- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163818108
作品紹介・あらすじ
なぜ俺たちは戻ってきてしまうんだ!?半壊したラブホテル。廃墟探索サークルの男女5人を襲うタイムループ。極限状況で剥きだしになるエゴ、渦巻く愛憎。悪夢を脱するため、たったひとりの犠牲の山羊となるのは誰か?驚愕の新感覚ホラー。
感想・レビュー・書評
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登場人物のキャラ設定が極端過ぎで
誰にも感情移入出来ず…
オチも酷い -
これは なかなかのイヤミス!
廃墟探索サークルの男女(男3人、女2人)が
廃墟のラブホテルに行くのだけど、
そこで 妙なループに巻き込まれる。
雨が降って 地すべりを起こしそうだから
避難するため その廃墟から出たはずが
また 全員 元に戻っている。
27年前に地すべりが起こり、
そのために廃墟になったラブホテル。
どうやら 異次元に入ってしまった。
時計も狂い、戻る度に2分づつ 短縮されている。
ひとりひとりの短編になっていて、
視点が変わる。
そして、だんだん このループの謎も
明らかになってくる。
ずーーーっと 面白くて、グングン
読み進みましたが、ラストが!!
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2022.4.26
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読み始めたら面白くて、続きが気になってどんどん読み進められたんだけど…
ラストが残念過ぎる。
ファンタジーなミステリーだから、すべてスッキリ解決は無いだろうと思ってはいたけど、予想以上にハチャメチャでした。
これもまたイヤミスなのか…? -
設定を見て飛び付いた作品。みんななかなか曲者。それぞれの視点の話になると、それぞれの思考がわかっておもしろい。まどかちゃんみたいな子は嫌いじゃない。結末には納得はできるけど気持ちがもじゃっとする
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渦巻く愛憎、剥き出しになるエゴ。悪夢を脱する為、犠牲となるひとりは誰だ…?
5名それぞれの視点から語られる5章+終章で構成されています。先が気になって
一気に読みましたが、どうしてこんな目に合うのか、なんだかスッキリしないなぁ~
そして終末にはヤバい空気が…。賛否両論ありそう、好きな終わり方ではないかな。 -
思いつき感が先行してて
なんだかあれー。なおわり。
イラストから高校生かと思った。
22歳って今こんな感じ?
オッさんみたいだけど…
いつも思うけど、みんなが認める美女って
どんなだろ。
見てみたい。 -
かつて土砂崩れで一人だけ亡くなった現場であるラブホテルの廃墟に、廃墟に行くサークルのメンバーである大学生5人が行くと、その直前にタイムスリップし、しかもループしてしまう。
亡くなった一人は性別すら不明。全員がその時居た人に割り当てられており、「正解」の一人を見つけなくてはならないと考えたメンバーは一人ずつ順番にホテルに残ることにする。
こういう状況で、残った一人の人物の目線で描かれます。数分の間に出た情報で読者には少しずつホテルにいた人物像などがわかっていきます。全員の打算や考えなどが怖いお話です。ホラーかもしれませんねぇ。
ラストはまぁ、仕方ないのかな。とある人物に関してはもう少し良い方向にしてあげて欲しかったなーとは思いました。 -
裏表紙の二人を応援気味だったけど、まさかあんなことに…。
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クローズド・サークル作品を挙げていく書評サイトで発見。
サークルがクローズドになった理由は超自然的なものであり、その謎が論理的に解かれるわけではない。したがって、厳密には「クローズド・サークルもの」と呼べないのかもしれないが、私としてはそう言いたい。クローズド・サークルの醍醐味を、十二分に堪能させてくれる作品だと思うからだ。
「次は自分が殺されるのかも…」 この恐怖を、「次は」の部分をなくしてなお成立せしめたのが本書の眼目である。言われてみればそのとおりで、たとえ何人が助かろうとも、他ならぬ自分が死んでしまっては意味がないのだ。そうして剥き出しになった人間のエゴと、それによるギスギスしたいがみ合いを、なまじの「クローズド・サークルもの」以上にこれでもかと描き尽くしてくれる。
前述したように「論理的」なトリック&ロジックはなく、登場人物たちの造型は戯画的に過ぎる。それが許せないという向きは避けるのが吉なのだろうが、もとより本書はミステリではない。「クローズド・サークルもの」でしばしば描かれる人間の極限の醜さを味わう娯楽小説としてなら、自信を持ってお薦めできる。
2017/8/27読了 -
タイムループ、廃墟のラブホテル、抜け出すための謎解き‥
かなり好きな部類。
の、筈だった。
救いようがないラスト。
ストーカーを暴露し始めるあたりなんてまさにホラー。
ひよしくんだけが良心かと思いきや、別に愛ではなかったんですね。
期待するだけして回収されてない消化不良感。
しかし
好きな人と一緒に死にたい、って思うものでしょうか。
貴方を好きなままで死にたい、はなんとなく分かる。
私を好きなままで死んで、も分かる。
でも一緒に死んだところであの世で一緒に居られるとは限らないんですよ。
なら生きてた一緒にいた方がなんぼかマシだと思うのですけどね。 -
■ 1589.
〈読破期間〉
2015/6/8~2015/6/9 -
読み終えてから装画を見直すと怖くなる。どいつもこいつも表面ばかり取り繕っている駄目な奴ばっかり。日吉君が唯一の良心。秋穂ちゃんの豹変振りが実は一番のホラー。結局誰も幸せになれないバッドエンドですな。2013/147
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うっわーここまで後味悪く終わるとは!もうちょっとなかったんか…と思わず思ってしまうくらい、嫌な終わり方。でも展開自体は最後までドキドキできるし人間の嫌な部分がバッチリ出てて興味深かった。
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乾さん、ハートフルとダークがありますがこちらはダークです。出てくる人みんな身勝手で、寄り添える人がいません。結末も後味が悪いので、その手の話が嫌いな人にはお勧めしません。
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【5人の男女の間に渦巻く愛憎。新感覚ホラーの傑作】土砂崩れで半壊したラブホテルで、廃墟探索サークルの5人を襲うタイムループ。あの時、たったひとりで死んだのは誰だったのか!?
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初読みの乾ルカさん。何故読みたかったのか忘れてしまうそんな作品。
帝都大学廃墟探索サークル・時旅のメンバー5人が土砂崩れ事故で一人亡くなってる 現場のホテルに踏み込む、そして度重なるループの渦の中に。
人間、極限状態になれば本性が 剥き出しになる心理描写にヒヤヒヤさせながらも何とかハッピー エンドと期待しつつ、読む手が止まらない!
しかし、思い通りの結末でなくどっと疲れた。
何とも不思議な作品。他の作品に 期待しよう。 -
大学の廃墟探索サークルに
所属する男女5人
27年前に土砂崩れで
半壊したラブホテルへ
行くことに
シャトーブランシュの建物に
足を踏み入れた瞬間に
5人は、27年間に土砂崩れが
おこる30分前に
タイムスリップしてしまう
そして、そこから
逃げることが出来ない
タイムループにはまってしまう
元の場所に戻るには
27年前の記録と同じように
だれかが犠牲にならなければ
抜け出せないのか・・・
たったひとりの犠牲者を
確認するために
ひとりずつ順番に部屋に残る
その極限の状況
心情を描いた物語
極限の状況で
人格は崩壊して
エゴのかたまりにになり
悪くて嫌な面が
顕在化されていく様子
極限の状況だものね
と思うが
何となく救いが無くて
後味の悪い結末。。。 -
怖いもの見たさ?
まったく見たくない派なので理解不能。
あんまり話に入れず…。
みんな自分勝手だった。
乾ルカさんって女性なんだ。男性っぽい話だと思った。 -
27年前の土砂崩れの夜にタイムスリップしてしまった大学生男女が、そのループから抜け出すためには27年前と同じ状況で、たった一人犠牲者を出さなければならないと悟り、現場となったホテルの一室に、一人一回ずつ取り残され、生け贄が自分かどうか、試さなくてはいけない。
そんな極限の状況での、登場人物の心理描写がなかなか面白かった。
ストーリーも、犠牲者にまつわる謎などミステリー要素もあり、先が気になりテンポよく読めました。 -
タイムループする話。登場人物の描写がありふれた人物ばかりで魅力がなく浅い感じがするせいかストーリーに深みがなかった。ラストに向かうにつれ、多少強引に話を持っていったような気がしてならない。
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土砂崩れで半壊したラブホテルで、 廃墟探索サークルの5人を襲うタイムループ。あの時、たったひとりで死んだのは誰だったのか!?
結末が気になってワクワクと読み進めたけど、何が起きたの?どうしてそうなったの??と腑に落ちないまま終わった。
乾ルカさんは、読み始めにこの設定好きって強く思う作品ほど期待外れな方向にいっちゃうことが多い気がする。今回の「たったひとり」とか「蜜姫村」「プロメテウスの涙」がそう。
けど、「ばくりや」「メグル」「夏光」みたいに、当たるとめっちゃ好みなのあるから読むのやめられない。
廃墟を舞台としたホラーだとは知らずに借りてきました( ´•ᴗ•ก )テヘ
廃墟探索の単語ですぐに1...
廃墟を舞台としたホラーだとは知らずに借りてきました( ´•ᴗ•ก )テヘ
廃墟探索の単語ですぐに1Q8401さんを思いだしましたよ*ˊᵕˋ* 廃墟といえば1Q8401さん!
本文の「時間の流れからうち捨てられた寂寞たる建築物と語らい、残留する人の気配に耳を傾け、人が生まれながらに持つ冒険心を刺激させる」ってところが1番 共感できました笑
あれ?わたしが部長でいいのかな?
(*´-`*)⸝⸝⸝⸝⸝⸝テレ
あれ?わたしが部長でいいのかな?
(*´-`*)⸝⸝⸝⸝⸝⸝テレ