丸谷才一全集 第十一巻 ジョイスと海外文学

  • 文藝春秋 (2014年7月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (472ページ) / ISBN・EAN: 9784163827407

作品紹介・あらすじ

ジョイスからマルケス、ドストエフスキー、プルースト、ヘミングウェイ、ボルヘス、エーコ、クンデラ、グレアム・グリーン、そしてミステリーまで。



呪術と神話、英雄叙事詩とパロディ、言葉遊びとゴシップ…。ジョイスの文学を多層的に分析、かつ世界の文学の現在を縦横に論じる第十一巻。



解説:池澤夏樹

感想・レビュー・書評

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  • 「巨大な砂時計のくびれの箇所」
    方法的実験と文学歴史とを重ね合わせた知の巨人としてのジョイス像。有名な話なのかもしれないが、バフチンが本当はジョイスについて書きたかったのに、当時のソビエト検閲体制の事情によりドストエフスキーとラブレーについて書くことによりジョイス論を書いたというのは驚きだった。

    「空を飛ぶのは血筋のせいさ」
    ダイダロスとイカロスの神話が魅力的。想像力を刺激される。それに着目したジョイスの慧眼。

    「神話とスキャンダル」
    「ユリシーズ」と「チャールズ・スチュアート・パーネル その愛の物語と政治生活」。聖と俗との対比。文学と政治との対比。

    「夜の町」
    ナボコフに物申す。

  • 【ジョイスからマルケス、そしてミステリーまで】呪術と神話、英雄叙事詩とパロディ、言葉遊びとゴシップ…。ジョイスの文学を多層的に分析、かつ世界の文学の現在を縦横に論じる。

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著者プロフィール

大正14年8月27日、山形県生まれ。昭和25年東京大学文学部英文学科卒。作家。日本芸術院会員。大学卒業後、昭和40年まで國學院大學に勤務。小説・評論・随筆・翻訳・対談と幅広く活躍。43年芥川賞を、47年谷崎賞を、49年谷崎賞・読売文学賞を、60年野間文芸賞を、63年川端賞を、平成3年インデペンデント外国文学賞を受賞するなど受賞多数。平成23年、文化勲章受章。著書に『笹まくら』(昭41 河出書房)『丸谷才一批評集』全6巻(平7〜8 文藝春秋)『耀く日の宮』(平15 講談社)『持ち重りする薔薇の花』(平24 新潮社)など。

「2012年 『久保田淳座談集 暁の明星 歌の流れ、歌のひろがり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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