丸谷才一全集 第七巻 王朝和歌と日本文学史

  • 文藝春秋 (2014年5月13日発売)
5.00
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 10
感想 : 1
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (608ページ) / ISBN・EAN: 9784163827001

作品紹介・あらすじ

丸谷全集第七巻(第8回配本)は、「王朝和歌と日本文学史」



日本文学史を政治史・西洋史に依らず、文学そのものによって区分できるか。この課題に、勅撰集など詞華集を基準とする画期的な文学史を提唱した「日本文学史早わかり」。明治以降、西洋文学史の枠組みに押し込まれてわかりにくくなってしまった日本文学史を詞華集にそって検討すると、どのような流れが見えてくるのか。日本文学史再考を通して試みる文明批評。



近代日本文学史において評価がきわめて低かった後鳥羽院。卓越した宮廷歌人であり、「新古今和歌集」の実質的撰者である後鳥羽院の和歌を具体的にひもとき、本歌どりの意味や神話的方法の重要性を強調し、「後鳥羽院は日本的モダニズムの開祖であった」という1文に至る――「後鳥羽院 第二版」。



王朝和歌、源氏物語から宣長、芭蕉までを論じた、丸谷氏の王朝和歌論の集大成であり、日本文学の本質に迫る一冊。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 【画期的な王朝和歌論と日本文学史を総括した一冊】勅撰集にこそ日本文学史を読み解く鍵がある―画期的文学史を提唱した「日本文学史早わかり」、悲劇の天皇歌人に迫る「後鳥羽院」等。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

大正14年8月27日、山形県生まれ。昭和25年東京大学文学部英文学科卒。作家。日本芸術院会員。大学卒業後、昭和40年まで國學院大學に勤務。小説・評論・随筆・翻訳・対談と幅広く活躍。43年芥川賞を、47年谷崎賞を、49年谷崎賞・読売文学賞を、60年野間文芸賞を、63年川端賞を、平成3年インデペンデント外国文学賞を受賞するなど受賞多数。平成23年、文化勲章受章。著書に『笹まくら』(昭41 河出書房)『丸谷才一批評集』全6巻(平7〜8 文藝春秋)『耀く日の宮』(平15 講談社)『持ち重りする薔薇の花』(平24 新潮社)など。

「2012年 『久保田淳座談集 暁の明星 歌の流れ、歌のひろがり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

丸谷才一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×