三匹のおっさん ふたたび

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 6450
レビュー : 883
  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163812601

感想・レビュー・書評

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  • いやー!良かった!前作より面白い!冒頭の漫画もかなりイケてる!三匹のおっさんたちの活躍は勿論、お嬢さん育ちの祐希の母の成長、祐希と早苗のラブラブっぷりから偽三匹登場まで盛りだくさん。1番印象に残ったのは書店万引きのお話。有川さんの後書きにもじーんと来た。全国に三匹のおっさんがいれば平和な世の中になるのにね!この本は図書館で借りたけど、僅かながら投資もしてるからね…書店さん。2012/373

  • 有川作品を読んだらまず、「やっぱり有川浩はいいな」と言いたい。

    前作のインパクトは無かったけれど、お決まりのパターンは安定感あり。
    ボクの好きな“スッキリ終わる”それぞれの話はでも、
    いろいろな社会的問題もはらんでいたりして、
    読んでて感心しきり。


    本屋の話のなんとも言えないラストが好きだな。
    気が利いた行動(謝り方?)だ。


    しかし祐希、よっぽどな見た目なんだね(笑)。

     

  • 面白かった〜。有川浩は、いいー。人物が生き生きしているし、言葉の選びがも面白い。いろんな人の心の動きがそうだよなぁー、と思える。
    恋愛要素は自分に当てはまれば面白いけどそうじゃないと照れくさいので当たり外れがあるけども。
    大好きな植物図鑑の日下部君が出てきたのも嬉しい。

  • 前作に比べるとインパクトと言うか面白味に欠けると言うか、
    おっさん達の活躍が少ないような気が…
    でも身近な問題がリアル!!
    印象に残ったのは
    第一話、
    祐希の母・貴子さんのパートに出る話。
    第二話、
    本屋さんの万引き事件。
    「万引き犯を追いかけて、逃げた相手が車道に飛び出して事故に遭ったりすると、こっちが悪いってことになってしまう」…
    一番悪いのは万引き(犯罪)した子なのにヾ(*`Д´)ノ
    第四話、
    ゴミの不法投棄。
    『最近の若い者は…』って言うけど
    大人もマナーが悪いよね、人の事言えないよ(*´Д`)=з

  • 有川浩による還暦過ぎてもカッコいいおっさんたちの物語第二弾。
    本作は清一の息子・健次の妻、貴子の物語から始まる。学生時代に出来婚したため、社会人経験がなく、前作でもバカ高い買い物をして痛い目にあった貴子。一念発起してパートに出るようになるが、職場で浮いた存在になり、人間関係に悩む。この話では三匹はほとんど活躍の場を与えられず、むしろ祐希と早苗がいい味を出している。
    この貴子の話でもどうしようもない大人の姿が描かれているが、本作に共通しているのは登場人物にどうしようもない人たちが少なからずおり、三匹もやりきれない思いをどうすればいいか悩むシーンが盛り込まれていることである。前作でも受験の憂さ晴らしとうそぶいて動物の虐待に走る中学生が描かれたが、本作では不法投棄をしても悪びれない大人や、何もしていない人をいきなり頭ごなしに怒鳴りつける大人など、実際にいそうでかつどうしようもない人が登場する。よく、現実は小説よりも奇なりというが、こういう人が周りにいると迷惑極まりないだろうなと思ってしまう。
    しかし、そういうある側面では苦い真実を物語に織り込みながらも、祐希と早苗の関係のようにほっとできるエピソードも盛り込まれていて、嫌な気持ちが最後まで引きずられることはない。いわゆる勧善懲悪現代的時代劇感はやや薄れ、派手な立ち回りも前作に比較すると少なめだが、その分登場人物の心理描写や背景を深く掘り下げた描き方をされていて、三匹もより魅力的に感じられる。
    付録的に収録された潤子の物語も、前作で祐希と早苗を振り回した当人にもこんな少女時代があったのかと少しホロリとする物語だった。作者の雑草フリークぶりも垣間見え、それもまた微笑ましい。

  • おっさんたちの楽しい話がまた読めて嬉しい。
    ジーバー世代・孫世代ではなく、パパママ世代の話もあり、世界がまた大きくなった感じ。

    ボーナストラックは、有川さんの作品の中でも大好きな植物図鑑に似ていて、ほっこりした。

  • ようやく図書館で借りられました。
    テレビで先にストーリーを知ってしまっていたので面白さが半減でしたが、息子に有閑マダムぶりっ子呼ばわりされてた貴子さんが、パート勤めで奮闘する姿に好感が持てました。

  • 文庫が待ちきれずハードカバーで買ってしまいました。そして、相変わらずかっこ良くて痛快で面白い三匹です。内容としましては、前作が格段に面白かったですが、こちらももちろん面白いです。そして前作の内容を漫画で(台詞無しの絵のみ)でダイジェストでお届けしてる最初の数ページも面白く、ああ、あったあったこんな場面って思い乍ら読みました。相変わらずノリのぶっとんでる感じの挿絵、最高です。これからもちょいちょいスピンオフとかで彼らの動向を見守りたい気分です。有川先生、書いて下さい。

  • 「三匹のおっさん」の続編。

    前作に続き、面白かった。相変わらず人物描写が上手い。イラスト付きのせいもあるかもしれないが、登場人物一人ひとりが事細かに思い浮かぶ。ドラマ化されているけれど、脳内映像でも十分なくらい。
    今回、事件の方は地域の身近な問題が多かったが、スッキリ!ではなく、ちょっと皮肉めいた結末も。「今日びの子供は、、、」なんて言われるのは何時の時代もあるかもしれないが、「今日びの大人は、、、」なんて言われたくないものだなと痛切に思った。
    おまけの短編は前作のキャラと「植物図鑑」のイツキとのクロスオーバー作品でした。この植物好きの男の子はもしかして、、、と思って読んでいたら、まさしくそうだったので嬉しい再会。ただ、女の子のほうが、前作を読んでから間があったので、記憶にあらず。本作との関連性がわからず唐突になってしまい、いまいち乗り切れなかったのが残念。

    次作、大学生となった祐希と早苗がどうなっていくか、是非読んでみたい。

  • もっと続編が読みたい!

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著者プロフィール

有川 浩(ありかわ ひろ)
1972年高知県生まれ。PN由来として、「有川」は書店に本が並んだ時に「あ」から始まる名前として、著者五十音順で棚の最初のほうにくるから。「浩」は本名から。
2003年『塩の街 wish on my precious』で第10回電撃ゲーム小説大賞を受賞。2006年『図書館戦争』で「本の雑誌」が選ぶ2006年上半期エンターテインメントで第1位を獲得し、さらに2008年には同シリーズで第39回星雲賞日本長編作品部門を受賞。映画化もされた代表作となる。
『植物図鑑』で第1回ブクログ大賞小説部門大賞、『キケン』で第2回ブクログ大賞小説部門大賞を2年連続で受賞。2011年には『県庁おもてなし課』で「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2011」で総合1位と恋愛小説1位、第3回ブクログ大賞小説部門大賞を3年連続で受賞。2012年『空飛ぶ広報室』が「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2012」で小説部門第1位。
その他、ドラマ化作『フリーター、家を買う。』、映画化された『阪急電車』『県庁おもてなし課』『植物図鑑』などが代表作。

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