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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784163828107
作品紹介・あらすじ
俵万智の第五歌集。東日本大震災を間に挟み、第一部、第二部と分かれる。俵は、放射能被害を逃れ、西へ西へと移動し、幼い息子の手を引き、運命的に石垣島への定住を決める。そこで出会った自然や人々。冒険心を掻き立てられる幼子。さまざまな経験や観察の中から生まれた341首。母として、3・11以降を生きる日本人の一人として、世界を受け止める。新たな生命力の獲得をベースに詠まれた傑作歌集。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
母と子の絆や日常の喜び、そして震災後の新たな生活を詠んだ短歌集で、作者の心の軌跡が美しく描かれています。東日本大震災を経て、石垣島での生活を通じて生まれた341首は、母としての視点や子どもとの関わりを...
感想・レビュー・書評
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俵万智さんの歌集ですね。
第四歌集『プーさんの鼻』以降から震災(東日本大震災)前まで、震災から2013年に至るまでの作品を、三四一首足かけ九年の第五歌集です。
「オレが今マリオなんだよ」島にきて
子はゲーム機に触れなくなりぬ
リツイート我もするなりツイッターは
言葉のバケツリレーと思う
梅雨明けて吹く南風ひたすらな海に
逆白波の立つ見ゆ
今のおまえをとっておきたい海からの
風を卵のように丸めて
メールにはいつも音符をちりばめる
君の歌声今朝も聞きたし
窓を開ければ野にさらされているような
風吹き抜ける島の七月
ベランダから君が写真を撮りし
海その日の青に染まる心は
衰えぬ日差しはありてキンモクセイ
香らぬ秋を島に迎える
子と籠る雨の日長し壊しては
またつなげゆくパンダの笑顔
観覧車のぼりゆく午後
簡潔に母と子という単位を乗せて
ひたむきなものは美しお遊戯に
子の手が咲かす一輪の花
いのちとは心が感じるものだから
いつでも会えるあなたに会える
川べりの道を散歩に選ぶ午後
風に笑えば水面も笑う
秋の陽に淡く満たされ野菊らは
自分探しの旅を思わず
母と子の心に染みる短歌集ですね。
俵万智さんの歌は、どれも心に響くので抜粋するのに骨がおれます、時代順に読んでみたいと想いますが、図書館で目にふれた作品をつい手にとって味わうのも善いですね。 -
「『ただいま』を言え言え言えと言われれば『ただいません』と返すおさなご」
テレビを見る子どもを膝に乗せて、この歌を読んだ時に思わず声を出して笑ってしまいました。
この歌を教えたら、我が子もケラケラと笑っていました。
過日放送された「あの本、読みました?」に出演されていた俵万智さん。
この歌集は出産後の作品ばかりだと仰っていたので、子ども中心の、このバタバタな日々をどのように詠っているのか興味が湧いて図書館で借りてみました。
何でもっと早く短歌に触れなかったのだろうと後悔するほど、素晴らしい歌集でした。
限られた文字数でこんなにも情景が浮かぶものかと感嘆しましたし、子育て中の些末なあれこれをユニークかつ繊細に切り取る感性たるや、お見事。
時に笑い、時に目頭を熱くしながら読み終えました。
仙台にお住まいの際に東日本大震災を経験され、そこから石垣島へ移住されたそうです。
その時期に詠んだ歌で構成されている本歌集。
「空腹を訴える子と手をつなぐ百円あれどおにぎりあらず」でガツンとやられまして、
「抱っことは抱きあうことか子の肩に顔うずめ子の匂いかぐとき」で、毎日の抱っこリクエストを煩わらしく感じていた自分を恥じ入り、
「無垢、無邪気、無心、無防備 笑顔とは無から生まれるものと思えり」で俵さんの子どもに対する柔らかな視点に多くを学びました。
日本語の良さ、素晴らしさに改めて気付くこととできた一冊。
良いタイミングで良い歌集に出会えました。
読書の幅が広がりそうです。
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大好きな俵万智さんの歌集だが、ピンとくるのが少ないのはなぜ。あとがきで言われてるように自然詠が増えたからか。微妙なる心情の揺れが好きだったのに、その歌が減ってるのか・・。いずれにしても、短歌は生き物、その時ごとに変わるものなんですね。
気になった歌も少なめ、そしてこの歌集では異質かも。
・「電柱柱抜けそうなほど揺れていた」震度7とはそういうことか
・係員の入力ミスか「日本は終了しました」とある掲示板
・中一も小一もいる鬼ごっこ小一専用ルール生まれる
・次に会うときは長袖かもしれずアニエスベーで買うワンピース
・「おばあちゃん次は何色?」子は問えり米寿をベージュと聞き間違えて
・落ち葉踏む音をおまえと比べあうしゃかしゃかはりりしゅかしゅかぱりり
・貝殻をはずされてゆく寒さにて母子家庭とはむき身の言葉
・無垢、無邪気、無防備 笑顔とは無から生まれるものと思えり
・この人の何を私は知っていて何を私は知らないでいて
・ゆで加減繊細すぎるパスタなり君の心の芯を残して
・愛よりもいくぶん確かなものとしてカモメに投げるかっぱえびせん -
仙台、高齢出産、親族の死。
歌人の手にかかると、こうなるのかと。
偉大です。
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初めての俵万智さん、というか句集。最近はプレバトの影響もあって、俳句や短歌にも興味がわいてきている。この句集は鈴木保奈美さんの番組で知った。タイトルにもなった俳句も良かったが、仙台や松島の風景が浮かぶ句はとっても良かった。句集や歌集って、いいね。今回は図書館で借りたけど、手もとに置いてパラパラってめくりたいかも。
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本当に息子さんのことが好きなんだ、と思う。
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「オレが今マリオなんだよ」島に来て子はゲーム機に触れなくなりぬ
「おばあちゃん次は何色?」子は問えり 米寿をベージュと聞き間違えて
この人の感性の瑞々しさ。
普遍的な「子ども」の持つ感性の瞬間のきらめきを美しさを17文字に切り取ることの困難と美しさを見る。 -
震災以降、沖縄石垣島に移り、その選択を肯定し、一時的な旅人の目線から、定住する様にかわっていく短歌。さらに息子も成長して会話や行動が活発になっていくので、石垣島の自然とマッチした生き物を感じる短歌でした。
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俵万智さんの子育てしながら読んだ句が好き。
沖縄で過ごした時間は子どもたちにとってとても貴重な時間になっただろうな。
自分の子どもにも自然にたくさん触れて欲しいな。 -
俵万智さんの短歌が一番好きです。
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何気ない会話や日常も角度を変えて見てみるとキラキラ輝いてくるということをこの本は教えてくれる
著者プロフィール
俵万智の作品
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近年の局地的な大雨や...
近年の局地的な大雨や集中豪雨は全国で起こっていますね、、昨年は、私の実家のすぐ側でも大規模な土砂崩れが起きています。(>_<)(私はスマホにNHKの防災アプリを入れています。)
ちょっと本の感想とはそれてしまいましたが汗、心安らげる読書の時間をお過ごしくださいませ。
ちょっと余談になりますが、私も図書館で「ばけねこぞろぞろ」という絵本を借りましたら、、、絵が怖かったですーーー( ; ; )夏の夜の涼をとるのにはお薦めできるかもしれません、、、笑
今日は部屋のデトックス(片付け)中です。ε-(´∀`; )本も少し整理しようと、、、頑張ります。笑
ありがとうございます♪
私の部屋にも積ん読本の山がありますが、崩落は大丈夫みたい...
ありがとうございます♪
私の部屋にも積ん読本の山がありますが、崩落は大丈夫みたいです(笑)
疲れがたまらないように、リフレッシュされて下さいね(⌒0⌒)/~~
善い一日になりますようにp(^-^)q
本の山にも、お気をつけくださいませ〜
(=´∀`)人(´∀`=)
本の山にも、お気をつけくださいませ〜
(=´∀`)人(´∀`=)