- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163760308
感想・レビュー・書評
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すみだ
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一冊一冊が醸す本の雰囲気を組み合わせて空間デザインするような面白い仕事だと思ったが、書き方がイマイチ。仕事紹介文で終わってる。
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幅さんのおっかけ。インタビューとかではない。丁寧に仕事をおいかけ、そこから分析する。タイトルとかけていうなら、幅さんの本棚の声を聴いたような本。
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表紙買い
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2013年94冊目。
本棚作りのスペシャリストのお話。
書店のみならず、銀行、美容院、お土産ショップ、映画の撮影にも呼び出されるほどの腕の持ち主。
本の内容だけでなく、見栄えなども考え抜かれた選書・配置をするのだが、決してアーティスティックな感覚だけで動いていないところが素晴らしい。
クライアントやユーザーへのヒアリングやリサーチ、ペルソナマーケティングまで行う左脳的要素を持ち合わせている。
ただオーダーされた分野に合う本を並べるのではなく、ユーザーに「幸福な事故」を起こすことを目差している。
幅さんの選書・配置でなければ出会うことがなかったような本との巡り合わせを引き起こす。
本と本とのリンクを見極め、棚全体でメッセージを発する手法には胸が躍った。
本に対する想いや哲学も語られ、本好きにはたまらない一冊。
幅さんが手がけた棚を実際に見てみたい。 -
ブックコーディネーターの仕事に興味が湧いた。
幅さんが手がけた店舗に行きたい。
選り好みしないでいろんなジャンルの本を読もう。 -
ブックディレクター、幅さんの仕事の紹介。
幅さんが選書して作った本棚、見に行きたいな! -
予想よりも多く東北大工学部の書籍部が扱われていた
よくそこを利用するので読んでよかった -
本棚の編集をお仕事にしている、ブックディレクター幅允孝さんの仕事っぷりを書いた本。いろいろステキな言葉に出会いました。「語るべきことをもつ本は、かならず本のほうから語りかけてくると思う。(詩人・長田弘さん)」とか、「本は、あとからじわじわ効いてくる。~~本は即効性ではなく、明らかに遅効性の道具なんです。」とか。ますます本屋へ行くのが楽しみになりました。そして、いつか幅さんの編集した本棚も見てみたいな。きっと普段では手に取らないような本を発見させてくれるんだろうな。