- 本 ・本 (424ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163814209
感想・レビュー・書評
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剣道を題材にした小説。かつて鬼のような激しい剣士の父を立会いで再起不能にしてしまったアル中の中年剣士とラッパーを目指しているのに、妙な行きがかりで剣道をやる羽目になった高校生が出会い、剣を通して交流する中で、お互いに成長したり救われたりする話。武士道シリーズよりかなりハードだが、暗いという印象はない。
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剣道の筋を見込まれて、いきなり剣道を始めた高2男子と、彼に触発されて自身のコンプレックスと戦うコーチの成長物語。
そもそも、こんなど素人でも才能があれば勝てるのか。そもそも融のこの精神のおかしさは何なのか。納得できない部分があり、読み進めるのがしんどかった。 -
ふとした事から剣道を始めることになった主人公。無理矢理剣道をやらされてきた兄弟子。2人がお互いに成長していく姿が面白い。
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剣豪の父を持つサラブレッドでアル中の剣士と、剣の達人である禅僧に才能を見出されたラッパー高校生。二人が互いに剣に写る真の自分を見る。
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実際剣道をやっているものとして、とても面白く一気に読みました。
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珍しく積読…
読み進める気にならなかった。 -
禅僧とアル中とラッパーが剣道をするお話し。それ以上でもそれ以下でもない。
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「剣道」はしたことも、見たことも、考えたことも
なかったのですが、
途中はむろんのこと、最後まで
興味深く 読み進めることができた
剣道を生きている登場人物たちの息づかいまで
聴いているような臨場感がすばらしい
日本の武道の一つに
この「剣道」があることを嬉しく思う
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