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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784163813202
みんなの感想まとめ
命の終わりが迫る中で織りなされる緊迫した対決が描かれています。末期がんを抱える連続殺人犯と刑事の執念が交差し、物語はハラハラとした緊張感を生み出します。犯人の生育歴を知ることで同情を覚えつつも、どんな...
感想・レビュー・書評
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久々に夜中に一気読みでした。
末期がんに犯された連続殺人犯と刑事。
それぞれの執念が交錯して、ハラハラの緊迫感を生み出して途中で止めることができなかった。
止めることのできない殺人衝動は、どうして生まれたのか。彼の生育歴を知ると同情を覚えてしまうけど、どんな事情があれ人を殺すことは赦されるものではないという結末も良かった。
蒼井さんには、最期にもっと長く家族と穏やかな時間を過ごして欲しいって気持ちもあったけど、命が尽きるまで仕事に情熱を燃やす姿もかっこよかった。自分の父親なら、やっぱり嫌だけど詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
薬丸岳さんは江戸川乱歩賞をとったここ数年の作家の中では一番好きです。とくに「悪党」はラストが良かった。一気読みでした。今度の作品「死命」も読みごたえのあるいい作品でした。 お互いに癌を宣告された刑事と犯人、余命いくばくもない中での執念、刑事の先立たれ妻とのなれそめを聞いた、娘の気持、ああなんといい心地にしてくれる終盤の話でした。いい余韻を残してラストへ、やっぱり薬丸岳はいいですね。
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死期が近い警察官VS死期が近い異常性犯罪者。主人公の犯人がどうして犯罪に走ったのか。失われた記憶を犯罪を犯すたびに少しづつ取り戻していく過程が面白かった。幼い頃を知る恋人が何をひた隠しにしているのかも最後まで分からず興味がそそられる。ただただ憎むべき性犯罪者だけで終わらない薬丸氏。はずれなし。
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死を宣告された連続殺人犯と、同じく死を宣告された捜査一課の刑事。
死を目の前にした二人の心理描写が、何とも言えない。
たまたま連続殺人犯と刑事だけれども、普通の人間が死を目の前にした時、これほどの執着心が生まれるものだろうか?
ぐいぐいと引き込まれる作品だけど、読後は何か考えさせられる。 -
ぐいぐい引き込まれる筆力。
抑えがたい殺人衝動を全て過去に起因させてしまうような描き方には少し疑問が残る。
殺されてしまった女性の描き方がなんとなく桐野夏生の小説とかぶるが、男性作者の描き方と女性作者の描き方だと似ているようで決定的に何かが違う。そんな気がした。
なんとなく消化不良。-
ortieortieさん、こちらでもこんばんは~♪
うわっ、見事にはまっておられますね~。
お仲間♪お仲間♪
私の感想がきっかけで...ortieortieさん、こちらでもこんばんは~♪
うわっ、見事にはまっておられますね~。
お仲間♪お仲間♪
私の感想がきっかけでなんて、本当に嬉しいです!
この消化不良感、私もよくあります。
なんかもやもや~っとするんですよね…。
でもテーマがテーマだけに、それも仕方ないのかもしれないですよね。
重く苦しい内容でも、どこか目線の温かさを感じられる所が好きで、
デビュー作から、ずっと読んでいる作家さんです。
今、ortieortieさんの本棚とレビューを拝見して、
また昔の作品を読んでみたくなりました。
こちらこそ参考にさせてくださいね。
これからも素敵なレビューを楽しみにしています!2017/02/10
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余命を宣告されて殺人を犯す目線からと、その殺人犯を追う余命を宣告された目線で物語は進んでいきます。
普通は、なるべく長く生きたいと、自分を大事にして生きるのですが、この刑事さんは、自分を犠牲にしながらも犯人を追います。
それにも実は理由があり……。
殺人犯側も、そうなるには色々と理由があるのですが、余命を宣告されたから殺人をしてもいいということは許されることではなく、そこら辺もちゃんとしてくれました。 -
余命僅かと宣告された2人。
一人は残りの人生を女性を襲い殺害するという自分の欲望を満たすため生きていく。
もう一人は残りの人生を警察という自分の職務を全うするために生きていく。
自分のために生きた男と、
誰かのために生きた男。
それぞれ死の間際に見たものは…。 -
沢山の命。映画の様だった。後半のまとめ方が本当に上手い。涙が出る話とは思えなかったのに、涙が出た。本当にページターナーだ。全作読みたい。
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共に余命を宣告された2人の男。1人はかねてより欲望を抑えていた快楽殺人を決行していく。もうひとりは1人は刑事の使命としてそれを追う。
まず、偶然多すぎ。人物設定がちょっと軽くて勿体無い。寺泊での出来事、引っ張りすぎてがっかりしちゃうから、もう少し早めに描くか、もう少し重めにしっかり描くかしてほしかった。
まぁでも一気に読ませる作家さんではある。
もう一冊読んでみようかな。 -
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まさしくタイトルどおり。
犯人と刑事の死命。
最初は榊に捕まって欲しくないなーって思ってたけど、読んでいくうち蒼井刑事の凄まじい執念に心打たれました。
ラストも良かった。
薬丸サンの作品はハズレない。 -
またもやぐいぐい読まされた。
犯人側の設定が面白かった。
澄乃との関係が何らかのキーだとは分かるけど、まさかそんな過去があるとはね!
だからって、殺人鬼になってしまうのはダメだけどね!
刑事側もなんともなー
刑事の家族は大変だ。
まさに二人の死、命の物語。 -
末期癌を患った殺人鬼と刑事。人を殺すことに快楽を感じ、それを我慢できなくなった男が次々と女性たちの首をしめて殺人を犯していく。また、殺人鬼を追っている孤高の刑事も末期癌を患っていて・・・。
薬丸岳にしたら文章に精彩がないような。文章というよりも内容か。読んでいる時はそれなりにたのしめたが、あえて読まなくても良いかという作品でした。 -
羨ましい仕事だ。
おれは仕事で何かを作ったことがない。失うのを見ていくばかりだ。
夢なんて言えば聞こえがいいけどおまえは甘えているだけだ。
思うことと、することは違うのだ。
自分の心と五感を信じればいいんじゃないかね。
仕事であるということは、自分の代わりは他にもいるということだ。そんな仕事のために、ここまで自分のからだを酷使する必要があるだろうか。
私なりにずっと考えて出した結論なの。どうすれば後悔しないで済むだろうかって。
私だって後悔しちゃうかもしれない。どんなことをしても・・・・・きっと・・・・・いろいろと後悔しちゃうんだろうな。きっといろいろ考えちゃうよ。
死を恐れることしかできない。この世で生きていくことの本当の意味を知らないから死を恐れることしかできない。
それはあなたが本当の意味で生きていなかったからだ。自分を偽るように生きてきたからだ。だけど、僕は違う。僕は自分の欲望に正直に生きてきた。この世に思い残すことはない。だから死ぬことなんかこれっぽっちも怖くない。
この世に、天国やら地獄やらの概念が存在するのは、人が人を罰することの限界と、人間という弱くて愚かしい生き物がこの世界でまっとうに生きていくための最後の寄る辺なのかもしれない。
人は誰でもいつかは死ぬというのに、どうしてこれほどまでに死を恐れるのだろう。それはきっと、死そのものを恐れているのではない。自分が遺していかなければならない大切な存在を思うとき、無性に怖くなるのだ。人を愛した人間は、その人と二度と会えなくなることを怖いと思い、自分にとって素晴らしい場所を見つけた人間は、その存在が消えてなくなってしまうことを怖く思うのではないか。
きっと、死そのものが怖いのではない。全ては、死ぬ寸前まで、自分の人生という鏡を見せつけられることが怖いのだ。 -
離婚した山口澄乃は大学時代の仲間の集まりでもと恋人の榊信一と再会。
二人は小学生時代を新潟で過ごした幼馴染でもあった。
33歳でデイトレーダとして財を成した信一は、胃がんで余命も少ない中、幼い頃のトラウマで女性を絞殺する衝動に駆られ、連続殺人事件を起こす。
それを追うのがやはりガンで余命わずかな刑事蒼井だった。
連続殺人犯が真一であることを澄乃はつかむが不幸にも交通事故で死ぬ。死ぬ直前に電話を受けた蒼井が信一の存在に気づき、追い詰める。
最後は信一はつかまるが、両者共に病気により死を迎える。
今までの薬丸岳小説に比べると今イチに感じた。
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重いです。凄く重い作品です。。。何人もの登場人物の視点で物語が進んでいくのですが、そのうちの二人の命は残されたところあと僅か。一人は猟奇的殺人犯、もう一人はその殺人犯を追う刑事。我孫子武丸さんの”殺戮にいたる病”と東野圭吾さんの”白夜行”両方のエッセンスを少しだけ持っているような感じがします。是非一読を!
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気がついたら自分の胃を擦りながら読んでました(笑) 犯人と刑事が徐々に弱っていく姿は丁寧に描いてたけど、警察が犯人に徐々にたどり着くドキドキ感が足らなかった。蒼井と榊が、初対面するシーンはもう少し緊迫感が欲しかった。あのヘタレ新米刑事が成長する姿やライバル刑事との友情?を丁寧に描いてくれたら、さらに面白かった気もするけど、薬丸さんにそれを求めたらダメなのかも(笑)そして、相変わらず薬丸さんの描く女性は、女性から見たらつまんねー女です。似た作家だと、誉田哲也さんは上手かったかなぁ?最近のは読んでないけど…と、たんまり文句を言っても、なぜか最後まで読めちゃうのが薬丸作品の不思議なところ(笑) とりあえず次は、逃走を読む予定!
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押さえつけていた殺人願望を余命宣告を受けた事により歯止めがきかなくなってしまった連続殺人vs余命宣告を受けた捜査一課の刑事。
果たして、どちらかの命が尽きる前に逮捕する事ができるのか、また、逮捕できたとして犯してしまった罪の重さをきちんと受け止める時間があるのか、、
先が気になり一気読みでした。さすが薬丸岳さん。
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