文・堺雅人② すこやかな日々

  • 文藝春秋 (2013年7月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784163765006

作品紹介・あらすじ

4年ぶり待望のエッセイ!



『半沢直樹』『リーガル・ハイ』『鍵泥棒のメソッド』…

さまざまな役を演じる堺雅人のアタマのなか。



「どうも俳優とは、おどろくほどボンヤリしていて、

ひたすら受身で、なんとも特徴のない職業のようである」(本文より)



撮り下ろし写真&撮影現場でのオフショット100点以上も掲載!

みんなの感想まとめ

テーマは堺雅人の独自の視点と思索が織り成すエッセイであり、彼の魅力が存分に引き出されています。禁煙を契機に、堺はタバコの歴史を紐解き、世界を喫煙以前と以後に分ける大胆な考察を展開します。その中で、彼の...

感想・レビュー・書評

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  • あいかわらず素敵です、堺雅人さん♪
    『半沢直樹』で驚くべき視聴率を叩き出して、周りが大騒ぎしようとも
    きっと今日も涼やかな笑顔で、思いもよらない角度から物事を眺めては
    思索に耽っているのでしょうね。

    「すこやかな日々」と副題がつけられているように
    今回のエッセイは、堺さんが映画『南極料理人』に向け、
    料理人を演じる者が煙草を吸っていていいわけがない、
    と禁煙を決意し、実行していた時期のものだそうで。
    禁煙という体験を1ミリたりとも無駄にせず、
    世界史は喫煙以前と以後に分けて考えるべきだ!と思い至り
    最近の禁煙ブームは近代の終焉、新ルネサンスといってもいいかもしれない!
    と筆が走り過ぎて、編集さんにヤンワリたしなめられる堺さん。
    そんなところも、とてつもなくチャーミング♪

    その上、大抵のキャラクターは、『カラマーゾフの兄弟』の3人を組み合わせれば
    作れるんじゃないか?と思いついた上に、
    ドミートリー=ジャイアン、イワン=スネ夫、アレクセイ=のび太と
    なんとドストエフスキーとドラえもんを大胆に結び付けてしまったりして。
    シェイクスピアの四大悲劇の登場人物に堺さんが施した
    ジャイアン率、スネ夫率、のび太率の配合は必見です!
    頭脳を意味するスネ夫率をたったの5%としか分析してもらえなかったマクベスが
    地団駄踏む姿が目に浮かんで、可笑しくて。

    ああ、堺さんの頭の中を一度でいいから覗いてみたい!
    でもそれが叶わない私としては、『文・堺雅人3』を
    今から心待ちにするしかないのです。

    • アセロラさん
      こんにちは(^-^*)/お久しぶりです♪

      堺さんがエッセイでドラマ『南極大陸』のロケ地について書いているそうですが、ひょっとしてこの本なん...
      こんにちは(^-^*)/お久しぶりです♪

      堺さんがエッセイでドラマ『南極大陸』のロケ地について書いているそうですが、ひょっとしてこの本なんですかね?

      …実は、そのロケ地、地元なので(^^ゞ

      『半沢直樹』にも出向先として名前が出て来たのにはびっくりしましたが(笑)

      (ちなみに『半沢』と『南極』は同じ監督さんだったり)

      堺さんの目に地元がどんな風に映ったか、読んでみたいです^^
      2013/11/02
  • 「クレア」連載「月記」をまとめたもの。
    禁煙をきっかけに『タバコの歴史』なんて本を紐解いて世界史を喫煙以前と喫煙以後にわけて考察しちゃったりするところがすてき。
    編集部からはそういう方向に暴走してほしくないという要請があったようなことも書いてありましたが、個人的には堺さんがどんな本を読んで、そこからどのような堺ワールドをくりひろげるかが楽しみなので、それがちょっともったいない。

  • 俳優・堺雅人が考える頭の中。
    小難しい話も何故か読みやすい。
    文章の中でいろんな話が出てくるのに最後はきちんとまとめられている。
    堺さんの文才を感じる作品。

  • 前作よりも更に知的な部分がオープンに。
    読んでいる本がいちいち難しそう!
    神保町あたりをウロウロしてそうなイメージです。

    「転機になった作品は?」「得にありません」も笑いましたが、動物映画のインタビューで「イヌはお好きですが?」と訊かれ、キライではないが、愛犬家の皆さま方と比べるとまだまだ…好きと言っていいのか?と考え込んでしまうというエピソードは彼の人柄をよく表していますね。
    代用タバコが止められなくなり、まるで悪になりきれない卑小な小悪党な気分だったというお話も、なんか、共感できる気がしますw
    日常でふと感じる小さな感情をどうしてこうもうまく表現・比喩できるんでしょう。

    今はまた禁煙されているのでしょうか。
    個人的には健康でいて欲しいのですっぱり止めて頂きたい!
    また映像作品への露出が多くなるのも嬉しいですが、こういった文筆業も続けて欲しいです。

    2013/09/19-20

  • 続けて読んだからか、①よりも複雑な心境の様にも感じた。それも3.11があったりと世の中が影響しているのかなと勝手に思ったり。2016/4/21完読

  • もっともっと読みたいです。
    結婚の話とかも聞いてみたい。
    それはないかなー。

  • たくさんのことを考えて生きている人だなあと思った。だからこそ、こんなに素敵なんだろうな。

  • エッセイって他人の頭の中を覗いてるようで面白い。堺雅人さんはいろいろ妄想してたりするんだなー。物知りで謙虚な方だなーと思った。

  • 堺雅人の人柄とかが垣間見える本。
    やっぱり変わった人だなあと思う。
    写真いっぱいヤバス!!
    あんな堺さんも
    こんな堺さんも
    はーこりゃたまらん

  • とりとめもなく書かれている文章なので、こちらもとりとめもなく読んで。でも、観た映画やドラマの裏で、こんな状態だったんだ・・・とか、垣間見える感触はなかなかです。

  • 堺さんが、半沢直樹に出演する前に書いたエッセイ。
    それでも多くの舞台、ドラマをこなしており、現在演じている作品について多く書いています。
    堺さんの妄想が面白い。いろんなことを妄想しながら役つくりをしているのがわかります。
    典型的な文系人間だけあって文章が上手。

  • かっこいいリア充っぷりではなく、ときどきふぬけた日常をつらつらと書くなごみ系。様々なことに興味を持ち、それらのあるがままを受け入れる著者の感性は芸事を生業としている芸術家らしい。出演作品ともリンクした内容になっているので、堺雅人の作品を追いかけている人にとってはより面白い。

  • 身体づくり、食べ物、芝居、セットや衣装の話など。『喜怒哀楽に順位をつけない。ただ受け入れ、静かに見つめる。』⇒文学や歴史などにも詳しい感じです。撮影合間の写真などもありました。

  • 前回は図書館に入ってなくて、他の図書館からお取り寄せしてもらって読んだけれど、今回は入ってました\(^^)/ 堺雅人さんらしさが存分に味わえる一冊♪この本で紹介されている出演作品はほとんど見ているので、あの時はこうだったのか(^^)と思いながら楽しく読めた!

  • 禁煙するからといって、煙草の歴史をたどり、たばこと塩の博物館へ見学に行く人というのは珍しいと思う。
    物事に対する独特なアプローチの数々を読んでいると、こんなふうに世界を見ることもできるのかと感心する。
    何かに行き詰っている時に読むと、思いがけない角度から物事を見つめる可能性を開いてくれるのではないかと思う。

  • やっぱり堺さんの思慮深さが好きだなぁ。
    役を通して考えたことの話が多いので、観たことのある作品だとより楽しめる。
    写真もたくさんあるので、ファンには嬉しい一冊!

  • 本人も何かのインタビューで語っていたが、これはエッセイというよりも「レポート」に近い。その時々の役に対するアプローチをあれこれとめぐらし、堺さんらしい筆致で整理した備忘録ともいえる。堺さんの素の部分や生活感を期待する人には物足りなく感じるかもしれない。そもそも、役作りは日常の延長にしかなくて、その切り分けが特にないのがこの堺雅人という俳優なのだろう。

  • 穏やかな文章で日々の役作り、考察、妄想などが綴られている。
    この本を通して見えてくる役者堺雅人さんの役作りは、
    役を知ることから始まっているのだと感じた。
    その役を知るために背景やその周りの役の人々、
    いろいろなことへの思索にふける様、その過程が伺える。
    そういった中で自分が演じる役の人柄をつかんでいっている感じがする。
    これはつまりその役のアイデンティティを形成しているのではないかと思う。
    実際に生きている私たちが人と人の中で築き上げていくのと同じような気がした。
    だから堺雅人さんが演じる役にはなぜかひきこまれる魅力があるのではないかと思ったりしてみる。

  • クレアでエッセイを連載されていて、しばらくはそれ目当てでクレアを買っていたのだけれど。
    だから待っていました、書籍化!!(*´▽`*)!!

    1のときみたいに、カバーを外したらお楽しみが……今回はなかったー!残念~。

    まだ読んでいないけど、★5に決まってるじゃないですか。
    堺さん、大好きです(*´▽`*)v

  • 一作目を読んだのは随分昔だと思う。これも、発行された時期からはすでに10年が経過している。
    堺さんの文章は心地よい。実直だし、知識も豊富で色々なトピックがあり、構造に対する解像度も高くてメインテーマと絶妙に重なる身近な事象を絡めるのが上手い。頭良いんだろうな。

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