見上げた空の色 ウエザ・リポート

  • 文藝春秋 (2013年4月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784163762500

作品紹介・あらすじ

函館に住む、人気時代小説作家の日々



「髪結い伊三次捕物余話」シリーズなどで人気の時代小説作家によるエッセイ集第二弾。函館在住、主婦でもある彼女が日々を綴ります。

みんなの感想まとめ

日常の中にある小さな出来事や思いを丁寧に綴ったエッセイ集で、著者の独自の視点が光ります。函館での生活や作家としての姿が描かれ、時代小説作家としての魅力が感じられます。読者の中には、著者の闘病に関するエ...

感想・レビュー・書評

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  • (借.新宿区立図書館)
    エッセイ2作目。やはり宇江佐さんは藤沢周平が好みだったよう。(私もそう)
    たしかに市井ものは似ているかもしれない。
    ところでこの単行本は2013年刊なのでまだ宇江佐さんが体調を崩す前。闘病に関するエッセイは文庫版のみ掲載ということ。そちらもどこかで借りるなどして読みたいと思っている。

    2025.04.22追記.
    (借.港区立→新宿区立図書館)文庫版で「私の乳癌リポート」及び「文庫のためのあとがき」を読む。私も現在抗がん剤治療中なのでやはり気になってしまって、他区立から取り寄せてもらって読んだもの。
    乳がんリポートが2015年2月、あとがきが同年夏、文庫での出版が10月10日付、そして著者の死去が11月7日とのこと。う~ん。
    あとがきの最後が「私はまだ死にません。死にません。」…もうあと数年でも生きて、書いてほしかった。

  •  宇江佐真理さん(1949.10.20~2015.11.7 享年66)「ウェザ・リポート 見上げた空の色」(2013.4)、新聞や雑誌に掲載されたエッセイが次の6つの章立てで整理されています。①まだ書いている ②住めば都 ③人生、用事 ④見上げた空の色 ⑤今帰仁村(なきじんそん)の雷桜 ⑥わが心の師匠
     宇江佐真理さん、心の師匠として3人の作家・作品を挙げていらっしゃいます。「華岡青洲の妻」有吉佐和子、「蝉しぐれ」藤沢周平、「恋紅」皆川博子。そして、佐藤愛子さんのすっと伸びた背筋、凛とした宮尾登美子さん、三十年の歳月をかけて庭を作ったターシャ・チューダーさんに言及されています。3.11の2つの句の紹介、胸に沁みます。①ランドセル負いたる遺体抱きしめて自衛隊員泥沼の中 ②顔しらぬ名前も知らぬ人達に生きててほしいと願った三月 「ウェザ・リポート 見上げた空の色」、2013.4発行、再読。

  • 北海道新聞の連載がメイン。
    作家の日常には興味なし。
    数は少ないが、書評がいちばん。

  • 【函館に住む、人気時代小説作家の日々】「髪結い伊三次捕物余話」シリーズなどで人気の時代小説作家によるエッセイ集第二弾。函館在住、主婦でもある彼女が日々を綴ります。

  • 宇江佐真理さんのエッセイ集。さまざまなことについて、肩の力を抜いて本音で語っている。2003年から2011年までに書いたエッセイをまとめたもの。

  • 函館で主婦もしながら書かれている方だったんですね。

  • おもしろかった!文句なしっ!!w
    作家さんの書くエッセイは、読んだ本の感想や書評が載っているのとが多く、この宇江佐さんのエッセイもそうだったので、また読みたい本が増えてしまいましたけどね・・・w

  • 「たば風」という松前藩のことを書いた小説がよかったので印象に残っていたが、まさに函館の人であった。家族のことや、主婦のことを書いたくだりはあまりに身近すぎて辟易としたところもあるが、函館や北海道を書いたところはやはり面白かった。東京に上京するのはわくわくするが、ここに住むことはないだろうという。そのスタンスで、これからも書き続けてほしい。

  • 宇江佐真理のエッセイ集第2弾 2003~2012年まで様々な媒体に書かれたものをまとめたもの。小説を書く現場や函館での日常生活、還暦で考えることなど相変わらずのマイペースぶりが面白く、伊三治のエピソードなど小説の裏側も興味深い。本人は60才まで書いて引退と思っていたらしいが、還暦を過ぎても思わぬ現役というのが宇江佐さんらしいかな。長寿シリーズ伊三治の最終回についても触れていて、健康に気遣って生涯現役で書き続けて欲しい。

  • 914.6
    「雷桜」映画化など

  • 宇江佐さんの時代小説、人情の機微に溢れていて優しい視点が好きだ。以前のウエザー・レポートは、地方に普通に暮らしている主婦作家の周辺事情を垣間見る思いで楽しんだが、この本はほとんど知っていることばかり・・・なので、さらっと通過した。

  • 【蔵書案内】坂東市の図書館:エッセイ集。彼女の時代小説と同じような雰囲気といえばそうなんですが、小説家の書くエッセイは、役柄から離れた俳優が自分自身の言葉でしゃべるような開放感がありますね。北海道新聞の夕刊が初出のものが大多数です。お住まいの北海道の地元の新聞だからそういった開放感を感じたのでしょうか。   あるエッセイを読んでいて、他の作家のものがたりを思い出したり、私のあたまの中もふわっと広がった読後感がありました。

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著者プロフィール

1949年函館生まれ。95年、「幻の声」で第75回オール讀物新人賞を受賞しデビュー。2000年に『深川恋物語』で第21回吉川英治文学新人賞、翌01年には『余寒の雪』で第7回中山義秀文学賞を受賞。江戸の市井人情を細やかに描いて人気を博す。著書に『十日えびす』 『ほら吹き茂平』『高砂』(すべて祥伝社文庫)他多数。15年11月逝去。

「2023年 『おぅねぇすてぃ <新装版>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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