魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?

著者 :
  • 文藝春秋
3.16
  • (24)
  • (83)
  • (188)
  • (49)
  • (13)
本棚登録 : 1155
感想 : 146
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163816500

作品紹介・あらすじ

美貌で美脚。傍若無人のキャリア系女子・椿木綾乃警部。実はキレ者?それともただの変態?小山田聡介刑事。魔法使い少女マリィ。待望の新シリーズSTART!謎と魔法のユーモア・ミステリー。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 小山田くんは、上司の足を見過ぎ。

    魔法使いが事件を暴くんだけど、魔法じゃない方法で説明しないといけないって設定が、ファンタジーと現実の収まりがいい。

    小山田くんの、一見関係なさそうな質問が、のちに大きな証拠になったりして面白かった。

  • 謎解きはディナーの後で、の著者の作品。
    題名からも分かりますが、ファンタジーとミステリーを足して割ったような具合で、さくっと読めます。
    主人公は警察官の小山田クン。彼が遭遇する殺人事件のたびに現れるのが、本物の魔法少女マリィ。
    時に魔法の力を借りるシーンもありますが、事件解決はちゃんと人間の推理力を使用(当たり前か…)ラノベっぽい言い回しも割と好きです。

    • ayaさん
      はじめまして、このサイトってすごいですね。私が読んだ本のレビューをたくさん書いている人がいっぱい出てくるって面白いですね。読み終わってどんな...
      はじめまして、このサイトってすごいですね。私が読んだ本のレビューをたくさん書いている人がいっぱい出てくるって面白いですね。読み終わってどんな感想を書いてよいのかまだよくわかっていませんが。レビューを見ているだけでも「同じ本を読んだ人がいるんだ」ってわくわくします。
      2013/05/26
  • ドラマ化狙いの渾身の一作。シンプルな事件をちょっと頼りない刑事と可愛い魔女が魔法を使って適当に解決する。本作で4話しか無いからドラマ化は無理か? 新シリーズなんて書かんと「放課後はミステリーとともに」の続きを書いてくれ~!

    • ayaさん
      魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?のレビューを順番に読んでいました。続編を期待します。またドタバタしながら事件解決しているのを読みたいです。
      魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?のレビューを順番に読んでいました。続編を期待します。またドタバタしながら事件解決しているのを読みたいです。
      2013/05/26
  • ミステリーに魔法使いはナシでしょうと思いつつ、
    でも面白かった。
    魔法使いだけではなく、
    小山田刑事や椿姫が軽やかに動いていて楽しい。
    このキャラの立った三人を短編にまとめてしまうって、
    なんて贅沢なんでしょうか。

  • 東山のユーモア推理物で予想通りのパターン。変った設定での単純、極薄の数少ない登場人物、雑な展開、言葉のユーモアはあるが、内容的には不自然。まぁ、コミック原作レベルとしては良いと思うし、安心して読める。アニメにはなってないのかな?
    生意気な魔法少女?(笑)と熟女好みのやや変態刑事(笑)がメインで脇が結婚願望の熟女警部(笑)・・刑事コロンボタイプの犯人は分かっていて、トリック破りの証拠をどう見つけるかになる。暇つぶし、気分転換には悪くない。

  • ミステリに魔法使いの少女を出しちゃうってアリなのか?!
    と根本的な疑問は残れど・・
     
    魔法使いマリィに小山田刑事や椿姫
    それぞれキャラがたっていて、軽快なので
    さらさら~と読むにはいいかも

  • ちょっとファンタジーの入った読みやすいミステリーだった。最初のマリィの言葉遣いはどこで覚えたものなんだろう(笑)

  • 現代に魔法使いが現れて事件を解決するという斬新な設定(笑)。いつもながらセンスが良いなぁ。
    実写版の暁には魔法使い役は小芝風花さんで。

  • 魔法使いの魔法で真犯人がわかった後で、主人公?の刑事が裏取りするというパターン確立。

    仕掛け作りがうまい。

    舞台は何故か八王子。

  • 続巻の方を先に読んでしまっていました。マリィが流浪の家政婦としてあちこちに移動してました。安定のコミカルさとしっかりした展開に満足しました。小山田刑事のちょっと変態なキャラがハマりました。

全146件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1968年広島県生まれ。岡山大学法学部卒業後、2002年、光文社カッパノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA‐ONE」にて『密室の鍵貸します』が有栖川有栖氏に推薦されデビュー。11年『謎解きはディナーのあとで』が第8回本屋大賞第1位に輝き、大ヒットシリーズとなる。「烏賊川市」シリーズ、『館島』、『もう誘拐なんてしない』、「探偵少女アリサの事件簿」シリーズなど著書多数。

「2023年 『谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

東川篤哉の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
東川 篤哉
湊 かなえ
有川 浩
東野 圭吾
米澤 穂信
米澤 穂信
三浦 しをん
伊坂 幸太郎
夏川 草介
夏川 草介
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×