旅猫リポート

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 8178
レビュー : 1383
  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163817705

感想・レビュー・書評

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  • 有川さんのお話が好き、猫が好きで書店に行ったら発売日より一日早く買えました(^^)

    元野良の雄猫ナナと、よんどころない事情でナナの新しい飼い主を探し始めた青年・悟。主にナナの一人称でストーリーは進むが、二人の旅の途中に出会う人々の思い出のモノローグもあり、一人称で語られる場面の多いお話だった。
    前半は思わず声に出して笑ってしまうような場面も多かったが、読み進むにつれて悟がナナを手放さなければならない理由が明らかになり、最後は涙が止まらず。

    ナナと悟、なんて素敵で羨ましくて最強の相棒だろう!

    カバー下の絵も、懐かしいような絵柄で可愛いかったです♪

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「カバー下の絵も」
      実は図書館に予約中、、、ビニール被せられているだろうから、本体のイラストは見られないかも///
      本屋で、コッソリ外して拝...
      「カバー下の絵も」
      実は図書館に予約中、、、ビニール被せられているだろうから、本体のイラストは見られないかも///
      本屋で、コッソリ外して拝見しようかと不埒なコトを考えている。
      2012/12/08
  • ニャンコの本です。

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    「現代最強のストーリーテラーによる、青年と猫のロードノベル。あたたかな涙溢れるラストまでどのページにも忘れ難い風景が広がる傑作です!」
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  • こんなに泣いた小説は初めて。
    家で一人で読むのがおすすめ。

  • 少年のときに大事に飼っていた猫ハチによく似た野良猫を行き掛かり上飼うことになった悟と、元野良猫のナナが、ナナを引き取って飼ってくれる家を探して悟の小中高校のときの友達を訪ねてゆくお話。主人公は悟なのだけれど悟のモノローグはなく、お話の語り手は猫のナナと悟の友人と伯母。全体として悲しい話なのだけれど、小中高の思い出話がなかなか良くて、とても良い本でした。うがった見方をしてしまうとフィクションとはいえ出来過ぎなところと、はい泣いてくださいどうぞ泣いてくださいというような意図が透けてみえてしまうのが気になり、☆4にしました。

  • 有川浩っぽいさわやかでさほど引っ掛かりの無い、いい話で終わるのかなと思ったのですよ。さらっと読んで次の本読もうって思ったのです。なのに読み終わったのが夜中だったのですが大号泣ですよ。お恥ずかしながらえずく位の泣きってホント久しぶり。途中途中で話読めてたけれどそんなこと関係ない位でした。動物は全般好きですが、猫好きだったら僕以上に泣くでしょうね。動物の擬人化をさほど良しとしていない僕がこれだけ泣いたんだから。
    謎も何も無いので、ある意味読んだそのまんまなんで是非興味を持ったら何も検索せず読んで欲しいです。飼い主と猫の絆に胸打たれる事間違いなしです。

  • サトルとナナの旅の理由に気付くまでは、こんなに泣ける話になるとは思いもしませんでした。

    人間と猫の友情、そして主人公サトルのあたたかい心から生まれる人との縁が物語の中軸にあるお話でした。

  • 読書習慣を再開しようと思い、特に悩むことなく自然と有川さんの本を読み始めた。

    1匹と1人の旅物語。
    読み進めると、ナナの猫らしくもあり、人のような存在感に、
    「こんな猫、大好きになるしかないじゃない!」
    と早々に敗北しました(笑)

    出会いと別れと思い出が詰まった素敵な猫本です。

  • 猫のナナとその飼い主のサトルの旅を、ナナの目線で語って行く話。連作短編集的な構成になっている。

    サトルはナナの貰い手を探すために、昔の友達を尋ねる。
    最初は小学校のときの友達だったコースケ。ナナの前に飼っていたハチをいっしょに拾った仲。
    次に、中学のときの友達だったヨシミネ。田舎で農業をしている。
    その次に、高校のときの友達だったスギとチカコ夫婦。チカコを挟んで微妙な関係だった。
    それぞれ当時の切ない話が語られていく。

    なぜナナを手離さなければいけなくなったのかの理由は、その後に明かされ、それが涙を誘う話になっていく。

    動物主体の話はあまり好きではないのだが、この結末にはうるっとくる。

  • こんなお話だとは知らずに読み始めました。途中から、なんとなくそんな気はしながら、どこかで信じたくない自分もいて、、、悟と、悟が愛してやまない猫ハチとナナ。周りの人たち。
    悲しい話かもしれないけど、語り手ナナが、欲しい言葉をくれるので、救われた気持ちになります。別れは辛く悲しい。でも、一緒にすごした日々はなくならない。一緒に見た景色、かわした言葉、ぜんぶが胸の中で生き続ける。会わなければ良かったなんてことは、絶対にないのだということ。それを思い知らせてくれました。
    わたしも猫を飼ってるので、猫あるあるも楽しい本。悟が、ナナ、ハチと3人で楽しく過ごしているところが想像できる終わり方で、とてもよかった!死はおわりじゃなく、始まりなんだと思えました。

  • もっとほわっとした気楽な話しだと思ったのに、、、
    こういう話しは読まないのに、
    不本意にも最後まで読んでしまった。
    (でも泣かなかったけど)

    とにかく、「なな」が可愛い。

    動物は嫌い。猫も嫌い。
    でも猫を飼っている人の愛猫に振り回されている姿を見るのは好き(笑)

    不覚にもちょっと飼ってみたいと思った。


    (図書館)

    • aida0723さん
      不覚にも猫飼いたいと思いますよね(笑)
      不覚にも猫飼いたいと思いますよね(笑)
      2015/06/09
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著者プロフィール

有川 浩(ありかわ ひろ)
1972年高知県生まれ。PN由来として、「有川」は書店に本が並んだ時に「あ」から始まる名前として、著者五十音順で棚の最初のほうにくるから。「浩」は本名から。
2003年『塩の街 wish on my precious』で第10回電撃ゲーム小説大賞を受賞。2006年『図書館戦争』で「本の雑誌」が選ぶ2006年上半期エンターテインメントで第1位を獲得し、さらに2008年には同シリーズで第39回星雲賞日本長編作品部門を受賞。映画化もされた代表作となる。
『植物図鑑』で第1回ブクログ大賞小説部門大賞、『キケン』で第2回ブクログ大賞小説部門大賞を2年連続で受賞。2011年には『県庁おもてなし課』で「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2011」で総合1位と恋愛小説1位、第3回ブクログ大賞小説部門大賞を3年連続で受賞。2012年『空飛ぶ広報室』が「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2012」で小説部門第1位。
その他、ドラマ化作『フリーター、家を買う。』、映画化された『阪急電車』『県庁おもてなし課』『植物図鑑』などが代表作。

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