- Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163813202
感想・レビュー・書評
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救いがない感じの話です。ミステリーとしては薬丸さんの小説は重い。そしてとても面白い。
「あら、そうなるのか!」という展開が結構あり先が読めないです。渋い目をこすりながらイッキ読み!ミステリーファンには読み応えを感じられる小説だと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白くさくさく読めるのですが、なんとも後味が悪く、個人的には苦手です。「死」というテーマは難しい。
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この作家の本は、
江戸川乱歩賞を受賞した「天使のナイフ」 が、
新人にもかかわらず、完成度が高かったので、
なかなか、あれ以上の作品を望むのは・・・
…酷かもしれない。
長くなるので、よかったらこちらを ⇒ http://tschuss12.jugem.jp/?eid=327 -
余命間もない二人。
一人は欲望のまま殺人者へ、一人は亡き妻との約束を果たすべく刑事としての職務を全うする。
思い浮かぶ感想全てが載せてはいけないコメントばかりで、感想書けずf^_^; -
納得できない動機の快楽殺人者と「勘だ…」を連発する刑事。感情移入できない身勝手な主人公たち。周りの人物の気の毒さが際立つ物語。
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内容(「BOOK」データベースより)
榊信一は大学時代に同郷の恋人を絞め殺しかけ、自分の中に眠る、すべての女に向けられた殺人願望に気づく。ある日、自分が病に冒され余命僅かと知り、欲望に忠実に生きることを決意する。それは連続殺人の始まりだった。榊の元恋人だけが榊の過去の秘密を知るなか、事件を追う刑事、蒼井凌にも病が襲いかかり、死へのカウントダウンが鳴り響く。そして事件は予想もしない方向へ―衝撃の展開、感涙の結末。 -
死への恐怖とはなにか?死を通して生きる意味を考える。
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前半は続きが気になって仕方なかったが、主人公(犯人)の記憶の空白部分がちょっと拍子抜け。あと動機というか衝動の部分が消化不良。途中で物語から退場するあの人の描写ももっとほしい。
もうひとりの主人公(刑事)については、捜査にかける執念、その理由含め、とても迫力のあるキャラクターになっていた。
まだ「天使のナイフ」を超えられていないが、この人の文章のリズムや雰囲気は好きなので、今後も読み続けます。