まほろ駅前狂騒曲

著者 :
  • 文藝春秋
4.15
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本棚登録 : 3644
レビュー : 456
  • Amazon.co.jp ・本 (468ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163825809

感想・レビュー・書評

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  • 2013年10月刊。週間文春2010年10月28日号〜2011年9月11日号連載。シリーズ3作め。最終近くでのお話はまさに狂騒曲。シリーズのオールキャストに近い登場が、楽しかったです。演出過剰でわざとらしい感じがあったのが、少し残念。

  • 1日で読んでしまった.最後おちは少し話を作り過ぎかと思ったが,楽しく読めた.

  • 2014年12月

  • ☆2つ
    なんだか途切れ途切れにしか読めなかったせいか、全く面白くなかった。すまぬ。

    ところで「本屋大賞」へのノミネトから、わたしイチオシの『光秀の定理』が漏れてしまった。
    こりゃいったいどういうわけだい。毎年ノミネート作品はほとんど全部読んできた。いや別にわたしは書店員様ではないので読んでどうするというわけではないのだけれど、今までのノミネト作品ワそれなりに面白かったんで、まあ読むと得した気分になってたわけさぁ。でも、今年はやめだヤメ。『光秀の定理』の良さが分からないカッペ書店員様連合で選んだのではきっとおもしろくなかっぺ。すまぬ・・・こともないか今回は。

  • 週刊文春に一年弱掲載されていたんだ。それにしても、最後から2ページ目のシールは何事か?「それまで黙っていた星が、耳ざとく聞きつけて言った。」一文字か二文字~ルルとハイシーが大晦日に持ってきたなますは、駅前で無農薬を売りにしているHHFAから買ったのだという。新年早々の依頼は、岡の爺さんで、横中バスの運行状況のチェックだった。向かいでは、HHFAがせっせと野菜の世話をしている。キッチン・まほろで夕食をとるのが楽しみなのは、女社長・柏木亜沙子が見たいからでもある。3階のベランダから隣家の屋根に落ちた布団の引き上げは、どうということなかったが、調子に乗った行天が布団ごと滑り落ち、病院見舞いと同時に、行天の検査予約を入れた。行天は偽装結婚の過去があり、精子提供で遺伝上の娘もいるが、その相手・三峰が一月半、娘のはるを預かって欲しいと依頼が来た。行天には内緒にしたが、実際にやって来るとパニック寸前で、仕事場に連れて行っても、行天が脱走する始末。岡の爺さんの庭の草取り依頼もサボっているので、行天が両親と住んでいた家の前で虐待の様子も聞き込んだ。半分ヤクザの星からは、HHFAが農薬と化学肥料を使っている現場写真を撮る依頼も来た。この団体は、行天の母親がのめり込んだら宗教の元幹部が係わっているらしい。人との関わり方を行天は変えるべきだと考えた多田は、軽トラに乗ってフラフラしていても行くところはなく、キッチン・まほろで居眠りをして、憎からず思っている柏木亜沙子に誘われ、男女の仲になる。かつて塾の送り迎えをした田村由良が紹介した松原裕弥はHHFAで野菜作りを強要されるだけでなく、駅前の集会にも動員されるのが嫌だと訴える。お盆の朝、墓に行く多田に代わり、シャツにスラックス、春を連れた行天は、岡の爺さんの家の前で塾の教師を装い、偶々やってきたバスに無理矢理乗り込むと、チャーターしたバスで横中本社に乗り込んで抗議しようという岡と老人連中のバスジャックに巻き込まれる。一方の多田は、HHFAのアピール活動を阻止するために星にプラカードを持たされる。松原裕弥は母が心配になり、横浜からまほろ市役所に行き先を変え、駅前に寄ることを岡たちに提案する。三者が入り乱れ揉み合いとなり、HHFAの若者が持っていた鎌を振り上げ、咄嗟にはるを庇った行天の小指が飛んだ・・・~何だかまどろっこしいなぁ。週刊誌の連載だからやむをえないにかもしれなういが、たらたら進む。行天が社長の家にいた理由も解せないし、便利屋の隣に行天が探偵事務所を開くのは次への伏線かも知れんが、この話には関係ないじゃんという気がする。ハコキューってのは小田急のことで、まほろって町田だよね。もう少し小さな町を想定していた

  • 2014

  • 期待はずれ

著者プロフィール

三浦 しをん(みうら しをん)。
1976年、東京生まれの小説家。出版社の就職活動中、早川書房入社試験の作文を読んだ担当面接者の編集者・村上達朗が執筆の才を見出し、それが執筆活動のきっかけになった。小説家の専業になるまで、外資系出版社の事務、町田駅前の古書店高原書店でアルバイトを経験。
2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞受賞。2012年『舟を編む』が本屋大賞に選ばれ、翌年映画化された。2015年『あの家に暮らす四人の女』が織田作之助賞受賞。また、『風が強く吹いている』が第一回ブクログ大賞の文庫部門大賞を、2018年『ののはな通信』が第8回新井賞を受賞している。
Cobalt短編小説賞、太宰治賞、手塚治虫文化賞、R-18文学賞の選考委員を務める。最新刊に、『愛なき世界』。

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