きれいごと

著者 :
  • 文藝春秋
2.04
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本棚登録 : 65
レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163810508

感想・レビュー・書評

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  • 大道珠貴さんの「きれいごと」、2011.12発行です。1966年生まれの著者、44~5歳の頃の作品です。主人公平尾美々44歳の女性の暮らし、からだの変化、性への思いなどが滔々と書き綴られています。「私小説」っていうのでしょうか・・・。芥川賞作家、不思議な感性の世界ですね。観察力、表現力に感心しました。

  • 読み続ける根気がなくなってしまった。

  • 大道さん、初めて読んだんですが、さっぱり理解できませんでした。こういう感じの人、いるんだろうな~と思ったくらいで。

  • 平尾美々、44歳・独身。逗子に家を買った。これからは何でも1人でするのだ-。気楽だけれど楽じゃない、独身・家持ち女の静かな暮らしを描く。

    自伝的小説とも思わせるが、作中で「自分の書く小説の登場人物(中略)自分を書こうとすればするほど自分でなくなる」と言っているので、話半分(以下?)に捉えればいいのだろう。投げやり、開き直り、露悪趣味…大道作品らしさがよく出ている。
    (C)

  • 綺麗な装丁とタイトルに惹かれて手に取ったけど…。美しくない内容に断念!!

  • 気持ち悪い。よくわからない。

  • 生理的にだめだった・・やっぱりこの作家さん苦手。

  • 苦手な話

    主人公の考えが理解出来ないから。

  • 美々さんは、つきあうとなると、とってもめんどーくさい感じのお人だ。遠巻きにながめている分には、なんともいえぬ味わいがあるが。

    小説家になるのだ、と上京してきて、ちゃんと小説家として生計をたてているのだからたいしたものなんだけど、この妄想癖はすごい。美々さんのみている世界というのは、意識とその外にある諸々が渾然としている。意識のありようによって、あるディテールがふとものすごい存在感をもったりするし、距離も時間も感覚も、自在に伸縮している感じ。

    「傷口にはウオツカを」の主人公とちょっと通じるものがある。

    美々さんの人間観察は辛辣だ。目の前にいる相手にたいする距離感はすごい、なのに、なんだか、ずるずると、一緒にいたりもする。冷めてしまう自分のことをよく知っている。冷めないときは、どうしようもないひとに「はまってる」状態らしい。痛い目にあうしかないパターン。

    こういうの、いままでなかったよなぁ。こう、なんのてらいもなくバイセクシュアルな感じ。

    面白かったけれども、美々さんの妄想のめくるめく展開とか、現実の情けなさとか、ひとと関わるときの面倒くささとかがけっこう濃厚なので、読んでいて、途中、時々くたびれた。

    文句なく傑作であることは確かですが。

  • +++
    平尾美々(びび)、44歳・独身。逗子に家を買った。これからは何でも一人でするのだ。でも、妊娠することを妄想してみたり、親戚のお爺さんが転がりこんできたり。気楽だけれど、楽じゃない。独身・家持ち女の静かな暮らしを描く、芥川賞作家の長篇小説。
    +++

    帯にある「静かな暮らし」を描いている、というよりも、そこへ行き着くまでの紆余曲折が描かれていると言った方が当たっているかもしれない。しかも、表向きに現れる美々の状態が、「静か」と言えるときであっても、胸の裡で膨らませる妄想はにぎやかなことこのうえない。なかなか独特な世界に生きる女の人である。美々のことを深く知るのは無理かもしれない、と思わされる一冊である。

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