まほろ駅前狂騒曲

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 3644
レビュー : 456
  • Amazon.co.jp ・本 (468ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163825809

感想・レビュー・書評

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  • しまった、間違えて2作目を飛ばして読んじゃった。
    でも面白かった。
    クスクス笑いながら読んでいると、決して軽いとは言えない問題がするすると収まるところに収まっていき、登場人物達に愛情が湧いてくる。
    もっと続きが読みたいな。

  • 女児を夏に預かったことで過去の闇に陽が射した多田と行天。巻き込まれた騒動により二人の奇妙な絆がさらに強まる。

  • 終わらないで〜〜

  • 便利屋を営む多田と、居候の行天が、まほろ市の色々なひとと関わって行く物語。今回は、行天の4歳となる実の子供を預かることに。

    実はシリーズものと知らずに買った一冊ですが、前後の脈絡が分からなくても、楽しく読むことができました。まほろ市は架空の街ですが、モデルは東京都町田市とのこと。

    登場人物の中でも、裏社会と繋がりのある星さんに興味をひかれました。健康オタクな一面が面白い。敵なのか、味方なのか良くわからないところもありましたが、見方で良いのかな。

    田多さんとあさこさんの恋も、大人の落ち着いた恋じゃなくて良かったと思います。中学生の様なドキドキするような恋の方が、何倍も楽しいと思うし。

    いつもは飄々としている行天ですが、「あの世なんかない」「でも、俺はあんたのこと、なるべく覚えてる。あんたが死んじゃっても、俺が死ぬまで」ひとの死って肉体的になくなった時、そして、ひとの記憶から永久に亡くなった時が本当の死なのかもしれません。でも行天の自分のことを覚えていてほしくないと言う気持ちも良くわかります。何か自分がいなくなった後も束縛されてる様に感じるせいかな。

  • 大きな期待はせずに読んだけど良かったです。読み物として面白かったし、人間味も随所で感じられてシリーズでは一番好きかな。

  • 久しぶりの再読。
    タイトル通りの大騒ぎからの大団円。

    前作で不穏な動きを見せていた無農薬野菜推し団体、星くん率いるまほろ裏社会チーム、横バスの間引き運転摘発に闘志を燃やす老人集団、巻き込まれた多田に行天に、由良公にその友達に、一時預かりの行天の娘…もう総出演。

    以前から気になっていた行天の心の傷も、治ることはなくても彼が病んでいるのではなく健全な精神を持っていることが分かってホッとしたし、多田も新しい一歩を踏み出せたようだし、ルルとハイシーも星くんチームも元気だし、曽根田のばあちゃんも元気に寝たり多田をからかったりで、良かった。

  • 大団円は、よい

  • 三浦しをん氏の人気小説のシリーズ第三弾になります。

    是非、第一作、第二作を読んでから本書を読んでほしいです。
    シリーズの中で一番楽しく読むことができました。

    第一作、第二作を伏線として、謎だったことや中途半端な状況だったものが一応、完結します。
    最後は続編も可能な終わり方でしたので、今後にも期待です。

  • テンポよく楽しく読める内容。
    個性的な面々がお互いを思いやり、
    ハッピーエンドというところでしょうか。

  • シリーズ完結の巻。
    作品によっては、”各々の人生背景を抱えて、さてこれからどんな風に生きていくのでしょうか...”的に、ひと段落させてくれないものもあるが、この作品は大団円。
    ベタかも知れないが、やっぱり読後感が気持ち良いものだ。
    シリーズ全巻読み通して良かった。

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著者プロフィール

三浦 しをん(みうら しをん)。
1976年、東京生まれの小説家。出版社の就職活動中、早川書房入社試験の作文を読んだ担当面接者の編集者・村上達朗が執筆の才を見出し、それが執筆活動のきっかけになった。小説家の専業になるまで、外資系出版社の事務、町田駅前の古書店高原書店でアルバイトを経験。
2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞受賞。2012年『舟を編む』が本屋大賞に選ばれ、翌年映画化された。2015年『あの家に暮らす四人の女』が織田作之助賞受賞。また、『風が強く吹いている』が第一回ブクログ大賞の文庫部門大賞を、2018年『ののはな通信』が第8回新井賞を受賞している。
Cobalt短編小説賞、太宰治賞、手塚治虫文化賞、R-18文学賞の選考委員を務める。最新刊に、『愛なき世界』。

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