ホリイのずんずん調査 かつて誰も調べなかった100の謎

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 294
レビュー : 44
  • Amazon.co.jp ・本 (511ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163760001

作品紹介・あらすじ

ずんずん調べて17年。『週刊文春』の名物連載「ホリイのずんずん調査」は1995年から2011年までの長きにわたり、日本の様々なことを調べ続けてきました。どうでもいいようなこと、役に立たないようなことも、あえて大真面目に調べると意外といろいろな事実がわかるもの。大げさにいえば、この調査は、日本の失われた20年を調べること、でもあったのです。大げさですが。 そんな「誰も調べなかった謎」を調べに調べたうちから精選した100テーマを再構成したのが本書です。 エスカレーターで右に立つのは関西人ではなくて大阪人と兵庫人だけ。写真を撮られるときのVサインの起源は1967年、星一徹だ。ミステリーの本の「重量」は90年代に重くなり続けた。バブル経済は実際その最中には誰も「バブル」とは呼ばず、初めてそう呼ばれたのは1990年だ。初代ウルトラマンは地球滞在時間3分をきちんと守っていたが、ウルトラマンティガはわりとルーズで4分くらいいた。「OK牧場!」の由来を知っているかどうかの境目は1970年生まれだ。 どうでもいいようでいて、何となく日本の変わった部分・変わらない部分が浮き彫りになっているような気がしませんか。そうでもないですか。 他に類を見ない、独自調査の集大成。まさに天下の奇書が堂々の完成です。日本の文化・習慣・スポーツ・雰囲気の変遷が不思議とわかってくる、ホリイ調査の精華100本、ホリイの2013年コメントつきでボリュームたっぷり。一家に一冊、ぜひご常備ください。

感想・レビュー・書評

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  • どうでもいいことを執拗に調べる執念がすさまじい。牛丼のつゆだくが標準化したエピソードが面白かった。あまりにトピックが多いので面白そうなのだけ読んだ。
    更にその後の加筆まであり、常軌を逸している仕事ぶりである(褒めてる)。

  • 知らなくても日常生活に支障はない、という娯楽本。著者はストップウォッチや1対1で話を聞くといった地道(面倒)な作業で1冊の本が完成したのか!と思うと日頃の活動(特に自分が面倒だと思っている事柄)に対して頑張ろう!と思えて来るから不思議だ。

  • 「名球会は個人的なもの」「坂本龍馬は維新時に大して活躍していない」は特に面白い。

  • 2015/9/27読了。

  • nature科学の合間に箸休め的に前から読みたかったこの
    本を手にした。

    調査結果それ自体よりも、なぜそんなことに目を付けた
    のかという観察力、そんな下らないとも思えることを
    真面目にきちんと調べる行動力、調べ終わった結果を
    読み解き粋なコメントを付ける読解力、その辺りがこの
    本、そして堀井憲一郎氏の調査の魅力だろう。

    全編渡って大変面白く読ませて貰った。個人的に一番
    惹かれたのは月夜の暗殺の項。昔は夜は暗かったという
    のは意外に盲点だったりする。

  • ホリイのずんずん調査。
    1995年から2011年『週刊文春』で連載されコラムを本にしたもの。ホリイ氏の感じた日常の何気ない疑問に、自分で調べて答えてます。それがなんか、超面倒くさいアンケートだったり、古い資料からのデータをホリイ氏独自の目線で分析していたり、ちょっとした業界の裏話だったり、
    おもしろーーーーい!

  • 週刊文春に連載されていた792回足かけ17年からセレクトした本。

    無駄なことが人の好奇心をくすぐる。

    星一徹がちゃぶ台ひっくり返したことが一度もないのは知らなかった。

  • すごく読みやすいしすごく面白いけど、すごく分厚くすごく無駄なことしか書いてない笑。時間が空いた時にはいい暇つぶしになると思う。

  • 面白くないわけではないけれど、長すぎるかも。

    新幹線のホームでキスをするカップルの割合なんて、誰が知りたいんだろう。

  • 【週刊文春名物連載「ずんずん調査」の精華ですよ】長年ずんずん調べ続けてわかったクリスマスの歴史とかVサイン普及の時期とか。役には立たない調査から、何となく日本が見えてくる?

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プロフィール

1958年生まれ。京都市出身のコラムニスト。著書に、『若者殺しの時代』『落語論』『落語の国からのぞいてみれば』『江戸の気分』『いつだって大変な時 代』(以上、講談社現代新書)、『かつて誰も調べなかった100の謎』(文藝春秋)、『東京ディズニーリゾート便利帖』(新潮社)、『ねじれの国、日本』 (新潮新書)、『いますぐ書け、の文章法』(ちくま新書)、『恋するディズニー 別れるディズニー』(新潮文庫)などがある。

「2017年 『愛と狂瀾のメリークリスマス なぜ異教徒の祭典が日本化したのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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