勘三郎伝説

  • 文藝春秋 (2013年11月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784163767802

作品紹介・あらすじ

「銀の薔薇を百本贈るよ」――約束は太地喜和子の通夜で果たされた。

「役者の仕事って水の上に指で字を書くようなもの。書いたそばから空しく消えてしまう」――。芝居の世界に身を捧げ五十七歳で早世した稀代の名優・十八代中村勘三郎。初舞台から見守り、親交を結んできた著者だけが知る初恋の真実、芝居への情熱、豊かな人間関係……。人を愛し、芝居を愛したその生涯を豊富なエピソードを散りばめながら描く。



第一章 初恋の人に銀の薔薇を――「どこにいても毎日会おう」北海道でも九州でも

第二章 勘三郎スピリットと仁左衛門――実の兄とも慕った松嶋屋との友情

第三章 超多忙な天才子役――学校、芝居、テレビ、ラジオ、映画に稽古の毎日

第四章 中村屋極付『連獅子』誕生秘話――先代と。息子たちと。しかし果たせなかった「孫獅子」との共演

第五章 命あってのもの――「子どもたちを頼むよな」姉・波乃久里子に託した日

第六章 二十二歳下でも海老蔵は友だち――アリゾナの別荘に、稽古に押しかけた弟分

第七章「わたしの若い友人」と書く作家――相次いで逝くことになる丸谷才一から学んだこと

第八章 新しい世界への挑戦――井上ひさしに執筆を頼んでいた「大悪人」の役とは?

第九章 夢の地図――琴平、赤穂から英語のせりふに挑んだニューヨークまで

第十章 勘三郎の出会った人々――ピエール・カルダン/ロバート・デ・ニーロ/宮沢りえ/杉村春子/勝新太郎/三木のり平/古今亭志ん朝

第十一章 思い出走馬灯――愛らしかった『娘道成寺』から幻と消えた『助六』計画まで

感想・レビュー・書評

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  • 勘三郎さんが、いかにすごい人だったかよく分かった。
    太地喜和子さんとの恋愛の話がとてもよかった。
    古今亭志ん朝師匠との話も勉強になった。志ん朝師匠曰く、「芸人というのは、最終的に芸を見せるんじゃなくて、その人間を見せるんだ、ということですね」

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  • 20151215

  • 【著者だけに見せた舞台裏の素顔】「相手がどこにいようと毎日会っていた」という太地喜和子との恋の真実を始め、知られざるエピソードの数々で描く稀代の名優の生涯。

  • 勘三郎さんの思い出が、たっぷり。生き生きとした姿が目に浮かぶよう。

  • 一度でも会った人はみんな勘三郎のことが好きになるんだろうな。
    太地喜和子とは、本当に刺激しあういい関係だったんだね。
    結婚には居たらなかったけど、喜和子のお葬式の時に約束していた?銀の薔薇の花束を手向けたといののが、勘三郎らいい。

  • 『十八代目 中村勘三郎』はこんなにもたくさんの人々から愛されてる。勘三郎の歌舞伎には魂が込められている気がする。見ている者を勘三郎の世界観で包み込むそんな役者。1人の人間として私は中村勘三郎という人物が好きだし、勘三郎のファンで本当に良かった。もう、新しい演技を見ることは出来ないがこうやって文章でまだ見たことのない勘三郎に会える。

  • 「そうそう、僕らが知ってる勘三郎はこういう人だった」というのを本として残してくれたのはありがたい。いまだに歌舞伎にこの人の不在を感じる。

  • 初読。図書館。太地喜和子さんとの恋の話がいちばん印象的。3歳の初舞台から最期まで、ひとりの役者を追いかけて見続けられたことがうらやましい。でも、これで最期、これより先は二度と見れないという悲しみは、味わいたくないものだ。

  • 17代目の頃から、中村屋のドキュメントを書いたり、インタビューに同行したりしていたというライターの関容子さんにしか経験することのできない、宝物のようなエピソード満載。
    やや主観的な文章で、前後の状況が分かりづらい部分もあるけれど、ファンには貴重な一冊。

  • 勘三郎さんファンとして懐かしむ、というより、舞台に立つ者への参考書のよう。
    役者 勘三郎。

  • やっと、書籍だけれど、勘三郎さんに逢える。嬉しい。

  • 「中村勘三郎楽屋ばなし」の続編?

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    「「相手がどこにいようと毎日会っていた」という太地喜和子との恋の真実を始め、知られざるエピソードの数々で描く稀代の名優の生涯。
    著者だけに見せた舞台裏の素顔」

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著者プロフィール

関容子

東京都に生まれる。日本女子大学国文科卒業。エッセイスト。昭和56年『日本の鶯──堀口大學聞書き』で日本エッセイスト・クラブ賞、平成11年『芸づくし忠臣蔵』で読売文学賞など受賞多数。
主な著書に『花の脇役』『女優であること』『新しい勘三郎──楽屋の顔』『海老蔵そして團十郎』『舞台の神に愛される男たち』『客席から見染めたひと』『勘三郎伝説』などがある。

「2021年 『銀座で逢ったひと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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