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Amazon.co.jp ・本 (608ページ) / ISBN・EAN: 9784163812403
みんなの感想まとめ
妖怪と現代の心の闇が交錯する物語が展開され、読者は日常の中に潜む怪異の存在を感じさせられます。江戸時代の妖怪画からインスパイアを受けたこの作品は、昭和20年代の背景を持ちながら、今もなお私たちの身近に...
感想・レビュー・書評
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江戸時代の鳥山石燕の妖怪画からインスパイアされた怪異な物語集。何がすごいって昭和20年代の時代設定で妖怪を蘇らせるのだから素晴らしい。その頃だったらまだ田舎では茅葺き屋根の家なんかも残っていたし、牛もいる土間から部屋にあがると囲炉裏なんていうのも自分の小さい頃の記憶にもある。もちろん電気も使っていたけどそういう作りの家は室内も黒いから部屋の隅は薄暗い。何かがいそうな気配も漂っていた。それでも江戸時代ってわけではなく現代だからねぇ。こんなふうに妖怪を蘇らせるとは素晴らしですね。しかもことごとくBAD ENDで容赦ない(関口さんが出てくる最後のエピソードのみが希望をつなげます)現代だからこそ持ちうる異常心理との妖怪の結び付けが見事です。
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妖怪の怪しい香りが漂う作品。
「姑獲鳥の夏」、「魍魎の匣」、「狂骨の夢」、「鉄鼠の檻」、「絡新婦の理」、「塗仏の宴」に至るまでの物語や後日談。
知らない妖怪がたくさんいて、巻末にかかれている妖怪の説明を読むのが楽しかったです。
物語については、「目目連」が好みの作品でした。
降旗や平野さんの過去が気になっていたので、読むことができて嬉しかったです。
「煙々羅」も好みでした。
ただ、京極堂が登場しないので、少し物足りなく感じました。京極堂の話が聞きたいのです。
当面の間、ルー=ガルーやスピンオフを読むつもりなので、京極堂がでてこないかもしれない…と考えると寂しくてたまりません。
次⇒ルー=ガルー 忌避すべき狼 -
「鬼一口」「煙々羅」がよかった。
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シリーズ本編に関わる登場人物たちの、サイドストーリーでした。本編と比べて、こちらの方が怪奇色が強めな感じ。
それなりに面白かったですが、本編を知らないと面白さがわからない作品だと思います。
各作品が本編のどこに関わっているのか、すぐにわかる方は、かなりの京極作品マニアだと思います。(^^; -
気付かないだけで、怪異は常に、私達のすぐそばにいる。
私達が怪異を感じる時。それは、心中に良からぬモノが湧いた時。
不安、焦燥、困惑、緊張、欲望、恐怖、後悔、不満、無念、嫌悪、恥、軽蔑、嫉妬、罪悪感、殺意、劣等感、怨み、苦しみ、悲しみ、怒り、絶望、憎悪、空虚――。
湧いたモノはやがて心中を満たす。するとそれは怪異と変じる。漏れ、溢れ零れた怪異は、時にその姿を本人の目に晒す。
袖口から伸びる白い手――。
気付けばいる小さな女――。
誰もいない場所から感じる視線――。
街で見かけた鬼――。
煙の中に浮かぶ顔――。
それは、夢か現か幻か。
日常の狭間でナニカに憑かれた人々を書き綴った、読み終えれば心中に、なんとも言えぬ厭な余韻が残る怪異小説。
心の理を解せねば、人は良からぬモノを持て余す。放置すればそれは心中を満たし、溢れ零れて自他を害すことになる。次に怪異に遭うのは、あなたか身内か隣人か――。 -
いままで読んできた百鬼夜行シリーズの登場人物のスピンオフという感じでしょうか。
シリーズを読んでない人には何のことやらわからないと思いますが
読んでさえいればこれは面白い!
本と本がつながる感じ。その快感を京極先生は教えてくれましたね~
ただこの人誰だっけ?というのはもちろんあったので
ネットにある京極作品登場人物データーベースのようなサイトさんに
お世話になりました。 -
面白いのか面白くないのかと問われれば、正直なところ面白いとは思わない。
かといってつまらないわけでもなく、文字であり本であるというのが主な感想である。
主なというが、他の感想は特になく。
私は作者に何を求めているのか、それすらもよくわからない。 -
京極堂シリーズのスピンオフ短編集
簡単に言えば、要らぬもの
それでも楽しめたから、さすがと思うべきなのかな。 -
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不条理な恐怖、常軌を逸した執着、あるはずもない記憶。日常の狭間にふと立ち現れる怪異『姑獲鳥の夏』に始まる百鬼夜行シリーズの粋。京極夏彦・画、書下ろし特別附録「百鬼図」収録。
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怪異譚。小袖の手、文車妖妃、目目連、鬼一口、煙煙羅、倩兮女、火間虫入道、襟立衣、毛倡妓、川赤子。どれも不気味なお話である。
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H28/11/7
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2013/7/27-
京極堂シリーズのスピンオフ
小袖の手
柚木陽子の病んだ部分が…。加菜子の首を絞めたのはどういう意味だろう。
加菜子の口調が本編の男言葉ではなく、普通の少女のそれなのは、加菜子も頼子達の前では演じていたという事なのか。
文車妖妃
本編では心情の読み取れなかった凉子の、苦悩や嫉妬などの人間らしさ。
内藤とのやり取りに思わず涙。
私は人間ではないのです…だから、放っておいてください。
目目連
目潰し魔がとりつかれるに至った訳。
鬼一口
未読
煙々羅
和田ハツは和田慈行の母であろうけど、何故自殺したのか、慈行を生んでから棚橋家に来たのか、母ではなく叔母なのか…
何もわからず、鉄鼠を探してみたけれど慈行の母について書かれているところを探せなかった。(後で再読しようと思う)
結局慈行については謎だらけ。血縁者であろうハツまで謎だらけ。
美しい見た目、美しい所作。心は見えない。 -
百鬼夜行シリーズの登場人物の外伝というか、本編に入ってもおかしくない一章をこちらに移しましたというか、こちらを読んで本編を読んだらより楽しめるんだろうけど、本編はいつになったら新作が出るんだかと、この本の出来が良ければ良いけど不満が募る
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初京極夏彦作品でした。
もしかしたら、ちょっと相性悪いかも。
あんまりすいすい読み進められなかった。
別の作品も読んでみよう。 -
913.6 キ 登録番号9560
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そもそもこれのために読み直しを始めたのであった。
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