ガリバーの冒険

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 193
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163813400

作品紹介・あらすじ

43年の時を経て復刊。名文と名画が楽しめる傑作絵本。

感想・レビュー・書評

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  • シンプルにまとまってる

  • 表紙は精密で美しい絵。中身はざっくりとして勢いのある絵。どちらも素敵です。1969年に日本リーダーズダイジェスト社から出版された井上ひさしさん・文の絵本で、表紙以外はすべて描き直したそうです。1969年版は見たことがないので、どのように変わっているのかわからないのですが、表紙絵も中身もそれぞれの味わいがあってやはり素敵です。最終ページのガリバーの顔は井上さんに似せて描いたものだそうで、確かに似ています(このページだけガリバーの顔が違う!)。その辺も注意して見ると面白いです。

  • 井上 ひさし (著), 安野 光雅 (イラスト), ジョナサン スウィフト (原著)

  • あの ひょっこりひょうたん島 の 井上ひさしさんが文を書かれた1969年出版の絵を安野光雅さんが新たに描き直されたのがこの絵本です。なかなかの絵本でした。

  • ガリバーのストーリーを初めてちゃんと読みました。

  • 安野光雅の絵が見たくて読んだ。平家物語の絵を先に見たので外国の風景や人を描くとどうなるのか想像がつかなかったけど、見てみるとすごくマッチしてた。色彩がカラフルだからだろう。でもヴィヴィッドな感じはなく優しげ。

  • 井上ひさし×安野光雅による ガリバーの絵本。

    そもそも 「世界名作童話劇場 ガリバー」(日本リーダーズダイジェスト社1969刊)という本の文を井上ひさしさんが書いていて、本文そのままに、
    表紙画を除くすべての絵を安野光雅さんが描き直されたとのこと。

    物語は小人の国に漂流してしまったガリバーの話の一部のみですが、
    安野光雅さんのイラストが とても合っていていい。

    ラストのガリバーの顔がいきなり変わっているのは ちょっと・・・。
    小人にメガネの人がいるとか、船にメガネマークがついてるとかのレベルでなく・・・変じゃないでしょうか(^_^;)

  • 安野さんの絵がよいです
    ガリバーってこんな平和的に終わるんだっけ?と思ってみましたが。。。

  • 井上ひさしさんと安野さんのガリバーリリパット編絵本

  • 井上ひさしさんが文章、安野光雅さんが絵を担当したガリバー旅行記の共作絵本。
    もともと1969年に出された絵本で、今回の再刊でガリバーの髭などを前面書き加えたそうだ。
    安野光雅さんはただ絵を描くだけでなく面白い仕掛けをほどこすのだけど、今回はページのあちこちに井上ひさしさんそっくりのキャラクターが描かれていて探すのが楽しい。
    最終ページになると、なんといきなりガリバーの顔が井上ひさしさんになってたりとびっくり楽しい驚きも。
    遊び心いっぱいの楽しい絵本に仕上がっている。

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著者プロフィール

(いのうえ・ひさし)
一九三四年山形県東置賜郡小松町(現・川西町)に生まれる。一九六四年、NHKの連続人形劇『ひょっこりひょうたん島』の台本を執筆(共作)。六九年、劇団テアトル・エコーに書き下ろした『日本人のへそ』で演劇界デビュー。翌七〇年、長編書き下ろし『ブンとフン』で小説家デビュー。以後、芝居と小説の両輪で数々の傑作を生み出した。小説に『手鎖心中』、『吉里吉里人』、主な戯曲に『藪原検校』、『化粧』、『頭痛肩こり樋口一葉』、『父と暮せば』、『ムサシ』、〈東京裁判三部作〉(『夢の裂け目』、『夢の泪』、『夢の痴』)など。二〇一〇年四月九日、七五歳で死去。

「2023年 『芝居の面白さ、教えます 日本編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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