本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (334ページ) / ISBN・EAN: 9784163821405
作品紹介・あらすじ
つねに様々な小説様式で深い宗教性を感じさせる作品を発表してきた芥川賞作家・鹿島田真希の夫婦小説。結婚十年目のカップルが、互いへの疑いや気づまりの念を交互に独白してゆく。やがて二人は呼応するかのように、社会にではじめの頃、大学生の頃、高校生の頃、子供の頃の記憶をさかのぼり、行き着いたのは……。女子大生ミカの不敵な挑戦を描く「パーティーでシシカバブ」併録。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
深い人間関係と過去の記憶が交錯する物語が展開される。結婚十年目を迎えた夫婦の独白を通じて、互いへの疑念や愛情が描かれ、表面的には「普通」に見える日常の裏に潜む緊張感が魅力となっている。主人公の専業主婦...
感想・レビュー・書評
-
鹿島田真希著『暮れていく愛』読了。
共感できそうも無く腑に落ちないのに
暫く読み進めると心にじわじわと浸透
してくる。大学時代や思春期のころ、
そして小学生の思い出など、読み手に
共感させる部分が出てくるのである。
こんな感じの人物に遭遇した時があ
ったと思わせてゆき、暮れていく…
読後感は…疲労と言ったところか…
装画のムンクの「灰」は、非常に、
合っていると思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「パーティでシシカバブ」…理屈のズレと飛躍が楽しめた。鹿島田さん器用だなあと思った。
表題作の「暮れていく愛」。
なんだこの共感できるようでできないような、過去にさかのぼる告白体なのに真綿で首を絞められるような感じは。
旦那が好きで好きでたまらない結婚十年目で子供がいない専業主婦の主人公と、その夫側からの交互の告白でつづられている、表面的には「普通」でもある種ギリギリのラブストーリー。 -
ただただ暗い…
-
最初のパーティーでシシカバブは何かやっつけぽくて読んでいて辛かった
表題の暮れていく愛の夫と妻の過去の回想は引き込まれた -
二つ作品が収められている。
最初のは理解を諦め飛ばし読みした。
もうひとつのは星4つつけてもいいな。離婚寸前のありふれた仮面夫婦とみせかけて……。 -
表題作で著者は何を表現したいのかよくつかめなかった.妻の現状認識と過去の女性遍歴を思い出すという展開の中に、妻自体も同じような記憶内容を展開する.もやもやした読後感が残った.
-
鹿島田真希、辛口。
割と、先が明るそうな感じだったので、ほっとした。 -
なんというか、あたしとしてはおもしろくなかったの一言に尽きる。言いたいことがよく分からないし。
パーティーでシシカブは、読むのが苦痛だった(T_T)これのおもしろさが分からないあたしが至らなさすぎるのか…。
暮れていく愛は、最初面白いかもwと思ったものの、いつのまにかお互いの過去をふり返っての回想みたいなの繰り返しで。。。
でもレビューを読むとこの作品が好きな人も当然いるわけで…どのあたりが面白味なのか教えてもらいたいなと。。。 -
-
なんなのかわからない、ノリで参加したいパーティー。
言葉と思いだけで綴った小説。 -
よくわからなかった^_^;
-
ぶっとんだ文体の「パーティーでシシカバブ」と表題作収録。夫の浮気を疑う妻とその夫が過去を遡り独白していく
-
最後まで読みきれなかった。
-
2つめの表題作、「暮れていく愛」は結婚10年でうまく行かなくなった夫婦がお互い心の中でぐちゃぐちゃ言ってるだけのストーリーかと思いましたが、うまくいかなくなった原因を過去から見つけようとするかのように過去に遡って回想するシーンが興味深かったです。結局それだけ深く相手のことを考えてるんだからうまくいってるのかしら。しかしこの方の描く女性像は自分とかけ離れていて全く理解できません。
-
表題作の暮れていく愛の他に2009年に発表されたパーティでシシカバブが収録されており、個人的にパーティでシシカバブがものすごくツボだった。なんというか様々な皮肉をうまく描いていて、語り手でもある目線であるミカの少し他人とはズレだ着眼点がたまらない。思わずくすりと笑ってしまうようなテンポの良い物語の運びが面白かった。
わたしは好きだけど、これを面白くないつまらないと言うひとはたくさんいるだろうし、それでこそ鹿島田作品だと思います。
表題作は夫が浮気していると思い込んでいる妻と、妻がなにを考えなにを不満に感じているか分からずつねに緊張している夫の心のうちを交互に書いた作品。ふたりの出会いから始まり記憶を過去へと遡る。若干病的なほどに夫を独占し二十四時間一緒にいたい、と願望を秘めている妻、その傍で夫は過去の大学生時代の病的なほどに束縛してきた美しい元交際相手を思い出す、らへんまでは面白かったんだけど、小学生くらいまで遡っちゃうからだれちゃって、そんなに好きな話ではなかったかなー。。 -
すれ違う夫婦。
思いは互いにあるのに、ズレていく感覚。
夫と妻の思いが交互にって感じ。 -
【ゆらぐ信仰のように、夫の愛の不在に怯える日々】お洒落にも外出にも興味を持たぬ妻の関心は夫の愛情が自分にあるかどうかということのみ。気晴らしを拒否し、悩みぬく女の姿を描く。
著者プロフィール
鹿島田真希の作品
本棚登録 :
感想 :
