- 文藝春秋 (2012年2月10日発売)
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感想 : 107件
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784163811703
みんなの感想まとめ
多様な人々の生き様を描いた短編集で、時には痛みを伴う現実を笑いに変える独特の魅力があります。登場人物たちの不器用さや矛盾が、共感を呼び起こし、時折思わず微笑んでしまう瞬間が散りばめられています。中でも...
感想・レビュー・書評
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荻原さんお得意のちょいと“痛い”人々を描く短編集。時に痛すぎて、げんなりすることもある荻原さんだけど今回はチリっときつつも、笑ってしまおうぜ!と許せる匙加減だったのがよかったです。(*^_^*)
中途半端なエコに燃える嫁をひっそりと見据えるおばあちゃん。
息子の家に引き取られた身なので、口出しもせずおとなしくはしているけれど、彼女の視点はいちいちごもっともで、嫁の矛盾するあれこれが笑えてしまう「原発がともす灯の下で」。
オレオレ詐欺の下っ端として働く(っていうのか、こういう場合も??)若者が遭遇するやはりあれこれがこれもまた笑えてしまう「俺だよ、俺」。
そして、自己啓発本の言うがまま、日々を送る営業マン・田中の「幸せになる百通りの方法」。
本に書いてあることを盲信してそのまま実行してしまう田中のズレっぷりが可笑しかったり、哀れだったり。でも、実は田中の生い立ちは・・・と彼の内面や、いま、なぜそんなに自己啓発に没頭しているか、が見えてくると、俄然、物語に奥行が出てきて・・・。
田中のような新人は自己啓発、中間管理職は歴史系「ビジネス本」。どちらも愚かしく、滑稽なのだっけど、それを笑う資格があるのか、私は??なんて。(汗)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
市井の人々のありがちな話を、とげとげしくなくとっても優しい目で書かれています。
今うまくいかなくても、不器用でも、ちょっとしたきっかけで、視点の変更で幸せになれる。
各短編に出てくる人々の話が、最後に一つにつながるかなと思ったけれど、そういう仕掛けではありませんでした。-
レビューを拝見させていただき、「今うまくいかなくても、不器用でも、ちょっとしたきっかけで、視点の変更で幸せになれる。」との記載にもう自分自身...レビューを拝見させていただき、「今うまくいかなくても、不器用でも、ちょっとしたきっかけで、視点の変更で幸せになれる。」との記載にもう自分自身を重ねて勇気をいただきました(>・)/。
ありがとうございました★。
これからも拝見させていただくのが楽しみです♪。2012/12/23
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短編小説集。
どこかで読んだ小説も混じってたな。
手早く読了といった感じでした!! -
よくわからないままに 読み進めた。
読みづらいようで 読んでいける文章
とつとつと 読み進めていき 意外とはやく読了
読み終えると 面白かった、
幸せになる100通りの方法
なるほど 人それぞれだなぁ -
日常からちょっと外れてしまった人々の悲喜劇を描いた短編集。
こんな人いるよなと思いながら、ちょっと要領悪すぎなんじゃと思いながら読み終えました。
幸せとは紙一重の人々が描かれているので、読んだ後は自分は幸せなんだなと思いますよ。 -
ちょっと元気がない時、クスッと笑えて読むと幸せになる短編集。
幸せとは、すぐそばにあることに気付くか気付かないかの差である、と気付かせてくれる。
著書の本はご縁がなく、何度となく借りては忙しくてそのまま返していたので、今回短編集を期待せず初めて読んだが、楽しめた。 -
時々荻原さんと奥田英朗さんの区別がつかなくなる。それくらい短編のテイストが似てると思うのだが、荻原さんのほうがちょっと苦味がきつい。
「原発がともす灯の下で」はとてもタイムリーな作品。正面切っての批判ではないのだが、作家ならではのチクチクした皮肉が心地よい。
「俺だよ、俺」はなんともやりきれなく苦い笑いの浮かぶ作品。しかし未だにこの手の詐欺に引っかかる人は後を絶たないので、こういう作品がもっと知られてもいいんじゃないか、なんて思う。
「今日もみんなつながっている」はいちばん痛い作品だった。作家がネット世界のことを書くとどうしてこんなにキツイ内容になるのかなあ。要するにこういうことじゃん、と身も蓋もない現実があからさまに描写されてしまうからだろう。
「出逢いのジャングル」と「歴史がいっぱい」は恋愛がらみの話で、いかにもありそうな感じ。生物学や動物学をかじってしまうと、恋愛しにくいのは確かだ。
表題作の「幸せになる百通りの方法」は、今流行りのライフハックというやつに振り回されている男子の話なんだけど、ハウツーにすがりたくなる心理っていうのは昔からあるものなのだ。その方が楽だし安心できるからなんだけど、ちょっと外れてみたっていいじゃない?というほんわかした読後感だった。
どれもさっくり読めて、ちょっと風刺もあって、お買い得な本でした。 -
最新家電に翻弄されるおばあちゃん、オレオレ詐欺に加担してしまう役者志望の若者、婚活パーティに参加しつつ生物学的思考がやめられない女性…等々、個性的な登場人物が描かれた短編集。
くすっと笑えたりほろっと感動したり、楽しく読めました。
ネットゲームとベンチマンが良かったな〜。
歴女のお話はオチが最高。 -
本書は、結末に期待してはいけない。話の途中で、ウィットに飛んだ名台詞が出てくるので、そこを押さえるべきだ。 -
短編集。標題の幸せになる百通りの方法、ベンチマンなど、都会でもがくように過ごしている現代人の心の安らぎをうまく描いている。
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「心温まる」かというと、私の場合は当てはまらなかった。短編集なのだが、順番が私の気持ちに合っていなかったということかも。
「出逢いのジャングル」と「ベンチマン」は主人公の気持ちに入り込めて、とても良かった。人生において何が正解かなんて、結局はわからないんだよなぁと改めて思った。 -
20191020
心暖まる短編集。連作ではない。
結局のところ、自分や周囲に枠をはめてしまっているのは自分ということかな。自分の思い込みや、無意識にはめている枠をとってしまえば、もっと素直に、もっと自分らしく生きられるということで。自分で嵌めてるんだから、実は、はずそうと思えば、それほど難しくはない。 -
オチが面白い話がおおくて、毎回期待してしまって、オチが弱かった時にちょっと残念な気持ちになる
作家の感覚がちょっと古い わたしよりだいぶ上の世代だな〜、って細かいことで感じて、そういうことでのめり込めなかったりする -
短編集。面白かった
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2018.01.09 朝活読書サロンで紹介を受ける。
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可もなく不可もなく。
表題作は好きな方。 -
短編集なので軽く、サクサク読めるが、ちょっと物足りないか……。表題作と「ベンチマン」が面白かったかな。
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2016/11/04
移動中
百通りではないにしても、数々の側面から見る幸せの定義は、時折再認識が必要です。 -
家電の発展を身をもって経験してきた老人
おれおれ詐欺の若者
お見合いパーティでの出会い
etc.
ごくごく普通の人たちの
「幸せって。。。」を描いた短編集
個人的にはリストラされたことを家族に言えない
「ベンチマン」が好き -
「読み」の読界に引き込まれていた。気づけば頁の中に紛れている自分がいた、なんつって。①炒める時間の換算が「鼻歌で”世界に一つだけの花”六小節ぐらいbySMAP」②希望退職者の募集枠が大幅に改善された・・・各課一人ずつ希望者を出さなくちゃならない。俺もつらいがこれは社命だ。俺のノルマだ。」①②文中引用・・・ノルマに乗ってしまったのか・・・(これはつぶやき)
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荻原浩の作品
