裸色の月

  • 文藝春秋 (2013年8月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784163824109

作品紹介・あらすじ

「教祖は殺さずに、教祖の一部分を消してもらいたい」

人間の生きてきた痕跡や事件までを消す「消し屋」の省吾は、政治家・轟の依頼により、本栖湖に本拠地のある新興宗教団体「真々教」を内部から探る。

教祖の畠山織江は人殺しの前科が、織江の孫、カリスマ性の高い美形の立花遥介は殺人を快楽の一つと捉えていた。

新しい宗教に、人殺したちが集まったのだ――。



大きな金が動くとき人は死ぬ。運の取り合いゲームの勝者は誰か。

殺しの美学から宗教の在り様まで究めたエンターテインメント問題作誕生。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

人間の生きた痕跡を消す「消し屋」の物語は、緊迫した状況と人間関係の複雑さを描き出します。作品は、政治家や宗教家といったキャラクターたちが絡む中で、信頼や生命のやり取りが根底に流れ、単なるノワールとは一...

感想・レビュー・書評

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  • うーん、いくつも面白いなと思うシーンや描写はあるんだけど、物語全体としては好きじゃない。消し屋がプロ過ぎて誰にも感情移入しないからそこに感情移入出来なくて、ターゲットとなる登場人物に感情移入するんだけど、ラストであっさり消される展開が2冊続いてるもんなあ。ヒキタクニオの描く話は好きじゃないのがわかった。外連味ばかりが強い。

  • 2021-161バンバン人が死ぬ物語だけど、根底には信頼するもの同士の熱い生命のやりとりがあって、ただの気持ち悪いノワールとは随分異なる作品。他も読んでみたくなった。

  • 初めての作家さん。
    装丁から受けるイメージとは異なり、かなりハードボイルドな内容でした。
    政治屋と宗教家、それと裏稼業の方々が出てきますが、宗教家についてはわりと丁寧にぶれない感じで描かれていますが、それ以外の方々はイメージ先行で途中でキャラの方向性が変わったのではという感じがしました。
    政治屋と宗教家のつながりの部分が弱い感じはしますが、結構ドキドキするシーンもあり、エンターテイメントとして読む分には十分楽しめます。
    万人向けではないと思いますが、怖い表現の大丈夫な人にはお勧めできると思います。
    この作者の他の著書も気になります。

  • 耳から入れる武器こわい

  • #読了。人を殺すだけではなく、人間が生きてきた痕跡までも消し去る「消し屋」の省吾。元暴力団で、現在は国会議員の轟の依頼により、宗教団体内部に入り込む。不思議な関係ではあったが、人間関係は意外と繋がっていたのには少々驚き。

  • 【教祖はホンモノか? 新興宗教団体に消し屋が挑む】「消し屋」と呼ばれるプロの殺し屋は、政治家の依頼により新興宗教団体に潜入するのだが……。人間の本質、宗教の根源に迫る意欲作。

  • 内容紹介
    「教祖は殺さずに、教祖の一部分を消してもらいたい」
    人間の生きてきた痕跡や事件までを消す「消し屋」の省吾は、政治家・轟の依頼により、本栖湖に本拠地のある新興宗教団体「真々教」を内部から探る。
    教祖の畠山織江は人殺しの前科が、織江の孫、カリスマ性の高い美形の立花遥介は殺人を快楽の一つと捉えていた。
    新しい宗教に、人殺したちが集まったのだ――。

    大きな金が動くとき人は死ぬ。運の取り合いゲームの勝者は誰か。
    殺しの美学から宗教の在り様まで究めたエンターテインメント問題作誕生。

  • ヒキタクニオ作品の中では一番読み難かったかな…アクティブシーンはあまりなくエンターテイメントとしては物足りなく、思想のみで話は続いていく。

    消し屋シリーズは判りやすくサクっと読めましたが、対宗教の話はチョット自分にはイマイチでした。

    ガンガンに内部で暴れるシーンが読みたかったが…。

  • タイトルに魅かれて、手に取ってしまった。だって、月が好きなんだもん。予想に反して、ハードボイルドだったけどね。。。

  • 「消し屋」シリーズ。今までのキャラが出てきたりで楽しめた♪宗教団体の事がなんとなく分かり何気に怖い…
    2013.10.1

  • 宗教家と政治屋と暴力団と消し屋とほかの人々のお話。
     ■ ■ ■ ■ ■ 
    おセンチ方面に流れそうで
    ぎりぎり踏みとどまるニヒリズム(もう死語?w)。
    きっと私、好きなのよ、ヒキタクニオさんの描くお話が。
    あちこち水たまりの残ってそうな、コンクリートジャングルっポい文章が。
     ■ ■ ■ ■ ■ 
    天才少女は、さ
    特に天才たる位置づけが必要ないんじゃないか?と。
    別にフツーの女の子でも良さゲな。
    なんか別の作品とリンクしてたりすんのかな?
    伊坂ワールドの殺し屋さんの如く
    ヒキタワールドでも消し屋さんがあちこちでてくるうえ
    全作品読んでるわけでもないしなぁ。
    思わせぶり。w

  • 新興宗教と政治家とヤクザ。ヘェ〜って感じだ。海外からカルト教団に認定されている宗教団体が日本では政党を持っているって書いてあるけど、どこなんだろう。ねっとで調べたら、、、

    あらら、それはさておいてと。

    この物語はドンデン返しがすごいですね。ドキドキです。イケメンの次期教組の他にちゅうしんじんぶつとして登場する「消し屋」。殺し屋との違いは、生存していたという痕跡まで消すから、殺したことすら気付かれないんだって。これもスゴイね。

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著者プロフィール

1961年、福岡県生まれ。イラストレイター、マルチメディアクリエイターとして活躍後、「凶気の桜」(新潮社)で小説デビュー。2006年「遠くて浅い海」(文藝春秋)で第8回大薮春彦賞受賞。

「2018年 『触法少女 誘悪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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