夜去り川

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  • 文藝春秋 (2011年7月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784163807003

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

時代背景を背景に、主人公の武士が小さな村で渡し船の船頭として生活を始める物語が描かれています。彼は村人たちとの交流を通じて、内に秘めた目的を抱えている様子が徐々に明らかになり、序盤の静けさから終盤の緊...

感想・レビュー・書評

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  • 時は黒船来航、場所はとある小さな村。渡し船の船頭に身をやつした一人の武士が村人と交流を深めながら想うことは一体何か。
    序盤は流れていくようにゆっくりと、終盤は急流に揉まれていくように男の目的があきらかになっていく。「夜去り川」という題名が良いなぁ。

  • 大好きなシミタツの時代物ですが、今回は主人公の苦悩がいまひとつ。
    江戸ではない土地の時代物という点ではすばらしいけど。

  • 20年ほど前に読んだ「行きずりの街」以来の志水辰夫。

    登場人物の話す言葉が、時代小説にはそぐわないところが非常にひっかかった。
    ハードボイルドっぽさは健在で、主人公があちこち立ち回る描写はテンポも良くいきいきとしているが、ひとたび会話になると誰もが同じ話し方で、人物像が見えてこない。またそれがまるで現代言葉で、時代小説としての雰囲気を壊してしまい興ざめ。最後まで違和感が拭えなかった。

    ストーリー全体としても、出だし主人公の正体を謎にしている割には、結局大した暴露内容でもなくやや拍子抜けしたし、必要かなと思うような要素があれこれ盛り込まれていたせいか、展開が冗長でちょっと退屈。
    もっとコンパクトだった方が読みやすかったかな。
    まあそれなりには楽しめたけど、読了に3日もかかった…。
    星2つか3つか迷ったけど、期待してた分残念だったので、厳しめの評価に。

  • 多少雑然としたストーリー展開でしたが、面白く読みました。

  • 志水辰夫の時代小説では飛脚問屋シリーズが人気がるようだが実際はこちらのほうが読み応えある。ある日、小さな村にやって来た武士が親戚と云う怪我をした渡し船の船頭の代役として住み着くところから物語は始まる。船頭には似つかわしくない知識・経験を持ち、何かを探るような素振りもあるが、はたしてその目的とは何か。派手なチャンバラ劇が有るわけでもないが知らず知らず物語に引き込まれる名作だ。

  • 読んでいくと、黒船の時代背景はどこへ。

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著者プロフィール

1936年、高知県生まれ。雑誌のライターなどを経て、81年『飢えて狼』で小説家デビュー。86年『背いて故郷』で日本推理作家協会賞、91年『行きずりの街』で日本冒険小説協会大賞、2001年『きのうの空』で柴田錬三郎賞を受賞。2007年、初の時代小説『青に候』刊行、以降、『みのたけの春』(2008年 集英社)『つばくろ越え』(2009年 新潮社)『引かれ者でござい蓬莱屋帳外控』(2010年 新潮社)『夜去り川』(2011年 文藝春秋)『待ち伏せ街道 蓬莱屋帳外控』(2011年新潮社)と時代小説の刊行が続く。

「2019年 『疾れ、新蔵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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