Rainbow にじ

  • 文藝春秋 (2013年6月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (48ページ) / ISBN・EAN: 9784163822006

作品紹介・あらすじ

訳詩集の二冊目は、「にじ」(「Rainbow」)。「たんたん たんぽぽ」「ぼくの花」から「生まれて来た時」まで、二十篇の詩は、「けしゴム」より長く、より抽象的です。

たとえば「うたを うたうとき」は、

うたを うたう とき / わたしは からだを ぬぎます

と始まります。

英訳は、その後を、「I am a soul alone」と受けます。

訳の言葉には、美智子さまの、まどさんの詩、そして世界に寄せる深い深い気持ちが込められています。

ここに安野さんがどんな絵を描いたか?

詩と英訳と絵、重なりながら少しずつずれてゆく三つの要素が、イメージを無限に広げていくようです。

みんなの感想まとめ

自然や生き物への温かな眼差しが詰まった詩集は、心を優しく癒し、感謝の気持ちを呼び起こします。二十篇の詩は、喜びや悲しみ、そして生きることの深い感動を表現しており、特に「うたを うたうとき」では、身体を...

感想・レビュー・書評

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  • まど・みちおさんの詩と美智子皇后(当時)の英訳ですね。
    まど・みちおさんの詩を皇后美智子さまが選び英訳した大人と子供のための詩集です。

       「ことり」「Little Birds」

     ことりは
    Little birds
     そらで うまれたか
     Were they born in the sky?
    うれしそうに とぶよ
     They fly so happily
     なつかしそうに とぶよ
     They fly so longingly
     ことりが
     Little Birds
    そらの なかを
     In the sky

     ことりは
     Little birds
    くもの おとうとか
     Are they the litt brothers of the clouds?
     うれしそうに いくよ
     They go so happily
     なつかしそうに いくよ
     They go so longingly
     ことりが
     Little birds
     くもの そばへ
     To the clouds

        「はっぱと りんかく」

     みずみずしい
     はっぱのりをかくのなかで はっぱが
     
     すがすがしい
     くうきのりをかくのなかで はっぱが

     ういういしい
     うちゅうのりんかくのなかで はっぱが

     こうごうしい
     じかんのりんかくのなかで はっぱが

     そして いじらしい
     はっぱのりんかくの そとから
     「はっぱ」という にんげんのことばが

        「ぼくの花」

     朝から かいている
     花の 絵が
     ようやっと できあがった

     こころの おくに わいてくる
     かすかな しみずが
     この指さきへと 集まってきて
     見えないほどの
     しずくに なって
     ふくらんで ふくらんで
     とうとう おっこちて
     ぽっかりと さいたのか

     まっかな 花
     ぼくも はじめて見る ぼくの花
     世界に ひとつきりの 花

     ぼくは ふと 聞いた 気がした
     この 花に とんでくる ために
     いま どこかに 生まれた
     あたらしいチョウチョの はねの音を………

     私は、英語が得意ではありませんので、英訳は一つだけ紹介しました。
     まど・みちおさんの、柔らかなやさしい自然と人間愛に満ちた詩に感動をいたしました。
     美智子皇后(当時)さまの選ばれた19篇の詩集に、安野光雅さんの装丁・絵が飾られています。
     まど・みちおさん/美智子皇后さまの詩集は
    四冊ありますが、これで三冊読みました。
     残りの『けしゴム』は、探して読んでみたいですね♪
        
     











































  • まどみちお 美智子妃のコンビ

  • まど・みちおさんの詩の中から皇后美智子様が選び英訳した詩集。素敵な詩ばかりです(*^^*)

  • 動植物に対し、大自然に対するまどさんの温かな眼差しが心を優しく癒してくれる。美智子妃殿下のシンプルな英訳、そしてイラストが相映じて趣をなしている。大自然の中で生かされている感謝、優しさの底力をしみじみ感じさせられた。

  • 【美智子さま選・訳で広がるまど・みちおさんの世界】「あめ」「貝のふえ」「よるのみち」など、まどさんの詩と英訳から、喜び悲しみ、さらに生きることについての感動がひろがります。

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著者プロフィール

詩人。1909~2014年。はじめての詩集『てんぷらぴりぴり』出版で第6回野間児童文芸賞。1976年『まど・みちお詩集』(全6巻・理論社で第23回サンケイ児童出版文化賞。同年、川崎市文化賞を受賞。「ぞうさん」「やぎさんゆうびん」などの童謡詩で広く知られ親しまれている。


「2017年 『女声合唱組曲 ねこに こばん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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