁ・・・
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池上彰さんの本なので、非常にわかりやすいです。世界の今が分かります。ご一読を。
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学問を続けるには、池上氏のようなわかりやすいナビゲートと、わかりにく過ぎてもとにかく食らいついてやろうというモチベーションの2つともが重要だ。前者だけでわかりきったようになるのも危険、後者だけで方向を誤った孤軍奮闘してもあんまり意味ない。
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池上さんが東工大で講義されている内容が簡単に要約されていた。理系であっても知らねばならないと度々記載があったが、その通りで、基礎的な現代社会の教養がわかりやすくまとめてあった。
社会に興味を持つ第一歩として、とても良い本だった。 -
乱読
スッと入ってこなかった -
時事問題に対して、時代背景からの解説が分かりやすい。リーマンショックは建物を担保に建物を立てるための金を高利で貸したということが改めて分かった。
北朝鮮の動きは改めておかしいことが分かった。 -
稲はかつて「ネ」と発音されていた。米が貨幣の役割を担っていたので、「値」という言葉になった。中国では、子安貝が交換の媒体だったため、お金や財産に関する漢字には貝が入っている。古代ローマでは、兵士への給料として塩が支払われていた。英語のサラリーの語源となっている。
多くの経済学者が認める経済学の定義は、「資源の最適配分を考える学問」。
ムスリム同胞団は、西洋文明の拒絶とイスラム文化の復興を掲げたエジプト人のハサン・アルバンナにより、1928年に結成された。ムスリム同胞団から生まれた原理主義の思想家サイイド・クトゥブは、神こそが主権を持っており、人間が選挙でリーダーを選ぶことはイスラムの道に反するとして、ジハードを主張し、執筆した「道標」はアラブ社会に広く影響を与えた。パレスチナのムスリム同胞団の支部は、反イスラエル組織ハマスの母体となっている。
大統領は国家元首で、首相は行政のトップ。王政が残る国には大統領は存在せず、首相が行政のトップとなる議院内閣制をとる。大統領が存在する国は共和制。 -
この本の中にはたくさんの情報が詰まっている
昔の日本について
憲法について
経済について
宗教について
無知の自分にはどれも勉強になるけれど
何よりも自分の考えの幅が広がりました
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生き方は色々あるけれど
個人は必ず社会と繋がっている -
池上先生が、東工大の学生に向けた講義の文字起こし本。
全体的に、テレビの池上さんのノリだが、最終章の「日本の技術者がサムスンに行く話」での学生たちの議論の頭の良さにほとほと感心した。
うちの大学では絶対にこんな鋭い議論にはならないような。。。
さすが、日本を代表するエリートがいる大学の学生たちであった。 -
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正しいことを自分で見つける。物事を批判的に受け止めることが大切。
固定観念に汚染されないように、自分の目で見て、自分の頭で判断する。
アメリカの大統領戦は政策だけでなく、宗教も絡んでいるとのこと。そういう視点で見なければならない。
宗教に鈍感では世界を見られないことがよく分かる。
中国の国の成り立ち等も興味深く、読み進められた。
社会は絶え間なく動いているので、時に立ち止まり、まとめて考えることが大切だ。 -
「池上彰 経済」でamazonで検索。
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池上さんが東工大で担当することとなった教養授業「知の世界地図」をそのまま一冊にまとめた内容。今の(昔も?)授業は15回きっちりやらなければならないので、本書もそのまま15章で成り立っています。基本的には、現代社会的な内容で、当時の時事ネタを若干掘り下げて、その本質から分かりやすく伝えるという池上さんらしい内容。まさに「週刊大学生ニュース」。理系の学生も専門以外でも、社会の仕組みや歴史などについて最低限これぐらいの知識と関心は持って欲しいというような内容です。そして、大学生になったばかりで受けるならとても楽しそうな授業です。こう言うの大学教員だと個々の内容を専門的に深ーく掘り下げてた内容の授業がいくつかあることになる。そうなると結構自分で苦労して理解して、それぞれに内容を咀嚼し結びつけていく課程が必要で、それは知的訓練という意味では必要ですが、まぁとっかかりとしてはこのような授業もあると嬉しいでしょう。本書は、授業をしながらその内容を日経新聞で連載し、それをあっという間に文藝春秋社で出版という見事な連係プレーだったようです。さすが池上さん。
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配置場所:摂枚普通図書
請求記号:304||I
資料ID:95130043
※2016年10月の「大学」でも取り上げました。 -
【配架場所】 図・3F開架
【請求記号】 304||IK
【OPACへのリンク】
https://opac.lib.tut.ac.jp/opac/book/175159
池上彰教授の東工大講義 日本篇「この日本で生きる君が知っておくべき「戦後史の学び方」」 国際編「社会人のための現代史」もあります。 -
はじめに 「学際的教養」のススメ
1 科学と国家
実は原爆を開発していた日本
2 国際情勢
世界地図から見える領土の本音
3 憲法
日本国憲法は改正すべきか?
4 金融
紙切れを「お金」に変える力とは
5 企業
悪い会社、優れた経営者の見分け方
6 経済学
経済学は人を幸せに出来るか
・アダム・スミスの「見えざる手」 『国富論』1776年
・労働価値説を唱えたマルクス 『資本論』
・大恐慌への処方箋を書いたケインズ 『雇用・利子及び貨幣の一般理論』
・フリードマンの徹底した自由主義 『資本主義と自由』
7 世界経済
リーマン・ショックとは何だったのか
8 社会保障
君は年金にはいるべきか
9 メディア
視聴者が変える21世紀のテレビ
10 宗教
オウム真理教に理系大学生がはまったわけ
11 社会革命
「アラブの春」は本当に来たのか?
12 アメリカ
大統領選でわかる合衆国の成り立ち
13 中国
なぜ「反日」運動が起きるのか
14 北朝鮮
“金王朝”独裁三代目はどこへ行く
15 白熱討論
君が日本の技術者ならサムスンに移籍しますか?
あとがきに代えて 「現代世界の歩き方」
私は世界のことを何も知らないんだな。
朝鮮戦争(1950年(昭和25年))って、休戦状態なだけで、まだ終わってなかったんだ。だから韓国には徴兵制度があるのか。 -
「はじめに」のタイトルは,『学際的教養のススメ』。
3.11の原発の大事故の際,理系の専門家の発言が文系の国民に伝わらないという「文理の断層」に危機感を覚えた池上教授が,東工大の教壇に立つに至った経緯や心境が述べられています。
これまである意味では「自分の世界」に没頭することが許された学者や研究者・技術者も,これからは社会と無縁で生きることはできません。そのために必要なのが「学際的教養」です。
その学際的教養の「種」を学生に提供する池上教授の教育のポリシーは,「教えられるのではなく,自分で学ぶ」。高校まで「正しいこと」を教えられてきた若者に,自分の力で「正しいこと」を見つけてゆくための「知の世界地図」を贈ることが,池上教授が目指すところです。
素晴らしい理念の元で実現した「池上教授」による「東工大講義」ですが,『超・池上ファン』の私には,やや物足りない読後感です。
既読の池上本との内容の重複が多かったこともありますが,それよりも東工大の学生達の反応があまり瑞々しいものと感じられなかったからです。「世界を変えた10人の女性」のお茶の水女子大の学生達に比べると,正直言ってかなり劣っている感じがしました。
東工大の学生は理系で,お茶の水女子大の学生は文系中心だということが影響してるとは思いますが,お茶の水女子大には多くの理学部の学生がいることを考えると,東工大生の「理系脳」のアンバランスさを感じずにはいられません(私自身が理系なので,それを強く感じるのかもしれません)。
単位の厳しい池上教授の授業を,ぜひ受けてみたいものです。具体的には,池上教授はどのようなリファレンスを学生達に提供しているのかを知りたいです。
「考える」ことを学生に強要しているわけですから,優良な文献を学生達に紹介しているのだと思います。
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