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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784163900056
作品紹介・あらすじ
戦後の日本人を鼓舞したスター。
”世界のミフネ”の栄光と晩年の孤独を描く。
『羅生門』『七人の侍』『用心棒』など日本映画界が誇る名作の数々に主演し、スティーブン・スピルバーグらハリウッドの巨匠も憧れた“世界のミフネ”。
一方、私生活では酒乱や不倫騒動でスキャンダルにまみれ、自ら経営する三船プロダクションは、腹心の裏切りによって窮地に立たされた。
盟友・黒澤明監督との不仲の真相、そして、初めて明かされる最晩年の出来事まで。
不器用にしか生きられなかった昭和のサムライの波乱万丈の人生に迫る。
みんなの感想まとめ
波乱に満ちた昭和のサムライ、三船敏郎の人生を描いた本作は、彼の映画界での栄光と私生活の複雑さを深く掘り下げています。名作『羅生門』や『七人の侍』に主演した彼は、映画界の巨星として知られていますが、私生...
感想・レビュー・書評
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三船敏郎が映画デビューして70周年.記念に「世界のミフネと呼ばれた男」という展覧会が東急本店で開かれた.それが面白かったので,この評伝を手に取る.
評伝というにはちょっと踏み込んだ批評,評価がなく一面的な気がするが,三船敏郎のエピソード集としてはなかなか興味深い.
酒に酔ったときのこと,黒澤明とのこと,晩年のこといろいろよく取材して書いてある.現実はどうであったかはわからないが,これを読んで北川美佳,三船美佳親子に良い感情を持つ人はいないだろうな.
何度か前を通ったことのある三船プロの入っているマンション.そこに大きな撮影所があったことは今は全くうかがい知れない.ビジネスの世界は厳しいとはいえ,なんだか寂しいものだね.詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この著者にはあまりいい印象がなかったのだが、これは良かった。三船だけについて書かれた本って意外となく、黒澤がらみで書かれることが多いので、三船プロの顛末や、晩年のスキャンダルなど、きちんと書いてあるのがとてもよかった。愛人の北川美佳が熱心な創価学会信者であったことなど、噂で聞いたことはあっても、ちゃんと文章で発表されたのを見るのは初めてだ。
三船が几帳面で細やかで潔癖症だったことは読んだことがあって知っていたが、これほど証言が集まるとショックを受ける。スクリーンの彼は豪放磊落な役が多かったから。
黒澤との余人には理解し難い愛憎関係も、よく調べている。単に仲たがいしたとか、利害が一致しなくなったとかいう単純な問題ではないのだろうと思ってはいたが、この本の書き方はとても納得できた。
それにしても、三船のような輝く「スター」っていなくなったなあ。圧倒的な存在感があったなあ。
また三船の出た映画が見たくなった。 -
平成末期、取材結果を中心に筆を進めれば、こうなってしまうのだろう。新たな視点や解釈、そしてそれらへの深掘りなどは一切ない。また個人的に知りたいと思っていた監督やスターとの激突、晩年の心情なども語られず。
ただ、老いた三船を捨てた北川美佳、という定説は事実ではないらしい、という記述があり、それはちょっとした驚きであった。またそれを受けた長男の「最後に戻ってきてよかった」、次男の「最期まで一緒にいてくれていたら」、というそれぞれのコメントも深くて良かった。それだけで読む価値があったと思えた。 -
三船敏郎、やっぱり好きだ!彼の身体能力はそんなに凄かったのかと知らされた。筆者や黒沢久雄氏も言っているが、東宝にはぜひ黒沢作品のリマスター版を出して欲しい。
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魔境~殺生谷の秘密
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この本を読むことによって、三船敏郎氏のイメージが大きく変わることはなかった。しかし、プライベートのエピソードに関する証言などに接することで、人間的な厚みが増し、よりその魅力が増えている。読み終わった後、主演映画を片っ端から観たくなっている。
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【“世界のミフネ”の知られざる実像に迫る】世界が尊敬する日本人、三船敏郎。スターの華麗な人生と離婚騒動や会社の内紛などの波乱、知られざる晩年の様子がいま明らかに。
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これも昭和史の一冊として読んだ。
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三船・黒澤の出会いに高峰さんが絡んでたのかあ!
67年三船プロオープンセットの「上意討ち」は成城で撮影してたのか!
68年五社協定破棄の「黒部の太陽」。
初めて知る晩年のミフネ。 -
その時代を映す 人物 って いますよね
たしかに 三船敏郎さん は そのお一人ですね
三船さんの「映画」を観てきた人は
いうまでもなく かなり楽しめるでしょう
三船さんの「名前はなんとなく」の人も
戦中から戦後すぐの「日本」を考える1冊
として 楽しめるのではないかな…
たぶん
その時代 それぞれに
その人だからこそ
そういう生き方をした
という「人」がいますよね
じゃあ
あの国の
あの人が 生きていた時代は
どんなのだったろう
と 思いを馳せることのできる
1冊でした -
映画が残っただけでも良いではないか。
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僕は良かった。松田美智子さんの作品は二作目だが、僕に合っている。
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三船といえば、七人の侍の竹千代のイメージが
強いのですが、そんな三船さんの男気、その
裏面を伝えた本書です。
飲み会で散らかったグラスを早朝一人で
自分で洗っている姿。掃除が大好きな姿。
そういう潔癖さと、他人に対してとにかく
気を使う性格、だけど酒癖がやや悪くなる、というのは
心のどこかに無理をしている証なのかなとも
思いました。自分でも何となく、あてはまるような。。
ただ本書の帯は、黒澤明との確執とか書いてあったけど
全然そんなことないのは本書読めばわかるので
これは売らんがための、全く見当違いの帯文でしょう。
私は男三船の生きざまが、主演映画を中心に描かれて
いるのでかなり満足の内容でした。
が、やはり、「あかんやつら」のあの煮えたぎるような
熱い感動と比較すると見劣りしてしまう内容で
あることも確かです。 -
5作 酔いどれ天使、蜘蛛巣城、羅生門、レッドサン、無法松の一生
喜多川美佳 創価学会
5社協定
東宝 三船敏郎
大映 勝新太郎
日活 石原裕次郎
東映 中村錦之助 -
まあ、これ位のページ数でまとめるのなら、晩年の三船敏郎、三船プロダクションの事柄を中心に書くのは一つの方法だろう。また、若い時期の三船について書きたいと思っても、取材相手すべき相手がほとんど故人であっては致し方ない。これは、著者あとがきのとおりであるとは思う。インタビュー については、二人のご子息が良くここまで語って頂けたと感謝する。
とは言え、私に不満が残るのは、三船敏郎という映画俳優の魅力を「サムライ」というマッチョ的な性格に染め上げて叙述してしまうことだ。確かに、それが世間一般のイメージであり、興行収入を稼いだのもその部分だろうが、三船の持っていた映画俳優としての多様な可能性についても、もっと分析して欲しいのだ。「下町」とか「妻の心」など、もっとソフトな中年男の魅力なども表現できる俳優だったと信じているのだが。 -
期待して読んでみたが、もう一息であった。もっと多くの人が取材に応えてくれたなら、厚みが出たであろうと思う。例えば映画づくりやプロダクションを興してからの製作の現場の様子など。
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著者プロフィール
松田美智子の作品
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