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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784163762906
作品紹介・あらすじ
管理職必読! 社会を揺るがす〈人材の危機〉
「とつぜん休む」「職場にいる時だけうつ症状が出る」――若者に急増する病の現実と対策を徹底取材したNHKスペシャルを書籍化。
感想・レビュー・書評
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従来のうつ病との違いがおぼろげにでも理解できました。
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【管理職必読! 社会を揺るがす〈人材の危機〉】「とつぜん休む」「職場にいる時だけうつ症状が出る」――若者に急増する病の現実と対策を徹底取材したNHKスペシャルを書籍化。
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昨年四月のテレビ特集をまとめたもので、企業インタビューや元新型うつ患者へのインタビューなど。
職場では無気力だけど、プライベートでは元気で旅行などをする者もおり、いわゆるクズとも称される「新型うつ」患者だが、その内心はこのようになっている。
価値観のギャップが垣間見えて興味深い。
入社一年目で新型うつと診断された女性の話。無断欠勤を繰り返し、ノートには内心の怒りが記される。
○だいたい上司はえらそうに、上から目線だ!私だったらもっとやさしく言うのに。電話をしないのは怒られるから。怒られると電話する気にならない。ありえない。
カウンセラーのことば。
○彼女は注意されるとすぐ恨むんです。怒りが非常に強い。それを上司に当てて感情的になってはいったんですが、人のせいにするので、あまり学習しません。 -
オフィスでは元気ないのに、プライベートは充実。
きっと本人は大変な思いをしているのだろうけれど、
職場の人々からしてみると、なかなか理解しがたいもの
があるのではないだろうか。
新型うつというのは造語で、医学的に正式な用語では
ないらしい。それだけ、診断するのが困難なのだろう。
自分に自信がない。だから他者に全て責任をなすりつけようとする。
自分の非は認めない。怖いから。
現代を生きることは昔に比べ複雑でその分大変なのかな。
昔は、生き方のいわゆる正解(フォーマット)があり、「自分」というものを
見つける必要がなかった。その分生きることはラクだったのかもしれない。
しかし、今は、生き方の正解がなくなり、その分、一人ひとりが「自分」というものを見つけなければならなくなった。さて、「自分」とは???
こう考えると、人が変わったと言うよりも、時代(環境)が変わったことが、
現代の生き辛さを引き起こしているとも言えるだろう。
現代社会を生きていく上で、少なからずこういう事象が起こっていることを
認識できたことは収穫だ。
さて、そろそろ本当の「自分」を探してみようかな。 -
NHKで何度も特集していた「新型うつ」の本バージョン。
なんとなくどういうものかはわかっても、
対応が難しい~。 -
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4163762906
── NHK 取材班《職場を襲う「新型うつ」20130415 文藝春秋》
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勉強になりました。
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健康な人から見たら、怠けに見えるかもしれない。
自分も本の冒頭を読んだ時はそう思ってしまった。
又、本当に怠けている人もいるかもしれない。その見極めも難しい。
ただ、これだけ多くの“新型うつ”と呼ばれる人が増えている今、やはり今の社会、彼らを取り巻く何かが変化してきているんだと思う。
以前働いてきた何カ所かの職場でも、心を病んで休職する人への冷たい目があった。
いくら元気な人には分からない何かがあるんじゃないかと言っても、自分の知っている知識だけで怠けていると吹聴されてしまう。
周りもそれについて知ることをしなければよい方向ににはいかない。
人は弱いもの、何かがきっかけで明日は我が身になることだってあるんですから…。
表面だけで語らず、知ることから入りたいですね。 -
NHK取材班/編著
「新型うつ」の実情に迫り、反響を呼んだNHKスペシャルを書籍化。2200社へのアンケート、人事担当者の匿名座談会を収録。さらに「新型うつ」を克服した実例や、企業の取り組みなどを紹介する。 -
うつは知り合いが何人か患っていたので、わりと身近な病気。皆が不幸になってしまうので恐ろしい。
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p107
親の過保護、過干渉が加わると、子どもはミスや失敗をせずに、純粋な倫理観を抱えたまま、つまり社会性を身につけないっま大人になってしまう。社会人になって、上司や先輩から注意されたり叱られたりしたときに、倫理観を守っている自分は正しく、悪いのは全て周りの人たちだと考えてしまうのだ。さらに、親の過保護・過干渉があたっため、自分で考えて何かに挑戦したり、そこで失敗したり、成功したりする経験が少ないことによって、自分自身に自信を持てていない。自己肯定感が低いのだ。だから、会社で怒られたりすると、弱い自分を守るために他者を攻撃し、また逃避行動として、すぐに会社を辞めたりしてしまうのだという。
p113
精神医学では「バッド・マザー・セオリー」というのがあるんです。「悪い母親」説ということですね。これは、精神分析の理論自体が、いわゆる三歳児神話なんかもそうですけども、母親の三歳児までの育て方が人生に決定的な影響を及ぼすという神話があったわけです。しかし、これは神話にすぎないということで、最近批判されています。
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