ホリイのずんずん調査 かつて誰も調べなかった100の謎

  • 文藝春秋 (2013年8月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (512ページ) / ISBN・EAN: 9784163760001

作品紹介・あらすじ

ずんずん調べて17年。『週刊文春』の名物連載「ホリイのずんずん調査」は1995年から2011年までの長きにわたり、日本の様々なことを調べ続けてきました。どうでもいいようなこと、役に立たないようなことも、あえて大真面目に調べると意外といろいろな事実がわかるもの。大げさにいえば、この調査は、日本の失われた20年を調べること、でもあったのです。大げさですが。



そんな「誰も調べなかった謎」を調べに調べたうちから精選した100テーマを再構成したのが本書です。

エスカレーターで右に立つのは関西人ではなくて大阪人と兵庫人だけ。写真を撮られるときのVサインの起源は1967年、星一徹だ。ミステリーの本の「重量」は90年代に重くなり続けた。バブル経済は実際その最中には誰も「バブル」とは呼ばず、初めてそう呼ばれたのは1990年だ。初代ウルトラマンは地球滞在時間3分をきちんと守っていたが、ウルトラマンティガはわりとルーズで4分くらいいた。「OK牧場!」の由来を知っているかどうかの境目は1970年生まれだ。



どうでもいいようでいて、何となく日本の変わった部分・変わらない部分が浮き彫りになっているような気がしませんか。そうでもないですか。

他に類を見ない、独自調査の集大成。まさに天下の奇書が堂々の完成です。日本の文化・習慣・スポーツ・雰囲気の変遷が不思議とわかってくる、ホリイ調査の精華100本、ホリイの2013年コメントつきでボリュームたっぷり。一家に一冊、ぜひご常備ください。

みんなの感想まとめ

どうでもいいように思えるテーマを真剣に調査した結果、意外な事実が明らかになる一冊です。著者は、独自の視点で選ばれた100のテーマを通じて、日本の文化や習慣の変遷を探求しています。例えば、牛丼のつゆだく...

感想・レビュー・書評

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  • どうでもいいことを執拗に調べる執念がすさまじい。牛丼のつゆだくが標準化したエピソードが面白かった。あまりにトピックが多いので面白そうなのだけ読んだ。
    更にその後の加筆まであり、常軌を逸している仕事ぶりである(褒めてる)。

  • 週刊文春に掲載されていたコラム
    ホリイこと堀井が、自分の手足で調べ上げた792のうち100のテーマをセレクト
    よくもまあこれほど調べたなという、ネットで雑に調べて出てくるものではなく自分で調べる姿勢が参考になる。
    別段緻密ではなく、週刊誌として求められる水準の内容であるもののアンケートではなく取材により一人一人と向き合ってきた内容の密度は段違い。
    坂本龍馬の扱いの過去からの変遷や、鰻屋の所要時間、寿司屋などのうまさなど面白い

  • 半分読んだ

  • ネットでは調べても分からない、誰も調べないであろうことを、著者が調べて検証結果を掲載した一冊。「冷やし中華、始めました」はいつ貼りだされるのか、小学4年生になってサンタを信じている人々の割合、浜ちゃんはつっこむときに松ちゃんのどこを叩くのかといったことを調べて統計化されている。食べ物、スポーツ、歴史、テレビなどテーマごとに100項目が調査されており、パラパラ見るだけでも面白い。

  • 「週刊文春」連載からの選りすぐり100件だそうです。「25人で同時に同じ本をアマゾンで買うと順位がどれくらい上がるか」とか「チョコボールを1021箱買ったら〜」など手間がかかるけど気になることを調べてあってなかなか面白いです。印象深かったのは時代とともに大学の単位が「取る」ものから「来る」ものになっていたこと。(堀井氏が卒論を一晩で書いたのにも驚きましたが。)忠臣蔵の仇討ちについて若者が語った物語には、思わず声まで出して笑ってしまいました。500P超というボリュームなので少しずつ楽しむのがいいと思います。

  • 「名球会は個人的なもの」「坂本龍馬は維新時に大して活躍していない」は特に面白い。

  • 2015/9/27読了。

  • nature科学の合間に箸休め的に前から読みたかったこの
    本を手にした。

    調査結果それ自体よりも、なぜそんなことに目を付けた
    のかという観察力、そんな下らないとも思えることを
    真面目にきちんと調べる行動力、調べ終わった結果を
    読み解き粋なコメントを付ける読解力、その辺りがこの
    本、そして堀井憲一郎氏の調査の魅力だろう。

    全編渡って大変面白く読ませて貰った。個人的に一番
    惹かれたのは月夜の暗殺の項。昔は夜は暗かったという
    のは意外に盲点だったりする。

  • ホリイのずんずん調査。
    1995年から2011年『週刊文春』で連載されコラムを本にしたもの。ホリイ氏の感じた日常の何気ない疑問に、自分で調べて答えてます。それがなんか、超面倒くさいアンケートだったり、古い資料からのデータをホリイ氏独自の目線で分析していたり、ちょっとした業界の裏話だったり、
    おもしろーーーーい!

  • 週刊文春に連載されていた792回足かけ17年からセレクトした本。

    無駄なことが人の好奇心をくすぐる。

    星一徹がちゃぶ台ひっくり返したことが一度もないのは知らなかった。

  • すごく読みやすいしすごく面白いけど、すごく分厚くすごく無駄なことしか書いてない笑。時間が空いた時にはいい暇つぶしになると思う。

  • 面白くないわけではないけれど、長すぎるかも。

    新幹線のホームでキスをするカップルの割合なんて、誰が知りたいんだろう。

  • 【週刊文春名物連載「ずんずん調査」の精華ですよ】長年ずんずん調べ続けてわかったクリスマスの歴史とかVサイン普及の時期とか。役には立たない調査から、何となく日本が見えてくる?

  • ただひたすら結構どうでもいいことの調査。時々「ふうん」というレベルの話で、当時と時代背景が違うこともあり、結構ぼんやりとした感じ。
    雑誌連載の収録なので、性格的にも「雑誌向き」なので一冊の本として読むとちょっと内容がなさ過ぎて苦痛かも。。それでも、調査自体は手間が掛かっているが…。そもそも元々の連載であっても、単行本となった今作でも、志向がお客(読者)の方へと向いているわけではないというのがこの本の性格を表していると思う。

  • 長過ぎた・・・。ww
    途中で、しんどくなってしまうほどの厚み。。
    一気に読むのはきついかな。
    時々箸休めに読むのがイイと思います。

  • 面白いのもあったけど、興味のないのも多かった。よく調べたとは思う。

  • どんな本かというと、探偵ナイトスクープ、というと著者様に失礼か。
    面白かったのは、ドラマの悪い商人に越後屋はいない、ということ。えーーー!!
    んじゃ、”越後屋お主も悪よのぉ”は誰が広めたのか。新たな謎が。うーむ。
    ネットがまだそんなに流行っていない時代(と思う)の地道な調査です。新聞記事は哀愁漂う。

  • 興味のある項目だけ拾い読み。

    くだらない事に時間かけてます。

  • 長らく読書から遠ざかっていた私に本の面白さを再確認させてくれた作品こそ堀井憲一郎氏の『若者殺しの時代』でした。海外旅行中でエコノミー症候群に悩まされているさなか、屈伸しながら読んでいたのを思い出します。抜群に面白かったんだよ!
    『若者殺しの時代』で確証の導入に使われた調査データの元は週刊文春掲載の『ホリイのずんずん調査』というコラムです。
    関心はあるけれど、手間と時間がかかりすぎるため、誰も調べないテーマを毎週毎週700回調べ続けた圧巻の記録で、本作はそのセレクション。
    調査の大変さを考えるとクラクラしてくるし、よく思いつくよなあというテーマ選択の鋭さも楽しめます。各局テレビのアナウンサーがそれぞれ1週間どのくらい映ったか人力で調べるとか、本当にどうかしている。
    堀井氏は時代性というものに強い関心をもっている節があり、のちの新書に結びついているのですが、僕の関心と合致しているところでもありました。
    非常に厚い本だけどさくっと読めます。

  • オモシロかったな。

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著者プロフィール

1958年生まれ。京都市出身。コラムニスト。
著書に『かつて誰も調べなかった100の謎 ホリイのずんずん調査』(文藝春秋)、『青い空、白い雲、しゅーっという落語』(双葉社)、『東京ディズニーリゾート便利帖 空前絶後の大調査!』(新潮社)、『ねじれの国、日本』(新潮新書)、『ディズニーから勝手に学んだ51の教訓』(新潮文庫)、『深夜食堂の勝手口』(小学館)、『いますぐ書け、の文章法』(ちくま新書)、『若者殺しの時代』『落語論』『落語の国からのぞいてみれば』『江戸の気分』『いつだって大変な時代』(以上、講談社現代新書)などがある。

「2013年 『桂米朝と上方落語の奇蹟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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