ミッドナイト・バス

著者 :
  • 文藝春秋
3.74
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本棚登録 : 767
レビュー : 146
  • Amazon.co.jp ・本 (445ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163900063

感想・レビュー・書評

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  • 王様のブランチを偶然みたのがきっかけです。この手の作品は好みじゃないことが多く、昔四十九日のレシピを読んだけど好きじゃなかったので敬遠してたのですが、出てくる主人公の娘の名前がわたしと同じことをブランチで知り、ついつい手にとってしまいました。

    とても綺麗にまとめっている家族小説。綺麗にまとまりすぎてるのがまず好きじゃない。泣ける、とあるけどどこでも泣けなかった。
    自分自身の家族はわりかし仲は良いけれどこの家族のように絆の深さや、例えばおこっているときのクセとかわかんないなーとか思っちゃったし。なんか綺麗事ばっかりって思ってしまった。ラストもみーんなハッピーエンド的なのも好きじゃない。こういう作品は好みじゃない、虫唾が走るとまではいかないけれど。

    あとこの作者の書き方読みづらいんですよね。一人称がぶれがち。誰が会話してるのか見失うことが多々あった。
    終始もやーとする作品。辛いこともたくさんあったけど、離れていても一緒だよ、なんて綺麗事すぎだわー。家をでてった母とあんな風にわだかまり溶けるもんか? いや違う、と思うわたしはひねくれものでしょうかね。

  • いくつになっても、人は素直になれずすれ違ってしまったり、遠回りしてしまったり。不器用な大人がとても愛しく思える物語だった。

    オススメ!

  • 今年読むベストバウトになりそうだなぁ♪。絶対的距離感の駆け引きが絶品。"ハクチョウさん"がつなぐ…東京と新潟、各章の視点。高宮親子と繋がる人々、紡ぎ直す人々、すれ違いざま擦る人々、濃厚な血を通わせながらも不器用な大人と子どもの物語♪。そして、各々の夜明けは深く切ないながらも希望が拓ける。"いやな人ね"…のリイチさんは少々、罪な人!?じゃないか!、、。すぐにもう一度、読み直したくなった!。

  • 20145月西宮図書館

  • すごく良かった。久しぶりに泣ける本に出会った気がします…

  • 家族再生の物語かな?と
    家族というくくりではなくて大人になった家族の問題かな。
    それぞれの心情がよく書かれていて良かった。
    長距離夜行バスがいい具合に絡まってきて素敵な話になっていると思う。

  • 2014,05,03

  • しっとりとした作品。
    それぞれの切ない人生が。。
    不器用だけど、懸命に生きている。

  • てっきり高速バスの運転手がお客さんの人生を乗せて走る的な話かと思ってたらほぼ運転手の家族の話だった。離婚した奥さんと新しい恋人の関係がかなりおもろい

  • 待ちに待った伊吹有喜さんの新作。やっぱり素敵な物語でした。人はみんな弱いよね。強そうに見える人も元気そうに見える人も飄々と生きているように見える人もきっとみんな色々な悩みや寂しさががあると思う。人との繋がりは目に見えないから不安にもなるし孤独も感じる。それでも毎日踏ん張って頑張って明日に繋いでいく。大切な人と一緒に居られなくても遠くに離れていても、その人
    が辛いときには心の支えとなるって事を伝えておこうと思った。

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著者プロフィール

伊吹有喜(いぶき・ゆき)
1969年三重県生まれ。三重県立四日市高等学校、中央大学法学部法律学科卒業。四日市市観光大使。1991年に出版社に入社。雑誌主催のイベント関連業務、着物雑誌編集部、ファッション誌編集部を経て、フリーライターになる。2008年に永島順子(ながしま・じゅんこ)名義で応募した『風待ちのひと』(応募時のタイトルは「夏の終わりのトラヴィアータ」)で第3回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞。2009年に筆名とタイトルを改め同作で小説家デビュー。2014年『ミッドナイト・バス』で第27回山本周五郎賞候補、第151回直木賞候補。2017年『彼方の友へ』(実業之日本社)本作で第158回直木賞候補。

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