禁断の魔術 ガリレオ8

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 4827
レビュー : 630
  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163816906

感想・レビュー・書評

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  • H30.2.1 読了。

    ・やはりガリレオ先生の話は、面白い。これまでの作品同様に湯川先生の優しさや面倒見の良さ、探求心などが垣間見えて作品を面白くしているのでしょう。平凡な人よりも変人のほうが好感が持ててしまうのは、何故なんだろう?
    最後まで一気読みしてしまいました。

    ・「使う人間によっては武器になる、だろ?科学技術には、常にそういう側面がある。良いことばかりではない。使い方を間違えれば、禁断の魔術になる。」・・・言い得て妙ですね。

    • koshoujiさん
      初めまして。遅れましたが『禁断の魔術―ガリレオ〈8〉』のレビューに”いいね”ありがとうございました。フォローさせていただきました。<(_ _...
      初めまして。遅れましたが『禁断の魔術―ガリレオ〈8〉』のレビューに”いいね”ありがとうございました。フォローさせていただきました。<(_ _)>
      2018/03/21
  • 湯川先生のガリレオシリーズ8作目。「禁断の魔術」

    同じく短編なのですが、7作目「虚像の道化師」とは違います。

    当然、物理学の視点から謎解きを行うのですが、トリックの難易度よりも“人”を重視したストーリ作りと感じました。

    あまり書くとネタバレするので書きませんが、「猛射つ(うつ)」は凄かったです。湯川の覚悟を感じました。

    「ガリレオ」シリーズの最新巻まで追いつきました。

    次はいつ出るのだろうか?楽しみです。

  • 7の「虚像の道化師」で、今度はもう少し長いものを読みたいと思っていたら、本作は、短編というよりも中編。しっかり描き込まれていて非常に読み応えがあった。
    湯川がどんどん人間としての厚みをましてきていて、第4章の「猛射つ」では、長編のときのような人間臭い一面を見せている。
    科学者としての苦悩が伝わってきて、心が引き絞られるようだ。
    「曲球る」や「念波る」でも、科学者としての対応は崩さないままで、相手を救う(結果的に)ような行動をとっている。決して感情に溺れることなく、しかし相手の気持もきちんとフォローできるような行動がとれるところが湯川の美点だと思う。私はこういう、感情に溺れないタイプが好きなのだ。
    帯に「湯川が殺人を?」とある。この言葉の意味を、読後しみじみとかみしめた。実に深みのある問いだ。

  • (読んだ人が帯に書いたコメントより)
    一気に読んでしまいました…面白いです!

  • ガリレオシリーズで出版されている最新刊。
    『猛射つ』が最後で切ない気持ちになりました。
    今後、いつか続編が出ることを祈りながらも、これで最終巻で満足という気持ちがあります。
    ドラマ見た事がないから見て見ようかな。。。

  • ガリレオシリーズ。短編。
    毎度安定の面白さ。
    読みやすいから直ぐ読めてしまい、この面白さ終わってしまうの勿体無いくらいです。

    第四章の最後、果たさなかったけど、悔しいよ。代議士になんか制裁欲しいわ。

  • ガリレオシリーズ最新長編作‼︎

    古芝伸吾は、高校の物理研究会で湯川の後輩にあたり、湯川との出会いをきっかけに帝都大に入学するが、育て親であった姉の突然の死により中退、町工場で働いていた。
    フリーライターが殺されたことから、フリーライターは代議士の大賀を追っていて、さらに大賀担当の新聞記者は伸吾の姉だった。
    事件後の伸吾の失踪から、湯川は伸吾がこれからやることに気づく…

    湯川、草薙、内海の掛け合いが、いつもながらに面白かったです。
    東野圭吾さんは、話の筋書きもとても上手だけど、キャラクターを作るのもすごく素敵だなと改めて思います。
    代議士の大賀…。事件解決しても特に罰せられることなくして終わったのがどうなのかな…って感じでした。ただ、姉と大賀の所は、すこし温かみを感じました。
    湯川先生の、後輩を思う気持ちも素敵でした。
    今後のガリレオも楽しみです!

  • 図書館で一年待ちだったはずなのに、なんか既読?と思ったら
    ドラマ化されてたのか。
    案外内容覚えてるもんだなー。
    湯川先生、だんだん柔らかくなってませんか?w

  • 短編4編。
    最後の1編が本の半分を占めてた。

    事件の解決もよかったけれど
    取り巻く人々の思いとかが解かれていくというのも
    この作品の良さではないかな。

    なので読後感もよくて、私はこのシリーズが好き。

  • 虚像の道化師 ガリレオ7』が、ガリレオシリーズラストを飾るにふさわしい出来映えだ、と思われてたそうな著者が、続いての新刊 『禁断の魔術』 に凄いなーと思いつつ楽しませてもらった。「透視す」「曲球る」「念波る」「猛射つ」 の4編。特に 「猛射つ」は、著者の思い入れを感じながら ガリレオ短編も終わりなのだろうか?アメリカに旅立った湯川先生と共に、早く帰ってきて欲しく思いました♪

著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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