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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784163810706
みんなの感想まとめ
多様なテーマが織り交ぜられたこの作品は、恋愛や日本文化の美しさを描き出しています。特に、京都や着物、葬儀屋といった独特の題材が、読者の心を惹きつけます。魅力的な登場人物たちが織り成す物語は、現実から離...
感想・レビュー・書評
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久々に面白い本に出会いました。
でも、題材がな題材なので、内容的にはNGな人もいるかも…
先が読みたくて、2日で読んでしまいました。
京都、着物、葬儀屋…日本らしく美しい官能さが好きな方にはお勧めです。 -
あきれはてあなはずかしくあじきなし
京都の葬儀会社と東京のきもの販売会社の2組の夫婦が巡り合い、ひょんなことからスワッピングするようになるという通俗小説にありがちなよろめきドラマであるが、こういう主題をさかんにとりあげている渡辺淳一と違って、このひとの文章は日本語としてちゃんとしているので、「そういう意味では」安心して読める。
渡辺淳一といえば最近日経に連載している「私の履歴書」のなかで、自分と出来てしまった看護婦を堕胎させたうえに、その逆恨みを懼れつつ他の女性と厳戒体制の中で結婚したなどと得々と述べているが、そんな破廉恥な行状といい、そんな告白をこのような場所で面白おかしく公開するという非常識さといい、その人間性を疑わずにはいられない。
さて話が大きく逸れたが、今回著者が殊の外ちからを入れたのはSMの描写である。最近海外でも女性が描くソフトSM小説がはやっているようなので、さっそく売らんかなとばかりに耳学問でとりこんだのであろうが、マゾに目覚めた男がサドに目覚めた女と激しく行為するシーンは、著者の実体験から「湧出」したものではないにしても、なかなか迫力がある。
それはよいのだが、お互いの浮気によって生じた肉の喜びの落とし所をどこに求めて良いのかに窮した挙句、突如漫画的な事件で無理矢理本編を終わらせたのは問題だ。SMよりも性のむきだしに発情し発条した男女の生の行方は、この小説ではまったくつきつめられてはいないからである。
あきれはてあなはずかしくあじきなしおんなとおとこのせいのむきだし ちょうじん -
とてもお天気のいい秋ノ一日ならば、とつぜんこういう本も読んでしまう。
作者の言いたいことがわからない!などという感想があるが、この作者わ別にに言いたいことなど何もないと思う。
ただ面白い小説を書いてお金をしこたまもらい、わたしもいことしたい、というそういう欲望が見え見えてる作者だと思うす。
作家さんにはたいへんにめづらしく、少し美人ダしさ。-
2012/10/08
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久しぶりのめちゃくちゃまじな恋愛小説。現実にありえないってわかっていても、なぜか心惹かれるのは、登場人物たちが魅力的だから。そして、自分と全然違うから。でも、あちこち共感できるのは、さすが恋愛小説家!
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先に言っておきますと、私は映画版「愛の流刑地」を拝見して、その幻想的な世界感に感銘を受けてDVDまで買ってしまった人間です。なので本書は好みです。幻想的な世界観とエロスは紙一重な気がするんです。古事記然り、創世記然り。
さて、どうでもいい戯言はここまでにして。
前作のダブルファンタジーの時は「村山由佳はどうしてしまったんだろう?」と、純愛路線から官能路線への突然の方向転換に衝撃を受けました。内容もただただエロくてアクが強い印象。
対して「花酔ひ」、私は結構好きです。ストーリーはW不倫という見るからにドロドロした内容を連想しましたが、読んでみるとことの外読み易く、サクサク読めちゃいました。こんな不倫なら、ありかも?なんてことも思ってしまいました。主人公の和装の描写だったり、はんなり情緒のある京都弁、京都の街の匂い立つような風情、とても素敵に表現されていて良かったです。そして、主人公の不倫相手の男性がかっこよくて素敵。京都弁も素敵。村山さんの書くチョイワルでワイルドな男性は天下一品ですね。-
「桐生正隆、超イケメンで」
この本を読めば、kanakoyoshidaさんが、どんな男性をイケメンだと思うかが判る訳ですね。。。「桐生正隆、超イケメンで」
この本を読めば、kanakoyoshidaさんが、どんな男性をイケメンだと思うかが判る訳ですね。。。2012/06/21 -
2012/06/21
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2012/06/21
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エッチシーン満載で、思わずもじもじしながら読んだ。性癖の合わない二組の夫婦がたまたま双方の相手に惹かれ合うが、たまたま過ぎやしないか。それでもいわゆる好色本より純文学っぽく感じたのは、そうなる環境や周囲の人物が細やかに描かれているからだろう。特におばあちゃんが素敵だった。今までマゾはヒールで踏まれたりムチで叩かれたりのコミカルなイメージしかなかったが、リアルに描写されるとかなりシリアスであった。もう少し明るく終わらせて欲しかったな。
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千桜の唐突な豹変ぶりや麻子の鈍感ぶりには
?と思ったけど昔の着物の話や葬儀屋の裏話が
なかなか面白かった。一気に読めた。
結末が消化不良だが不倫なんてこんなもんだ。 -
2組の夫婦、東京と京都、スワッピング。
トキ江の「神様は時々うっかり間違えなさる。組み合わせではなく、順番を」
男と女の出会いってそういうものですね。
性嗜好が噛み合ってしまった時は、もう止めることは出来ない。人の三大欲求を満たしてくれるのだから。 -
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4人それぞれの視点から話が展開されていくスタイル。今でこそ様々な性嗜好が受け入れられつつあるけど、12年前の作品かと思うと、思い切ったなぁ、と。
12年若い自分が、12年前の価値観で読んでいたら、受け入れられない内容だったかも知れない。現在の私は、ぴったりとパズルのピースが当てはまるような相手に(どんなパズルであれ)、生きている間に出会える事って、奇跡に近い幸せな事かも、という感想です。 -
漸く暖かくなってきたね
ってな事で、村山由佳の『花酔ひ』
ヤバいです。
かなりエロいです
はっきり言って官能小説って言っても過言では無いかも
麻子と誠司、千桜と正隆の二組の夫婦が織り成すダブル不倫?
いや、4人の内1人だけが知らされてないスワッピングなのか……。
それぞれの生い立ち、成長過程から認識する自覚と性癖、生きる為の犠牲と虚無、真っ当に生きているが何かの物足りなさを探していたのか
それぞれの夫婦の純粋さと癖のクロスオーバーが偶然重なってそれぞれの欲望を満たしていくが、その行く末は…
麻子のおばあちゃんのトキ江の名言がまた良い♪
『粋と野暮の差はミリ単位』
『人は出会うべき相手にしか出会わない』
現実は小説より奇なり♪
っと言う言葉があるけど、現実の方がもっと色々な事がありそう(笑)
2020年17冊目 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/57856 -
途中まで読んでリタイア。
視線がくるくる回るのが本当に嫌だった、、、。
道徳的なことを無視してまでも、本能的に惹かれる相手と出会ってしまったら堕ちるとこまで堕ちる。
両方いいとこ取りしたいけど、難しくてねぇー。 -
やっぱり単純に方言しゃべりを活字で読むの苦手だな~~~~~
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途中までは好きなんだけど、最後が重たすぎて気持ちが悪くなった。
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父の突然の病気によりブライダル関連会社を辞めて呉服屋の跡取りになった結城麻子。同僚小野田誠司と結婚するも苗字は変えず。
呉服屋以外に骨董着物を扱う新店舗を出す。
一方、京都の葬儀屋の娘千桜と結婚した桐谷正隆から、千桜の伯母の着物の買取依頼があった。京都で知り合ったあと、千桜が
東京の麻子に会いに来る機会があり、誠司は千桜を知る。
麻子と正隆、誠司と千桜、二組の情事を中心に物語りは展開。特に内容がある訳でもなかった。 -
2018/8/19
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着物と、葬儀と、ダブル不倫。
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分かってはいたけど、官能の世界。村山さんの文章だからなんとか最後まで読んだけど。
オトナの恋の果てまだ描かれていなかったのがやや物足りないけど、語るまでもないってことなのかな。
雰囲気は結構好きでした。こんな世界があるんだと、怖いもの見たさで興味深く読みました。
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