- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163807607
作品紹介・あらすじ
「私は父親になるのかい?」江戸町名主の跡取り息子麻之助に待ち受ける運命は。「まんまこと」シリーズ第三弾。
感想・レビュー・書評
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最後は思わず、「若旦那!」(しゃばけシリーズじゃない)と、叫びたくなるような、切ない話になっていました。
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ようやく悲恋をふっきれてお寿ずをちゃんと想い始めたのに…
不憫すぎます。。 -
久しぶりにこのシリーズを読んだので、最初の「おさかなばなし」では麻之助ってこんなだった? と違和感を感じたけれど、読み進めるうちにいつもの感覚になった。
人生は簡単にはいかないのだろうし、これからシリーズが続くなかで麻之助の人間的幅みたいのが広がる要素にはなるのかもしれないけれど、今回の試練は辛すぎる。
最後の最後におお泣きしてしまった。-
nyancomaruさん、基本的には主人公たちが問題解決して1話完結のシリーズだと思うので、割りとスッキリとした気分になるのですが、今回は何...nyancomaruさん、基本的には主人公たちが問題解決して1話完結のシリーズだと思うので、割りとスッキリとした気分になるのですが、今回は何となくいや〜な感じが漂い続けたというか…
「アコギなのか…」は以前に読みました。詳しく覚えてないですが、割りと楽しめたと思いますよ(^O^)2012/07/06 -
「今回は何となくいや〜な感じが」
何冊くらいのシリーズか確認しにサイトを見たらインタビューがありました(ネタバレになるかも知れないので私は読...「今回は何となくいや〜な感じが」
何冊くらいのシリーズか確認しにサイトを見たらインタビューがありました(ネタバレになるかも知れないので私は読んでません)
http://hon.bunshun.jp/articles/-/3752012/07/10 -
nyancomaruさん、サイト貼り付けありがとうございます。子どもが昼寝でもしたらPCで見てみたいと思います(^O^)nyancomaruさん、サイト貼り付けありがとうございます。子どもが昼寝でもしたらPCで見てみたいと思います(^O^)2012/07/10
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こいしりシリーズ
前作をかなりうろ覚えだけど…
このシリーズ好き
でも畠中さんは、登場人物を死なせすぎる…
まさかとは思ったけど、どちらかはと思ったけど、
両方⁉
時代物だからというには人死に多すぎる気が…
名主の短編シリーズ
三作目 -
お気楽者の癖に,よどんだ空気がとてつもなく暗い~江戸・神田の町名主・高橋家の跡取りはお気楽者の麻之助,同じ八木家の当主・清十郎,見習い同心の吉五郎は幼なじみだ。深川七不思議の一つ,おいてけ堀に清十郎が落ちたと聞いて,釣り人の魚を奪ったり,金を掠める河童を捕らえるべく出掛けたが,川越の商人が堀に攫われた我が子を探し回り,奉公人も使っている姿が哀れだ。狂歌師の連と書画師の連を一枚で番付にしたことが発端で,両国に互いに小屋を掛けて,木戸銭で競う意地の張り合いが始まる。麻之助に内々に相談したいという手紙が届けられ,出掛けていくが振られてばかり,3度目は懐妊中の麻之助の妻・お寿ずの具合が急に悪くなって見合わせたが,妻の具合が悪くなったのには,妻の友で武家に嫁いだお高の告白がある。両国の顔役・貞は女の付け届けがあるが,武家であるにも拘わらず真似をするものがあるらしい。夫婦別れする際に妻の持参金は返還されるのが習いであるが,妻は持ってきた高価な簪を売り払って男に貢いだらしいのだ。神田天満宮で富くじ一等600両を引き当てた男は,三尸の虫のお告げで当たり札を買い,さまざまなお告げを触れているらしい。鬼神のお告げで誰かが誰かを殺そうとしているのではないかとの疑惑は,神社の神職に向けられる。妻の容態が悪化し駆けつけた麻之助は生まれて直ぐ死んだ娘の死に目に会えず,数日後には妻も亡くしてしまった。茫然自失となった麻之助は柳橋で川に落ちそうになっている娘の姿を見て,思わず救いに走って自らも水に落ちたるが,娘共々無事であった。礼を告げる大店の主人は,小さな古着屋と縁談がまとまったのだが,方角が問題となって破談になったのだと相談を持ち込む~お江戸の住民の中で苦しみを抱えている者がいるんだ,大変なんだ,どうしようもないんだ・・・という空気が重くて,辛くて,目に痛い。読むのが楽じゃないのは,書き手も苦しいのがわかるけど,このシリーズは止めにしても良いんじゃなかろうか
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2020.08. 記録忘れ
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読んだよ、前に。
変わらず。 -
シリーズ第3弾にして、衝撃の展開。
でもまだ続刊があるから、これからどうなっていくのか…。
早く続きを読まねば。 -
お寿ずさんを失った麻さんが不憫で…。
救ってくれる続編を読みたい。