隣室のモーツアルト

  • 文藝春秋 (2011年4月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784163804903

みんなの感想まとめ

平凡な日常の中で自己を見つめ直す、40〜50代の独身女性たちの物語が描かれています。現実逃避を求める読者にとって、安心感を与える作品であり、主人公たちの成長や心の変化が印象的です。彼女たちが年齢を重ね...

感想・レビュー・書評

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  • 安心して読める本で今回も50代の独身女性の平凡で現実逃避できる作品ばかりでお金にも子どもにも親にも悩むことのない日常を書いていてこれから先様々な問題がでてきて現実逃避したいときにまた読みたい本でもある。

  • 小池真理子さん風だけど、小池真理子さんには到達してない感。

  •  タイトルから青年のような美しいイメージがあって手に取った。
     40~50代の独身女性の物語が、5編織り込まれていた。
     この年代の女性が主人公の話は初めて読んだ。自分がこの年代になってどんな人間になっているのか想像にもつかなかったが、肉体的に年を取りあまり変わらないと暗に自称している自分に気が付いた。
     また彼女たちが年をへて身に着けていった”したたかさ”が心に残った。年齢とともに身についた醜態にきずきつつも、姪やかつての男、同居人を自分と照らしあわし自己を修正していく・・・その心の変化が、年を取ることをより具体的に印象付けた。
     自分がこの年代になって、どんな感想を持つのか、また、先の感想をどう思うのか、とても興味がわいた。
     主人公と同じ年代になった時に、また読み返したい本だ。

  • 独身女の40代、50代、はたまた老後はこんなものなのかと、読んでて悲しくなりました。

  • 綺麗なタイトルに惹かれて図書館で借りました。
    だけど、中は短編集のような感じ。

  • 短編が五つ。共通するのは、主人公が独身で年齢が40すぎから50代の自立した女性っていうところ。恋愛だったり、勝ち組負け組意識だったり、自身の病気だったり、老いて行く未来についてだったり。独身じゃない自分にも考えさせられること、ああ、わかるなってこと、ありました。そういう背景ばかりだから、楽しく爽快な話って訳にはいかない。その中では「わたしの叔母さん」が一番ホッとできたかも。未来が開けていくようで。姪と叔母の関係で、今のわたしにあんな振る舞いはきっとできないだろう。ただ味方でありつづけるって親子にも大切なことと思う。

  • 表題含む短編5作品。

    どの作品も50歳前後の女性が主人公です。
    どれも人生の終盤に入っての焦りやあきらめや、少しばかりの余裕もあって、おもしろい話でした。

  • 表題作は入院している隣の病室にかつてつきあいがあった男が入院してくる話。
    その彼がいつもモーツアルトを大音量でかけるのだ。
    わがままでえらそうに妻に接する態度にあきれながらも、かるくいなして掌に載せている彼の妻に安堵する。
    独身女性の恋愛話。

  • 図書館本

  • 同年代の女性が主人公の短編集なので、身につまされました。もう少し明るい材料があってもいんじゃないの?

  • 短編集です。

    熟年独身女性のお話。

    ちょっと暗かったな~。

  • オール読み物に掲載っされた表題の作品他4編。
    五十代の独身女性が主人公。話のトーンが皆、少々暗いかー。
    女イコール結婚、年をとるイコール醜い、という図式から抜け出ないかーと思える。

    文章力は感じるものの気分がふさぐ読書では、・・・梅雨時のせいかもしれないけど。

  • 私にはこういう小説を読む素質がないのだとつくづく思う。「恋愛は読むものではなくするものだ」と思っていた20代から今に至っても、やはり自分の中にあるものを改めて活字として読む必要性を感じないのだ。反対に、そう思わせるほどこの作者さんはある種の女の性を書ききっているということで、それはすごい。

  • どの作品も老いを感じてきた、中年から老境にさしかかる独身女性の物語。
    恋がなかったわけではないけれど、どうしたものか今でも独り身の彼女たち。
    一人でいることを望んでいるわけでもありませんが、去る者を強く追いかける気持ちも失せてしまっています、だから…少し切なく哀しい物語の数々。

  • 短編集。

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