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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784163900018
作品紹介・あらすじ
武将の妻たちの凛とした姿
徳川頼宣に嫁いだ加藤清正の娘八十姫の秘話、鍋島直茂の妻と姑の間のふとした会話、伊達家から立花へ嫁に来た母の実家への想いなど。
みんなの感想まとめ
戦国時代を生き抜いた女性たちの凛とした姿を描いた短編集で、実在の人物を基にした物語が展開されます。武士の妻たちが持つ覚悟や愛情は、彼女たちの運命を超えた強さを感じさせます。特に、加藤清正の娘である八十...
感想・レビュー・書評
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短編集。戦国の世を凛々しく戦い生き抜いた女性達を描く。
細川忠隆に嫁した前田利家の七女千世、鍋島直茂の継母慶誾尼と妻の彦綱の話など。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
現代とは全く価値観に触れて勉強になった
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2021.03.28
戦国の世のお方様は左様なものであったかと改めて思う。武士に劣らぬ凛とした武士道を感じる。 -
戦国期のとある武士の奥方たちをとりあげた短編集。完全創作でなく、実在の人物+if、というテーマだけでめっさ好み、、だったうえに、葉室さん九州の方なんですね、やけに西側の藩由来の話が多いとおもった。
山桜記、というタイトルはどの短編かを抜粋したようなものでなく、おそらく凜と生きた女性たちの姿と山桜を重ねてのことなのかな、良いタイトル。
個人的には八十姫の話が短編ながら涙するほどよかった、映画になりそう。清正公についてあれこれ勉強していた最中だったので、より心に沁みた。
牡丹咲くころの伊達騒動のifストーリーもドラマティック。伊達家好きさんにはこちらをお勧め。原田甲斐の生き様よ、、
乱世の武家の女たちは、婚姻も自分の意思の入る余地などない運命だったろうに、この1冊に出て来る妻たちの覚悟と愛は深い。読み応え十分な短編集でした。葉室作品はじめてだったので、また積極的に手に取ってみたい。
短編七つ、タイトルと描かれた妻についての覚書
汐の恋文
肥前:竜造寺家家臣 瀬川采女の妻 菊子(島津家小野摂津守娘)
氷雨降る
肥前:有馬晴信妻 ジュスタ(公家中山親綱娘)
花の陰
肥後:細川忠興(←ガラシャの息子)の妻 千世(前田利家娘)
ぎんぎんじょ
肥前:鍋島直茂妻 彦鶴(肥前:士豪石井常延娘)
くのないように
紀州:徳川頼宣妻 八十姫(肥後:加藤清正娘)
牡丹咲くころ
筑後:立花忠茂妻 鍋姫(伊達忠宗娘)
天草の賦
誰の妻としてかはネタバレになるしifの部分なので、、
黒田万 (黒田宣之←官兵衛異母弟、の孫娘)
※筑前糸島の浦姫伝説に絡む -
戦国時代から江戸時代にかけての女性の物語。もののふとして生きる男の影になりながら、哀しい思いやささやかな幸せを綴った物語。
「牡丹咲くころ」の原田甲斐には泣きそうになった。 -
短編集。
実話なのかフィクションなのか、と要らぬことを考えてしまい、話に入り込めない。 -
短編集
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戦国時代の藩に嫁いだ女たちの7編である。
作者、葉室麟の繊細な感覚で、女性の優しさと、戦国時代に翻弄させられながら、凛とした生き方をしており、又夫婦仲の良さを、物語っている。
八十姫の名付けた理由が、苦が無いように、(九がないように)との親心も、なるほどと思う。
キリシタン物が、多かったが、楽しく読めた本であった。 -
短編集。あまり印象に残らない話で、なぜ山桜なのかがわからない。
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【武将の妻たちの凛とした姿】徳川頼宣に嫁いだ加藤清正の娘八十姫の秘話、鍋島直茂の妻と姑の間のふとした会話、伊達家から立花へ嫁に来た母の実家への想いなど。
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化学調味料入のような。
タイトルの意味不明。 -
戦国末期から江戸初期の大名家の男女~汐の恋文:肥前佐嘉・竜造寺政家の家臣で朝鮮出征中の瀬川采女に書いた文が浜に流れ着き,滞陣中の秀吉の目に触れた。妻・菊子が名護屋城に呼び出されるが,成敗された梅北の妻女への残酷刑を非難すると,夫に身代わりの帰国するように文を書かされる。夫が死を覚悟して帰国すると,ちょうど淀君が男子を出産した喜びに赦された。氷雨降る:九州島原の有馬晴信に公家の中山親綱の娘ジュスタが輿入れした。関ヶ原では東側に付き,小西行長と袂を分かち,ポルトガル船を攻撃してジュスタを失望させるが,長崎奉行の配下に金品を騙し取られた不行跡を責められ,切腹を命じられたが,キリシタンとして自害はできず,斬首されるが,天に祈る声が誰にも聞こえ,ジュスタは首級を抱き親吻した(日本西教史)。関ヶ原で東側についた細川忠興の妻は明智光秀の娘・玉子であるが,大坂方に取り囲まれ屋敷と共に焼死した。妻で前田家出身の千世は命惜しみをしたと非難され,離縁を求められて同意しない息子の忠孝も廃嫡される。夫婦は京で暮らす。慶長5年,肥前の鍋島直茂の継母慶誾尼が嫁の彦鶴に誾誾如と遺言を残した。もともとは竜造寺家であったが,臣下の鍋島に降嫁したのだった。くのないように:加藤清正の娘・八十姫は家康の十男頼宣のもとに嫁すが,清正愛用の片鎌槍が嫁入り道具に加えられていた。加藤家が潰され,多くの武士が浪人となり,由井正雪や丸橋中也も紀伊屋敷に出入りしていたのだ。牡丹の咲くころ:柳川藩主立花忠茂に嫁いだ鍋姫は仙台伊達藩の出身だが,縁談をまとめ,家光まで話を持って行ったのは原田甲斐という伊達の重臣であったが,忠茂と連携して大藩の騒動を収める役割を果たしたのだった。天草の譜:黒田忠之は如水の孫であるが,自分を藩主にしてくれた功労者・栗山大膳を斥け,不穏な動きを咎められ,領地没収の憂き目を見るところであったので,島原の乱が起こると汚名返上の機会だといきり立つ。予言をなす浦姫の生まれ変わりだという万が現れ,危ういところを救われるが,祖父の弟の娘でキリシタンでも有り,天草四郎の恋人でもあって命乞いを申し入れてきたのだった~彼自身が小倉の生まれで,九州大名の大名の話を集めて書いたらしい。もっと侍らしい物語が読みたいが
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これはすごく好き。秀吉から家康あたりの各藩の女たちを描いた短編集。涙ちょろり。
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葉室作、短編も良し、女性に焦点をあて、装丁もお洒落。
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一話一話がしっかりと描かれている。趣がある
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どれも記録に残っている話を膨らませていて、違う内容の小説となっているエピソードもある。
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徳川頼宣に嫁いだ加藤清正の娘八十姫の秘話、鍋島直茂の妻と姑の間のふとした会話、伊達家から立花へ嫁に来た母の実家への想いなど。
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葉室麟初の短編集。葉室先生はそもそもスロースターターの小説が多く、淡々と描きラストでまとめてゆく感じが強いので短編集は興味深かった。
主題はすべて大名・武将へ嫁いだ妻たちの思い。
竜造寺家中の妻「菊子」
有馬晴信へ嫁いだキリシタン「ジェスタ」
前田利家の娘で細川忠興の嫡男忠隆に嫁いだ「千代」
鍋島直茂の妻「彦鶴」と姑「慶誾尼」
徳川頼宣に嫁いだ加藤清正の娘「八十姫」
伊達家から立花宗茂の嫡男忠茂へ嫁いだ「鍋姫」等
それぞれのストーリーはなかなかの短編集。
ただ、本筋とは関係ないが、鍋姫「牡丹咲くころ」の伊達騒動の原田甲斐のストーリーは、山本周五郎「樅の木は残った」を踏襲しているように見え、これはどうかと思う。
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